<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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イスラム国の日本人殺害事件について国会が荒れている。
野党の皆さんはまるでイスラム国の熱烈な支持者なのではないかと思われてならない。
安倍首相が決断した対イスラム国の為に苦境に立たされるいつ人々への日本国からの支援金2億円を非難しているのだ。
「あんたの責任で二人が殺されたんですよ」
みたいなことを言っているのだ。
しかも、
「拉致されていたのをご存知で支援を申し出たんですね」
と曰い、
「その前に、救出する手段を講じていたんですか」
と詰め寄るお目出度い人も一人や二人ではないのだ。
しかもそういうニュースをまるで、
「安倍政策を非難するのは当たり前」
みたいな形式で報道する毎日放送や朝日放送は慰安婦報道や千人斬り報道の時と同じように「正義」を振りかざしてぎゃあぎゃあ騒いでいるのだが、この二社には「正義」はあっても「反省」はないのか。
誠にもって滑稽なのであった。

それにしてもマスコミは相変わらずだ。
殺されてしまった二人は確かに気の毒だ。
しかし、私にはどうしてもしっくりいかないものがある。
というのも、かたや武器商人。
武器商人というだけで、今どきの日本人感覚でいくとあまり感心できる人ではない。
かたやその武器商人の通訳兼ガイドをしていた人。
普通の感覚でいくと、
「あんな人たちになってはいけません」
と言われてしまうような行動だ。
自分で自分の責任はとる。
というのであれば、日本人なら思い出すのが「死して虜囚の辱めは受けず」という武士精神。
今回、その精神が滅びてしまっていることを昭和一桁の私の父など「何を考えとるんじゃ」という調子で非難していた。

ともかく今回の事件では「ああ、日本の首相が鳩山や管や野田ではなくて安倍で良かった」と思うのはきっと私だけではないだろう。

そんな恐らく大多数の意見があるにもかかわらずに、日本人が歴史の中で培ってきて責任と命の関係をも無視を決め込み、わけのわからない独自理論を展開するケッタイな人たちは自分たちの言っていることがわかっているのか。
謎なのである。

そこで思うのは自ら飛び込んでいったイスラム国の捕虜を助けられなかったことを四の五の言っているエネルギーがあるのなら、そのひとかけでも横田めぐみさん以下北朝鮮に拉致されている日本人の救出に使ったらどうなんだろ。
そう思えてならない、このごろの国会と報道なのだ、

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