<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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今日の朝刊によると菅直人首相は、
「小中高校の英語教師のレヴベルアップを図るため、毎年優秀な若い教師を1000名ぐらい米国へ語学研修に送り込む」
つもりだという。
なんでも、
「アメリカとの友好関係も強化することができる」
副次効果もあるとか。

まったくもって、いまどき語学留学でアメリカへ行くというのはどういう感覚なのか。
正直言って英語をマスターするには日本国内で十分な環境が整っていて、わざわざ米国へ習いに行く必要など無いように思う。
この感覚は、修学旅行で東京ディズニーランドへ出かけるパープー中高校とよく似ており、さもありなん、と納得していしまうところもあるが、総予算が年間100億円もかかるとなると、「ちょっと待て」と言わざるを得ない愚鈍なアイデアだ。

そもそも、小中高校で英語を教えることのできる優秀な先生なら、米国に英語を習いに行かなくても、近所の英会話スクールで十分なレベルまで学ぶことができるとおもう。
米国留学するとしても一週間か二週間くらいの短期で十分で、しかも、わざわざ国家が予算化して送り込む必要もあるまい。

これが英語ではなく、例えばウィグル語だとか、クルド語、チン語、コロ語なんかだと、国家がお金でも出さないと、なかなか学ぶことが難しい言語だ。

私の知人で大学時代にインドネシア語を専攻していた人がいるのだが、
「そらね、インドネシア語勉強しましたけど、社会に出てもほとんど役に立ちませんで。ほんま」
と困惑しながら後悔している、というのが現実だ。

これと比べて英語など、わざわざその国に学びに行くなど愚の骨頂。
ミナミやキタ、渋谷や六本木のパブに行くだけでナチュラルな英語を学ぶことができるので、これほど手軽な外国語はない。
むしろ米国に学びに行くのなら語学留学ではなく、医療分野、情報技術、バイオ、天文、航空宇宙、金融、農業などの先端技術や映画、絵画、舞台などの芸術を学びにいくべきであり、それでも語学留学したいというのであれば「アパッチ語を習いたい」というような場合に限るべきであろう。

ということで、菅直人という日教組ともつながり深い総理大臣が日米友好の強化を叫びながら、オーランドのディズニーワールドやニューヨークのブロードウェイに日教組組員の出来損ないの先生方を国費で遊びに行かせる、というのが、本音なのかもしれない。



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