もう一つの最新ホットニュースは、沖縄最大の観光資源である珊瑚の死滅消失状況で、環境の適正レベルが益々悪化している証拠と云う。
近年二酸化炭素の増加による海水温度の上昇、土地改良事業・乱開発などによる化学肥料の海水混入や森林伐採による海への栄養供給ストップ等々によって、起こる珊瑚の“白化現象”が沖縄諸島のあちこちで、問題となっている。
又ウィルスによる謎の病気やオニヒトデの大量発生などで、珊瑚を死に追い遣っていることも事実。
写真は、沖縄諸島に広がる、珊瑚の白化現象2点。
白化とは、文字通り、サンゴが白く脱色したようになる現象で、規模が大きいとサンゴ礁が丸ごと真っ白になってしまう。そして白化が長時間に及ぶとサンゴは死滅する。
サンゴの白化現象は海水温が上がったり、海水の塩分濃度が低くなったりした場合によく起こるらしい。
白い砂浜に、“金銀サンゴ”と呼ばれる美しいサンゴの群生、魚類やえび・貝・繁茂する海藻類と、そのなかを出入りする原色の海生物たち。
このファンタジーの世界こそ、日本人が抱くサンゴの海であり、沖縄諸島はその宝庫として知られている。
写真は、サンゴの屍骸状況及び下段は珊瑚の屍骸が蔓延した海岸線。
死滅したサンゴはやがて崩れ、魚影もいなくなる。
触ったり足ヒレを引っかけたりするなどダイバーの不注意が、サンゴを少しずつ傷つけ・死滅させるケースも増加していると云う。
沖縄の某研究所・某新聞社の共同調査によると、日本最大のサンゴ礁域、沖縄県・石西礁湖のサンゴが、この5年で7割失われたらしい。
写真は、八重島諸島の地図及び空から望む石西礁湖。
石西礁湖は、石垣島と西表島に挟まれた東西約30キロ、南北約20キロの範囲に広がるサンゴ礁海域。浅い湖のような海底に300種超のサンゴが分布していると云う。
石西サンゴ礁海域喪失の原因は、07年夏~秋に発生した海水温度上昇による白化とみられるが、台風の大波でサンゴが破壊された場所も多かったと云う。今後、最も懸念されるのは更なる海水温上昇に伴う白化の多発だ。
サンゴの白化現象は世界規模に広がり、1998年の大規模な白化は、海水温の上昇が原因であったとされ、太平洋・インド洋・紅海・ペルシャ湾・地中海・カリブ海沿岸などにも及び、少なくとも32カ国で起きたらしい。
地球温暖化によるサンゴ礁の破壊は、沖縄諸島のみならず、世界規模の環境悪化によるもので、地球環境サミットによる温暖化防止対策の早期合意・実行が待たれる。
近年二酸化炭素の増加による海水温度の上昇、土地改良事業・乱開発などによる化学肥料の海水混入や森林伐採による海への栄養供給ストップ等々によって、起こる珊瑚の“白化現象”が沖縄諸島のあちこちで、問題となっている。
又ウィルスによる謎の病気やオニヒトデの大量発生などで、珊瑚を死に追い遣っていることも事実。
写真は、沖縄諸島に広がる、珊瑚の白化現象2点。
白化とは、文字通り、サンゴが白く脱色したようになる現象で、規模が大きいとサンゴ礁が丸ごと真っ白になってしまう。そして白化が長時間に及ぶとサンゴは死滅する。
サンゴの白化現象は海水温が上がったり、海水の塩分濃度が低くなったりした場合によく起こるらしい。
白い砂浜に、“金銀サンゴ”と呼ばれる美しいサンゴの群生、魚類やえび・貝・繁茂する海藻類と、そのなかを出入りする原色の海生物たち。
このファンタジーの世界こそ、日本人が抱くサンゴの海であり、沖縄諸島はその宝庫として知られている。
写真は、サンゴの屍骸状況及び下段は珊瑚の屍骸が蔓延した海岸線。
死滅したサンゴはやがて崩れ、魚影もいなくなる。
触ったり足ヒレを引っかけたりするなどダイバーの不注意が、サンゴを少しずつ傷つけ・死滅させるケースも増加していると云う。
沖縄の某研究所・某新聞社の共同調査によると、日本最大のサンゴ礁域、沖縄県・石西礁湖のサンゴが、この5年で7割失われたらしい。
写真は、八重島諸島の地図及び空から望む石西礁湖。
石西礁湖は、石垣島と西表島に挟まれた東西約30キロ、南北約20キロの範囲に広がるサンゴ礁海域。浅い湖のような海底に300種超のサンゴが分布していると云う。
石西サンゴ礁海域喪失の原因は、07年夏~秋に発生した海水温度上昇による白化とみられるが、台風の大波でサンゴが破壊された場所も多かったと云う。今後、最も懸念されるのは更なる海水温上昇に伴う白化の多発だ。
サンゴの白化現象は世界規模に広がり、1998年の大規模な白化は、海水温の上昇が原因であったとされ、太平洋・インド洋・紅海・ペルシャ湾・地中海・カリブ海沿岸などにも及び、少なくとも32カ国で起きたらしい。
地球温暖化によるサンゴ礁の破壊は、沖縄諸島のみならず、世界規模の環境悪化によるもので、地球環境サミットによる温暖化防止対策の早期合意・実行が待たれる。
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