<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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インターネットチケット販売のe+で申し込んでいた大阪城ホールでのアリスの復活ライブの先行チケットが抽選で外れた。
正直、ショック半分、安堵半分。

ショックなところはやはり、あのアリスのライブを生で聴くことが出来ないという残念さ。
もちろん通常発売日に、ドドドドドとアクセスすれば買い求めることの出来る確立はまだ残っているが、多分仕事で無理。
「冬の稲妻」
「チャンピオン」
「ジョニーの子守歌」
「遠くで汽笛を聞きながら」
「君の瞳は10000ボルト」
「走っておいで恋人よ」
などなど。
カラオケのレパートリーを本人らの歌で、しかも生の声で聞くチャンスを逸したのだ。

これは辛い。

安堵したのは、チケット代を払わなくて済むことだ。
アリスともなればチケット代はクラシックコンサートレベルだ。
なんといっても堀内孝雄、谷村新司、矢沢透の三人である。
一人一人でもきんちゃん以外はコンサートで客入りも満員(だと思う)の人たちだ。
安かろうはずはないのだ。

思い起こせば前回のアリスの復活ライブのチケットを買い求めることができたのは偶然なのであった。
JCB会員向けの販売当日、大阪城ホールのファイナルを買い求めようとJCB大阪チケットセンターに電話をかけ続けた。
ところがやはりアリスである。
電話がアクセス集中で全然繋がらなかったのだ。
この時突如、
「JCBのチケットセンターやったらどこでもええんやから、九州にかけたろ」
と閃いた。

で、福岡のチケットセンターに電話をすると一発でオペレーターと繋がって、あっという間にアリスのチケットを購入することができたのであった。

9月のライブは忘れがたいものになった。
何といっても、ライブの観客を見渡すと、私が最も若い世代に属しているのに驚いた。
アリスが最も人気を誇ったあの頃。
高校生だった私はアリスのファンでももっとも若年層に属していたのだ。

そしてライブの感動も冷めやらぬ1週間後、ニューヨークの世界貿易センタービルに2機の旅客機が突っ込み、ペンタゴンにもう1機、そして中部の州に乗客がテロリストと格闘した飛行機が墜落したのであった。
いわゆる9.11は前回のライブ直後に発生したのであった。

ともかく、アリスのライブチケットが外れたことは、もう、元気で生きている三人の最後のライブを見逃したことになやも知れず、暫く眠れそうにない。

残念だ。

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