梅花の下で柚子の香を楽しむ

越生梅林内の広場に面して、梅の花の下にテーブルが出ていました。
おばあちゃんの甘酒、柚子味噌おでん、そば、うどん…と、貼紙が見えました。壁を見れば、越生町老人会なる文字。今はあまり使わなくなった言い回し…。
渋滞に捕まったから、もう３時。いただきます♪
注文すると渡される、色分けの丸いプラスチック札。お席で座ってお待ち下さい、そう声をかけて下さる方も、柚子を丁寧に刻んでおられる方も、背が丸くなり、しわが寄った手をしていらして。70過ぎ80かと思う、ご様子。火に近い場所、お運びをしてくださる方は、も少し若くて。
でも…皆さん、ゆっくりでも、きちんと仕事をされていて。声をかけあって、補いあっている様子。
必要とされて、自分達のルールで動ける場所があることが、年長者に対する社会の向き合い方の一つと思います。嬉しく、お話させていただきました。
■甘酒
■柚子味噌おでん（玉こんにゃく）
■うどん （柚子、ほうれん草、揚げ玉）、家人はそば

柚子がくっきり香る♪ 嬉しくなる。ちびの頃の行楽地に、たしか「○○町婦人会」なんてテントにあったような味がしました。珍しくなくても、我が食べるように作ったからぁ～おあがり…そう言って、頭をなでてくれた人の笑顔を思い出しました。
梅は長寿の力があると、漢文でならいました。（いつだ？（笑）
健やかであって欲しいと、願いました。
■越生梅林にて

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越生梅林は満開！

わぁ、梅のアーチ！手を延ばせば届く…というよりは、むしろ、気をつけて歩かないと枝にぶつかる場所もあります。
満開の白梅、散り始めた紅梅、ほのかな香がします。
千本を越えるという梅林を、散策します。
ミニSLが走っていたり、笛や太鼓の伝統芸能が披露されていたり（笑）。
物見台に上がれば、一面の梅…きれいな春♪
樹齢600と言われる古木は、花数は少ないけれど、ねじれた幹に風格がありました。
桜の開花を聞いてから、満開の梅にあう…関東に春のラッシュが訪れたような週末でした（にっこり）。

梅と桜が一緒に咲く…桃も一緒に咲くから「三春」。福島県の今年の春はいかがだろう？
Webでは、三春の滝桜は、まだ固い蕾とのこと。今年も４月から連休まで、シーズンが予定されているそうです。春の東北、訪れてみたい桜です。

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満開になった梅に会いにいく

桜の開花宣言がでた3月16日に、いつもなら梅祭が終わる頃の越生（おごせ）で、今が見頃、白梅満開との知らせを聞きました。
越生梅林は、埼玉県入間郡越生町にあり、関東三大梅林の一つです。（他は水戸偕楽園、熱海梅林です。） 650年を越える歴史があると、伝えられています。
今年は開花が遅れ、梅祭の終了も延期された程でした。
間に合ったね！ 日曜日に愛車にて、関越自動車道を走ります。たいした距離ではないので、すぐにつくかと思いきや、越生に近づいてから、ピタリっと渋滞（笑）。
みんな、満開の梅を見に行くのだろう～と、直感。その通りでした。
越生駅を過ぎ、三滝入口を越す辺りから、道筋に梅の木が増えていきます。人の手が入った梅の木と、すぐにわかりました。木々に慰められながら、とろとろと進みます。当初、関越練馬インタから一時間の予定が、片道２時間半の道程となりました（笑）。

天空の桜６：苺を宿すシュークレム

■プチ・シュー・クレム
かわいらしいプチ・シューが二つ。カラフルなフルーツソースで描線画されたお皿にのっています。
わぁお♪苺大福ならぬ苺シュー（笑）。
まるごと一個の苺が、クリームとともに、中にいます♪
家人がきれいに真っ二つにしてくれました。きれいな春の細工です。うふふ。美味しい♪楽しい♪嬉しい♪（笑）

夕暮れから夜に代わりいく空、室内の照明も二段階、切り替わり、大人時間になりました。フラッシュ無しで撮っているので、最後の一枚は、だいぶ暗くなりました。人間の脳はこれをちゃんと処理して、カラフルな色彩を教えてくれる不思議さがあります。そんなことまで、思い出せる、くつろいだ時間でした。
■Ｒ （ザ・ゲートホテル雷門13階）、台東区雷門二丁目

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天空の桜５：春キャベツの中は♪

■和牛とFoie grasの春キャベツ包み、青胡椒のソース、
五郎金時芋、いなみ農園のほうれん草

わっ…ロールキャベツ？違う…胡椒の豊かな香、肉感の香がします（笑）。
印象的な香はソースから。ピリッの内側に、甘味や深さがありました。
ザクッと切ると、Foie grasとお肉の香が一気に立ち上がる…キャベツで香を綴じ込めて、届けてくれる嬉しいお料理でした。
それぞれに主張のある、ソースとお肉が、くっきりと調和する。組み立ての妙に感じいった一皿でした。
この強いソースに負けないサイドに、何を選ぶか…難しいところ。
お皿のリムに、飾りのように位置するサツマイモの薄い輪切り、さっとフライ。実はマッシュルームのように、クリーム様マッシュポテトに、重ねられているのです（二枚目写真）。
いいアイディア！カシッとした食感と甘味、クリーム・ポテトの素直な味をすくいあげて、ソースと独立に楽しむことが出来るのです。
ここまで含めて、盛り付けなんだ…と、気付く、学びのある一皿でした。
料理って、面白い♪

★追記★
「ソースは、ぱーぷるぶぃゆ（と聞こえる（笑））、青胡椒のソースです」…こんなに素敵なソースの名前をちゃんと覚えておきたいと、調べてみました（笑）。
ポワブル・ヴェール：香味野菜のミルポワをバターで炒め、白ワインビネガーでグラッセして煮込み、ブイヨンを加えて更に煮込み、こして青胡椒で調味したソース
五郎島金時：加賀の伝統野菜の一つ。金沢市五郎島地区の砂丘地で作られる。赤紫の皮と黄色の果肉、甘味とホクホクした食感が特徴。

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天空の桜４：イサキ♪

■いさきのビネグレットソース、いなみ農園の花菜をベースに
あ、きれいな盛り付け。盛り高の野菜がパステルカラーの組み立てで、イサキは質感の違う緑を重ねて。
額縁皿（笑）のフレームも、淡いピンクのマープル模様で、華やいだ印象。
一皿まるごと、設えが春♪美しいなって思います。
美味しい！ぱりっと皮目、ふっくらの身。長崎のイサキは、すっきりして甘さがあって、春を感じました。緑が彩りだけではなく、イサキに合わせて、美味しく思う。ちゃんと春になってきているなっ（笑）と嬉しくなりました。うふふ♪

★追記
花と茎の両方を食べる野菜を［花菜］と総称するのですが、「花菜」という名前で販売されている野菜がありました。
京野菜の一つで、伏見寒咲きなたねの蕾部分を、切り花用から食用に転用したものが、「花菜」と表記されています。

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天空の桜：パン籠も春

■白バルサミコ酢、バルサミコ酢、エクストラ・バージン・オリーヴ油
■パン３種
選べる楽しさ（笑）。食感も風味も違うパンが並ぶって、贅沢な気持ちがします。
何通りの組み合わせにできるか、ふっと考えて、可笑しくなりました。
白バルサミコ酢とオリーヴ油を合わせて、パゲットにチョン、が始めの一口でした。

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