<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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まずお断りしておくと、私は写真撮影は下手な方ではない。
どちらかというと上手い方だと思っている。
どうしてそうまで言うのかという理由は、上の写真があまりに見すぼらしく写ってしまい、もしかするとハンバーガーチェーンに迷惑をかけるかもしれないと思ったからだ。

同時に、外食をすると時々感じるのはメニューの写真や食品サンプルと実物が大きく異なることだ。
こういう時は思わずクレームを付けたくなることもある。

先週、久しぶりにモスバーガーへ行くと「冬のとびきり」とキャッチコピーの書かれた豪華なとびきりハンバーグサンド「国産ベーコン&チーズ」が目に止まった。
なんでも肉もベーコンもチーズも全て国産なのだという。
しかも、ハンバーガーにも関わらず価格も豪華。
1個なんと540円もするのだ。
HPで確認するとこんな写真なのだ。→http://mos.jp/cp/tobikiri/
540円というとすき屋の牛丼と味噌汁+サラダのセットよりも高価なのは言うまでもなく、時々食べる千里中央駅コンコースにある居酒屋の480円定食よりも高価である。
このハンバーガーとサラダセットを注文するとほとんど千円の世界になってしまい、
「そんなにハンバーガー屋で使ってもいいの?」
とビンボーサラリーマン的発送の私は考えてしまうのだ。

でも、モスの高級バーガーは他の廉価版バーガー店と違ってそこそこ美味しかったりするので、物は試しと注文することにしたのだ。
国産牛肉、国産ベーコン、国産チーズ。
中でも国産ベーコンは厚切りでかなり期待が持てそうだ。
1個500円を超える価格だけにボリュームもそこそこありそうだし、なによりもジューシーさが写真からもにじみ出ているではないか。

期待を胸に待つこと10分ほど。
でてきたのが冒頭の写真の一枚なのであった。
チーズは確かに見える。
バーガーパテも見るが、どこか違う。
で、ベーコンの姿はちょこっとだけ見ることができるもののレタスの姿は見当たらない。
大きさは一般的なモスバーガーと同じ。

正直、ちょこっとがっかり、いや、かなりがっかりしてしまったのであった。

ボリュームもどうも不足気味に見えるし、ジューシーさが感じられない。

失望を胸にしてひとカジリ、ガブッとしたところ初めてジューシーな肉汁と弾力性あるベーコンの食感を感じることができた。
「んんん〜、そこそこ美味しいな〜」
というところか。
モスバーガーのハンバーガーは汁気の多いものが少なくなく、よくラッピングペーパーの底に肉汁が溜まっていることがあるが、このハンバーガーもご多分に漏れず同様。
大量のジューシーなソースが溜まっていたのであった。
バーガー本体を食べ終わった後、クラムチャウダーを飲んだスプーンでソースを掬って口に運ぶ。

何かが違う、冬の飛切ハンバーグサンドなのであった。

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