<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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スター・ウォーズのダースベイダー。
その声を担当していたジェームズ・アール・ジョーンズが9日亡くなった。
93歳だった。

アメリカの映画やテレビでは時々美声で思わず聞き惚れてしまう声質の俳優やアナウンサーがいる。
サタデー・ナイト・ライブのドン・パルドは私の大好きな声のアナウンサーだがジェームズ・アール・ジョーンズもそういう人の一人だった。

あの低く重厚な声。
まさしく悪の権化ベイダー卿の声としてそのインパクトは小さくなかった。

このジェームズ・アール・ジョーンズがテレビのミニシリーズ「ルーツ2」に原作者のアレックス・ヘイリー役で登場していたことに私は長らく気づかなった。
というのも、「ルーツ2」は日本語吹き替えで見ており、声は名古屋章だったためあのジョーンズらしい低く魅力ある声質を聞くことなく最後まで見たことだった。
後年、あのヘイリー役の俳優がベイダーの声を演じたことを知り、日本語吹き替えはテレビを鑑賞するためには良いときもあるが、悪いこともあることを意識することになったきっかけの一つでもあった。

とはいえスター・ウォーズシリーズはまだまだ続いていてベイダーの出演の機会もあり続けるだろう。
これから声は誰が担当するのか。

AIではないことだけはお願いしたいところなのだ。


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