<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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北朝鮮という国はマンガのような国家としか言いようがない。
その昔、偽造パスポートで日本に入国してディズニーランドで遊んで逮捕され国外追放された金正男。
こんなことをしてるといつか殺されるかも知れないな、と思っていた。
で、本当に暗殺されてしまったのだ。

金ファミリー。
北朝鮮の独裁一家。
繁栄するのは将軍様ご一家だけで、分家や親戚は関係ない。
少しでも楯突いたり、将軍様の障害になるようであれば、抹殺する。
しかも公衆の面前で。
特殊な方法を使って。

あたかも冷戦時代たけなわのスパイ映画かサンデー、マガジンのマンガの中で展開されるシーンのような衝撃さなのだ。
そんな非現実的なことが実際に発生してしまったのだ。
ある意味、非常にわかりやすいともいえる。

それにしても朝鮮という国は南北ともにどうなっているんだろう。
国家の形。
人民の考え方。
どれもこれもかなり特殊で、身勝手で、あまりに未熟だ。

南北朝鮮が統一したら北朝鮮がどのようにして人民を統治し、どういう残酷なことが繰り返されていたのかが顕になって、ものすごく話題になるだろうなと時々考えることがある。
でもよくよく考えると、こういう無責任で異常な国が統一されてもメリットはない。
異常さが増幅されるだけで日本や米国、そして中国は別の形の面倒を抱えることになるような気がするのだ。

今時の暗殺。
あの慰安婦像と狂気とどこかで朝鮮という国家の性質を糸にして繋がっているように思えるのは私だけではないだろう。

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