<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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いくら暑いからと言って別の街、しかも500km以上も離れた別の地方で開催するというのはいただけない。
しかもそれを「東京オリンピック」と呼んでいいのかどうか。
マラソンと競歩だけ、それは「札幌オリンピック」と呼ばなければならない。
もはや東京オリンピックではなく東京プラス札幌オリンピック2020の状況だ。

そもそも今回の大会は東京以外での開催種目がいくつもあり、IOCに対して別の地域での開催を決めさせる環境をすでに持っていたということができる。
しかも1964年大会と異なり、国や地域の発展ではなく金儲け目当ての多くのスポンサーついていてスポーツの国際大会という素朴な想いはすでに皆無だ。
なぜ前回のように10月開催にしなかったのだろう。
テレビの中継料の関係なのか、それとも他の国のスケジュールに合わせなければオリンピックの誘致ができなかったのか。
誰でも日本の夏は金鳥の夏で暑いことは周知のこと。
学校の授業で真夏の炎天下、グランドでランニングをさせていると教育委員会から罰せられるような時代であり、季節なのだ。
そんなことを考えたら暑いにきまっているのではないか。

尤も、選手や関係者は東京の暑さを避けることができることに本心は喜んでいるという。

話は違うが、札幌で良かったかもしれない。
というのも、いつぞやのワールドカップみたいにどっかの国と一緒にやろう、となったらそれこそ目も当てられない悲劇だから。


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