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過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

山梨の秋に今年も出会う!七福2 ほうとう

2017-11-20 14:58:06 | 日いづる国の伝統食


■ほうとう

最初に合わせ出汁をしっかり取って置き、地の味噌を複数あわせて、そこに南瓜が溶け込むような、昔ながらのスタイルの、ほうとうです。手打ちの麺はムッチリして噛み応えがある。
皆で囲炉裏を囲んで、取り分けて、ふーふーしただろうって、思う気配が嬉しいです。



こんな感じで、取り分けるお椀と共に運ばれてきます。



■塩麹仕立てのほうとう

ここ四年ほど見かける、さっぱりした優しい風味のほうとうです。
昔ながらのほうとうが、解け合う旨さであるならば、こちらは具材の違いも味わう特徴があると、私は感じています。
この塩麹も、おかみさんが作りねかせている。その端境期だった去年はなかったわ…なんて、繰り言をいって甘えてみる(笑)。



平茸、舞茸、椎茸、えのき、私は名を知らぬ美味しい地の茸、ほくほく甘い南瓜、人参、じゃがいも、葱、蒲鉾、油揚、四角豆、白菜、…。
里芋のときも、絹さやの時も、ありました。
だからこそ、折々の季節の恵みと思う、ほうとう。(ニッコリ)

いつも、溢れる混雑のお店が、別館で会食があるからと、珍しく空いていて。おかみさん達の来し方、 店を商うこととこの先など、静かに話をきかせて貰って。
再訪をしっかり思って、後にしました。

様々な地を訪れて、よく戻ってきたと言って貰える幸せ。その地名を聞くたびに、懐かしく浮かぶ笑顔のある幸せ。
旅は非日常だけど、人の生きざまに繋がっていると、思います。

■七福 (山梨県甲州市塩山熊野)


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山梨の秋に今年も出会う!七福1

2017-11-20 02:47:00 | 日いづる国の伝統食
中央道は晩秋の装いになりました。雪が降るかも?!の予報が外れた感謝で、走りました(ニッコリ)。

勝沼ぶどう郷に出向く時のお楽しみ、山梨を感じる味を、いただくことです(ニッコリ)。

美味しい食と、人の誠実さを感じる、大好きなお店に、今年も伺うことができました。



■山梨の郷土料理 馬刺

この錆朱色をみると、元気になるっと感じます。とろっ旨の、香り良い馬刺。生姜、大蒜が添えてありますが、私は生姜醤油でいただきます。

噛むごとに美味しいな、元気になるぞって感じます。ここの馬刺は、私にとって特別。自ら欲して注文する、信頼の味なのです。(ニッコリ)



■天然舞茸の天婦羅

お店の方々が、摘んできてくださる、おいおいの茸や蕗の薹、山菜が、天婦羅になってくるの、嬉しくいただきます。

じゅわりっと、山野のその時、をいただきます。うまうま。

壁には大人の頭ほどの舞茸を見つけた日の写真が張ってありました。この日に当たったお客様が、喜ばれた話を、ニコニコ聞きました。

だけど、今年は雨が多かったから、菌が流れてしまって、実りが難しいって話を聞きながら、里山に想いをはせます。人の手と、天然の両方の在る場所。

「昔は、私らがいっても、茸をとれたけど、今はだめです。皆が山に入って、根こそぎとっていってしまうから…。奥までいかないと。」という話をきくと、寂しく思います。
里山は、住む人が守り育てて、次を考えて、天然と相談していく場所だから。偶然の恵みであるだけではないことを。皆が知っていてほしい……と思いました。

美味しく舌つづみをうつだけの私達でも、引き継ぐ里山を、覚悟して奥に向かう人の気持ちを、大事にしなくちゃと思います。食を通して、学ぶことの幸せです(微笑)。旨し♪

■七福 (山梨県甲州市塩山熊野)


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