走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

十河 信二 伝 PARTⅠ

2006年04月01日 00時56分37秒 | その他
●十河信二の国鉄改革

①組織の再生
 半官半民とは、いわば官吏に金儲けを強いるシステムである。
 官僚ほど採算に無頓着な人々はいない。
 破綻は目に見えている。
 一般に官僚は、大過なく過ごすことをもって美徳とする。
 累積する赤字額より、帳簿が正しく書かれることをよしととする。
 得点よりも失点を恐れ、系統、年次、学閥を尊び仲良しグループをつくる。
 しかし、十河は次のような改革を行った。
 ・民有車輌制度
  民間の車輌会社から国鉄が車輌を借り上げるというもの。
 ・支社制度
  各支社に権限を大幅に移譲し、現場の創意工夫によってサービスと採算を
  向上させようというもので、後の分割民営化のもととなった。
 ・能力主義の徹底
  

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