走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

参議院議員通常選挙(その3)

2013年06月08日 22時39分33秒 | 職場の出来事

 機械点検、第二弾は、開票所で使用している投票用紙計数機です。
 この計数機もかなり進化しており、昭和50年代中ごろまでは大人二人でないと抱えきれないくらい、大きく重たいものでした。
 そして、だんだんコンパクトになり、軽くなり、計数スピードも飛躍的に伸びました。
 今の機械は、OCR機能が付いていて分類と計数両方をする機能がついています。
 最新の機能では、投票用紙が表裏が混在していても読み取って、分類・計数するそうです。
 本当にびっくりです。

  
 機能が高まったため、点検作業も綿密かつ慎重に行われます。

  
 これが読み取って分類された後、候補者ごとに整理されるところです。

  
 本番で壊れたりしては困りますから、徹底して点検します。中は、まるでロボットのようです。

  
 サンプル紙を使って、円滑に計数できるかどうかをチェックしております。

 このように、選管の仕事は目立たないところでたくさんの人の力を借りて、完璧を期すよう日夜汗をかいています。


参議院議員通常選挙(その2)

2013年06月08日 22時00分11秒 | 職場の出来事

 選挙の前には期日前投票や投票当日投票所で使用する機会の点検を行います。
 日々使っている機械なら、癖や調子がわかるのですが、選挙の時しか使わないため事前の点検が欠かせないのです。

 このコーナーでは、投票用紙交付機の点検について紹介します。

  
 このタイプの交付機は30年前に誕生したもので初代の投票用紙交付機です。予備機として点検しています。

  

  

  

  
 こちらのタイプは二代目の投票用紙交付機で、かなりコンパクトになっています。サンプル紙を使って稼働チェックをしています。

  

  
 こちらが現役バリバリの最新鋭の投票用紙交付機です。機能も高まり、投票用紙を交付するときには音声ガイダンスが流れたり、男女別集計がしやすくなっています。

参議院議員通常選挙(その1)

2013年06月08日 21時19分45秒 | 職場の出来事

 久しぶりの投稿です。
 古巣に戻って少し安心しすぎていたためかプレッシャーを受け、日々、なにかと忙しく過ごしています。
 よくよく考えてみると、20年ぶりのカムバックなので新人と同じであるという自覚が足りなかったと後悔しています。

 ただ、20年前と変わっていないのは、「選挙管理委員会(略して、「選管」)て、どんな仕事をしているの?」という問いかけです。
 そこで、若い部下(ほとんど子どもと同じ世代)たちと選管の仕事について情報発信していこうということになりました。

 そこで、スポットライトの当たらない選管の仕事にあえてスポットを当てることで、投開票までにどんな仕事をしているのか、公開できる範囲で発信していこうとなりました。
 このブログは私の個人的なブログですが、サポーターとしての位置づけで、部下たちの情報発信を助けたいと思います。

 今回は、選管倉庫の中を少し紹介させていただきます。

 
 投票所には体の不自由な方や歩くのが不自由なお年寄りも来られます。車いすもかなり準備しています。

 
 この投票箱は、折りたためない投票箱です。しっかりしているのですが折りたためないために場所を取ります。

 
 こちらは折りたためる投票箱。昔はスチールだったので運搬時に重かったのですが、今はアルミになっており、かなり運ぶのが楽になっています。

 
 投票所用マットです。こちらも軽い素材になっています。前のマットは一本で20キロもあり、それを数百本運ぶといつも腰痛になっていました。

 
 このジュラルミンのケースは、投票所に送る消耗品などを入れる箱です。もう30年以上使っています。