走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

荏原公民館の夏祭り

2007年08月18日 22時34分35秒 | その他
☆☆☆ 地域一体型のお祭

 荏原地区のお祭は、地元の特別養護老人ホーム三施設との合同で行われています。
 そのため、準備のほとんどを施設側でやってくれるため、公民館は本当に大助かりです。
 また、出店も各団体ごとの独立採算制のため、積極的にやってくれています。

 最近、さまざまな地域の事業を見させていただき感じることは、「地域の自立」とは、まず住民の自立心をいかに高めるかがポイントであります。
そのためには、何気ないことですが、このような事業を通して、「ヤル気」を引出すために参加者に任せるということと、その恩恵(一番は事業収益)をお渡しすることではないかと思うのです。
 ここ荏原公民館では、利益が出た時には一定の割合を公民館に入れていただき、その利益を回りまわって地域の利益として還元するという手法をとっておられます。
損をすると、当然、団体が負担しなければなりませんが、当事者としての意識をもち、利益を出すためにいろいろとチエを出し、工夫をしてくれています。

 今、様々なところで「まちづくり」や「コミュニティの復活」など、さまざま議論をされていますが、実は既存のこういった事業を見直すことで、住民の意識を変えることができるんだと実感した事業でした。

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