<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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先日、所要があって大阪府堺市の中心地、南海高野線堺東駅前の銀行へ出かけた。

銀行から出てきて、ふと府道の向こうに目をやれば、あな、懐かしい、緑色のツートンカラーのレトロ仕様の南海バスが走っているではないか。
私は、とっさにデジカメを取り出して数枚シャッターを切った。

緑色の南海バスは子供の頃によく乗った仕様で、これで車掌まで乗っていれば完璧なんだがな、と思った。

南海バスはもう随分と前に白とオレンジのカラーリングに代わってしまっており、緑色は皆無だった。
でも私にとっては南海バスは緑色。
今ではミャンマーにでも行かないと見ることのできない車両なんかじゃあるまいか、と持っていたら堺市内で復活していたというわけだ。
ちなみにミャンマーは日本の中古バスの宝庫で、日本国中を走っていたバスを、そのままの姿(但し、ミャンマー語の行き先が上書きされているが)で走っている不思議なところだ。

電車もレトロなら、バスもレトロ。

ところで、このバスの色の変化に気づいている人はどのくらいいるだろうか。

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