過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

白い朝にも熱感が加わる

2023-12-13 12:34:00 | 美味しい食



12月も中盤に入りました。朝の日の出が遅い時期です。
○牛乳
○クラムチャウダーでオートミール
○りんご&ヨーグルト
○コーヒーはマグに注いで、愛車にgo!

暖かいトロミのあるオートミールを口にすると、冬の訪れを意識します。
私には、激動の2023年。あと少し、ちゃんと走り抜きたく思います。(ニッコリ)


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宮沢賢治 追想 4. 賢治を想う道は続く

2023-12-13 05:03:00 | 旅日記


▪️よだかの星
宮沢賢治記念館へ向かう道すがら、胸をぎゅっと、捕まれました。
これはよだか。我が身を焼き尽くすまで、高みに向かっていって。最期は幸せだったろうか? 
賢治の形代の一つだったような、よだか。人の心の奥底にあり続ける暗がりを、覗きこむような、賢治の作品の一つと思います。


▪️宮沢賢治記念館の入り口
静かな佇まいですが、中は全く違います。賢治の作品の断片が、銀河の星々のように、撒き散らかされているような、壁中に広がる展示。
推敲を重ねた、賢治の原稿の過程を追跡し、賢治の作品の完成までの道を探す過程を示す、プレゼンテーション。

賢治だったら、『きみ君、そこの綺羅にのみこまれないようにしたまえ。そこにあるのは、十万年前の星団の跡だよ』なんて、書き付けそうな様子でした。(微笑)

壁に示された、賢治の作品の断片。言葉を拾っていたら、その言葉に出会った日の自分を思い出す。自分を覗き込むような、少し苦しい時間を、私は過ごしました。

沢山の来館者がいて、それぞれの想いを語り合っている声を遠くに聞きながら、賢治の『幻燈』を見ているのだと思っていました。
人に酔った気持ちで、記念館を辞しました。


▪️賢治の設計した日時計、花壇
雪の季節には、寂しい場所(微笑)。
言葉を探す賢治、想いを形にしたかった賢治、我が手で働く意味を考えながらも叶わなかった賢治。沢山の賢治の姿が、この街には残されていました。

▪️宮沢賢治イーハトーブ館
賢治の作品、思考、彼に起因する社会の変化。宮沢賢治を研究する人々のための、資料館も、花巻市にはあります。
事前予約することで、沢山の蔵書に囲まれて、静かに読み、学び、考えることができました。

他者が考える、私と違う宮沢賢治について、想いを新たにしました。



▪️新花巻駅前のレリーフ
誰もがいつか、魂の成長の過程で、銀河鉄道に出会う、と私は思っていました。
乗り込む者、見送る者、降りて停車場から街に暮らす者。自分はどれだろうかと、折に触れ、考えていました。

今回の旅で、初めて気付いたこと。それは、銀河鉄道に出逢わぬ者がいるのかもしれない、と言う驚きでした。
宮沢賢治を読む、読まないではなく、自分の中に湧き立つような、幸いとか真実とかへの希求の感情が見えない者が居るのだ、との驚きです。

自分で選ばず、他者を責めて、不幸を語る人たち。争いを選び、自分だけ一等になりたい人たち。。。

宮沢賢治への旅、私の中を覗き込む旅は、果てしない。それに気づいて、私は新幹線に乗りました。
車窓に光る人家が星のようで。賢治の作品が思い出される時間でした。さぁ、現実に、走る日々に戻ります(ニッコリ)。

長らくお付き合い頂き、ありがとうございました。


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