近畿地方の古墳巡り!

歴史シリーズ、第九話「近畿地方の古墳巡り」を紹介する。特に奈良盆地・河内平野の巨大古墳・天皇陵の謎などを取上げる。

東京新宿ど真中の市谷で発見された縄文人骨とは!

2013年02月04日 | 歴史
縄文遺跡を追いかけているファンにとって、とんでもないホットニュースが飛び込んできました。

東京都新宿区役所は1月30日に、市谷住宅街のマンション建設予定地から約4千年前の縄文時代のものとみられる11人分の人骨が見つかったと発表した。





写真は、東京新宿区の市谷遺跡発掘現場の光景とマンション建設予定地から見つかった約4000年前の人骨の様子。

見つかった人骨のうち、7人分は保存状態がよく、新宿区は縄文人の暮らしぶりが分かる貴重な資料としている。

当時の縄文人の顔立ちを調べるため、顔を復元することも検討しているらしい。

同区によると、現場は新宿区市谷の住宅街で、昨年11月、マンション建設のため民間業者が発掘調査し、人の脚の骨を発見しビックリ仰天。

その後、約300㎡の地中から縄文式土器とともに次々と人骨が見つかったと云う。

埋葬されていたとみられるが、近くに竪穴住居の跡もあったらしく、縄文ムラの一角であったと想像される。

国立科学博物館が一部の骨を鑑定した。付近は武蔵野台地と呼ばれ、骨が溶けやすい酸性の土壌にも拘わらず、今回の一大発見に至ったことに対して、新宿区文化観光課の担当者は「貝塚などを除き、整った人骨が見つかるのは珍しい」と話している。

新宿区の防衛省近くの住宅街から、11体もの縄文時代の人骨が見つかったとは本当に信じがたい。

これまで関東平野で見つかった縄文時代の人骨は、海に近い貝塚から出土したものばかりだが、今回の現場は海岸線から離れた台地上であり、当時の地形にも想いを馳せる。

新宿区の担当者は、「大変珍しく、保存状態もいいので貴重だ」と興奮気味だったらしい。

今後の更なる珍発見に期待したい。




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