平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

小野俊一は小学校低学年レベル

2012-10-16 00:31:42 | 小野俊一




彼はまだこんな馬鹿げたことを言っています。

主蒸気系というのはお釜の底から直接出ているやつなんですね。ここがやぶれるということは、津波でやぶれるはずないでしょ。ここね。津波がいくら来たと言っても、建物の中なんだから、地震でやぶれたとしか思えないですね。そして、どうしてそう言えるかといったら、当変動量線図という福島県の水平時の、これは国土地理院が作成したやつ、ここに原発があるんですよね。東に2.5mずれているんですね。自分で見てください。こう。自分の手を広げたよりも横にずれているわけですね。そして、地盤沈下を起こしている。だから、東に2.5mずれて50cm地盤沈下して、中に配管が山のようにあってね。それが、一様に沈下したと通産省というか、経産省はそう評価してますけど、一様にずれるはずないですね。地盤沈下が起きて、あんな大きいのがね。

「あんな大きいのが一様にずれるはずがない」と言っていますが、それはたとえて言えば、飛行機を見て「あんな大きな鉄の塊が空を飛ぶわけがない」と言っているようなものです。彼は、論理ではなく見た目の感覚で語っています。小学校低学年レベルの思考パターンです。話になりません。知力は小学生レベルなのに、どういうわけか自信満々です。自分が間違っているかもしれないという考えは、彼の脳裏の片隅をかすりもしないのでしょう。この根拠のない自信はどこからくるのでしょうか。とても不思議です。彼の言動は常人の理解の範囲を超えています。彼を精神病理学の対象者として研究すれば、高学歴依存症に罹っている人たちの心の闇が明らかになるかもしれません。

素人精神分析はこれくらいにして、ここからは私の専門分野です。私は、地震動(沈下ではありません)で配管が壊れた可能性はあり得ると考えています。強い揺れが長時間継続したことによる疲労破壊です。配管の曲がっている部分をエルボ部と呼びますが、①エルボ部はラーメン構造の隅角部であるため曲げモーメントが大きい、②曲り梁なので内側の応力が大きくなる、③直管部の断面は曲げ変形後も円形であるが、エルボ部の断面は変形後に楕円状にゆがみ周方向応力が発生する、等々が重なってエルボ部の応力は複雑かつ大きくなるのです。こうしたことから、強震時にエルボ部の応力を弾性範囲内に収めるのは難しく、応力とひずみが塑性領域に入り塑性ひずみを繰り返すと、比較的少ない回数で疲労破壊を起こします。これを低サイクル疲労と呼びます。私は、この低サイクル疲労が福島第一原発の主要配管において生じたのではないかと思っています。低サイクル疲労は、彼が学生のときに所属していた精密工学科では基礎知識の範疇ですが、彼にはチンプンカンプンでしょう。