走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

鍵谷カナ祭

2008年05月28日 19時41分19秒 | その他
 一年生の初体験

 今日、垣生地区出身で伊予絣の創始者・鍵谷カナさんの功績をたたえた「鍵谷カナ祭」がありました。
この祭は、鍵谷カナさんの命日に執り行われますので、今年は平日になりました。

 通常、平日のイベントは、人があまり集まらないものですが、地域の人たちはこのお祭を楽しみにしているようで、たくさんの人でにぎわっていました。

 地元の小中学校も鍵谷カナさんを顕彰しようと、学びの時間を設けています。
このことは、本当に大事なことだと思うのです。
自分が生まれ、育った地域に、優れた人物が輩出されているということを学ぶだけでも、その地域を愛する人が一人でも多く出てくれるような気がします。

 また、この垣生公民館の田中 誠 公民館主事にとっては、始めてのビッグイベントでした。
彼は、何年ぶりかの新規採用職員です。
ですから、私なりに気に留めている公民館でもあります。

 そして、裏方に回って、彼の仕事ぶりを見させていただきました。
彼なりに孤軍奮闘、がんばっていました。
その彼から、呟きともとれる言葉が発せられました。

 「仕事を進めながら、課題を抽出しています。
  そして、すぐに改善できること、すぐには改善できないけれども
  来年には改善した方がいいものについては、その答とともに
  残そうとしていますが、忙しいとパニックになってしまい、
  つい忘れてしまいます。
  こんなんじゃあ、いかんとわかっているのですが、まだ余裕が
  ないと思っています。」

 いゃあ、大したものです。
私などは、(役所に)入った年に、こんなことは考えられませんでしたから。
頼もしい部下を後に、笑顔を浮かべながら帰ってきました。

 田中君、好きなようにがんばりなさい。
 失敗さえ恐れなければ、君は確実に伸びていきますよ。がんばって!!

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