<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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首都圏の高層マンションの売れ行きがいいそうだ。
平均価格が1億円以上という高直にも関わらず人気なのだという。
どういう人達が購入しているのか大いに関心のあるところだ。
こういう人たちは「高層」というところに心配は無いのか。
大いに知りたいと思っている。

まず、先日も大型地震が発生したが日本は地震大国。
震度4以上の地震が頻発し、その都度建物は揺れることになる。
耐震、免震、色んな地震対策技術があるのかも知れないが、それでも震度5以上の地震が数回襲ってくると鉄骨の強度や鉄骨を止めているリベットやボルトの強度及び対応力は確実に落ちてくるだろう。
そういう建物の基礎的な部分に影響が出るということは不動産としての価値も地震発生ごとにドンドン下がって最終的には一般的な建物と比べて価格下落が早いんじゃないかと素人目には考えてしまう。

また実際に地震が発生したら。
高層マンションはエレベータがあって生活できるという前提がある。
しかし地震とともに停電になるわ、エレベータの点検は必要になるわ、で畢竟階段の上がり下がりを余儀なくされる。
阪神淡路大震災の時に友達の一人が武庫川団地(西宮市)の高層階に住んでいてエレベータが止まって何日も階段で水を始めとする生活必需品を持って上がったということを聞くと、
「こりゃ、住むには覚悟がいるな」
と思ったものである。

さらに地震でなくても下層階で火災があったらそこから上はどうなるのか、とか上層階で火災があったら下はずぶ濡れで再起不能じゃないか、なんて考えると増々「住むにはどうかな」と思うことになる。

高層マンションが売れている。
買うのはよーく考えてからにしたほうが良いと思うニュースなのであった。

あ、その前に億単位の財産なって無いのでそもそも私には買えませ〜〜ん。


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