★飛び込み記事です★
■秋の吹き寄せ:焼き板を重ねた、椹のへしこ焼き、かぼすの器に菊花なます、黒いちじくの焼き、松葉むかご、銀杏、栗の茶巾絞り
日本の秋♪ 錦秋の秋♪
吹き寄せられた、とりどりの秋が輝きを放っています。
美しい仕事に、ため息をつく。丁寧に作り込まれた伝統の食の形に、ほれぼれとします。
惜しみつつ(笑)、箸をつければ、一つづつ異なる味を組み合わせている、絵図のある仕事に嬉しくなるのです。
へしこ焼きの滋味ある旨苦さ。菊花なますのすきっとたつ青さ。栗茶巾の香る渋甘さ。黒いちじくの蠱惑的なイケナイ甘さ。銀杏とむかごの日本の恵の味わいに。
実りの秋は、複雑な甘さと、枯れゆく名残のほろ苦さが、交錯するからこそ、特別に美味しく感じるのかもしれない…。
日本の秋に頭を垂れる…そんな気持ちにうたれる、いい仕事をみせて貰った感動の一皿でした。
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