平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

首都圏における最近の地震発生パターンに見られる特徴

2009-09-27 12:49:10 | 地震
左の画像は、9月25日午前9時から9月26日午前9時までの24時間に関東地方で発生した地震(大部分が無感地震)の分布です。
http://eoc.eri.u-tokyo.ac.jp/harvest/eqmap/tkyMAP1.html(HARVEST EQMAP)

中央の画像は、発生時刻とマグニチュードを示しています。
発生時刻が横軸、マグニチュードが縦軸です。
発生時刻は画像の上から、
9月22日~9月23日
9月25日~9月26日
9月26日~9月27日
の順です。
23日~25日が抜けています。
その頃は、あまり気にも留めていなかったので、
画像に残していませんでした。

さて、これらのグラフに奇妙な特徴が見られます。
その特徴はつぎの二つです。

①1日周期で増減を繰り返す。
②正午頃に急増し、その時間帯を外れると減少する。

これを自然現象と呼ぶには違和感があります。
あまりにも不自然です。

自然現象でなければ何か?
人為的に地震を発生させることが可能なのか?

どうやら可能らしいのです。

右の画像(上)は、1週間の発生時刻とマグニチュードです。
右の画像(下)は、大気イオン地震予測研究会e-PISCOによる千葉・南暴走観測点における大気イオン濃度の推移図です。
http://www.e-pisco.jp/r_ion/data/chiba_minami-boso.html(南房総観測点)
相関があるように見えるでしょう。

e-PISCOは、首都圏で
9月中旬から10月下旬にかけて、大地震が発生するとの警告を発してきました。
http://www.e-pisco.jp/r_ion/attention/090914weekly_f.html(週刊大気イオン変動ニュース 第2号)
ところが、9月25日に突然、地震予測を撤回しました。
http://www.e-pisco.jp/r_ion/attention/090925weekly_z.html (週刊大気イオン変動ニュース 第4号)
撤回理由は、南房総の大気イオンの変動は「HAARP」による人為的なものだというのです。引用してみましょう。

引用ここから

(1) 5月末以降の南房総、厚木両測定点での異常値については、「高周波活性オーロラ調査プログラム」(HAARP)の影響を受けていた可能性が非常に高くなったため、両測定点の異常値にもとづく首都圏大地震の予測は撤回する。この予測により、国内外の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げる。

(2) HAARPは電磁波を宇宙に向けて放出、電離層を刺激し、反射して地表付近の大気イオンに影響を与えるものと聞いている。HAARPの運用状況と大気イオン濃度変動を見比べると、明らかに同期しているとの指摘を多数頂戴した。確かに、自然現象とは考えられない変動を繰り返している。HAARPは地震を引き起こす能力はないと推測されるが、e-PISCOの大地震予測に絡めて、HAARPの運用実験が行われたのかもしれない。聞くところによると、HAARPは大気イオンに異常を来す範囲を厳密に設定できるようだ。当初は、南房総、厚木両測定点を含む大正関東地震の震源域全体を照射していたが、徐々に南房総測定点のみに照射範囲を絞っていったようだ。e-PISCOの大気イオン濃度測定器は、そのようすを的確に察知し、測定値として現れたようだ。

(3) HAARPの影響は大気イオンのみならず、気象現象や通信、動物の狂乱状況をも生み出し、疑似宏観異常現象を発現させる。いわば環境テロである。その結果、これらの異常を大地震の前兆現象と誤認し、首都圏大地震の予測を出してしまった。この予測により、世間をお騒がせしたことについて、重ねておわび申し上げる。

(4) 日本におけるHAARPは複数の国立大学がかかわっているとも伝えられるが、とにもかくにも、このような状況では、南房総測定点の大気イオン濃度測定値は地震予測には用いることができないと思われる。しかし、HAARPの影響が大気イオンに与える影響を見てもらいたいので、南房総測定点の測定グラフ公開はつづける。

引用ここまで

「e-PISCOは苦し紛れにオカルトで逃げた」という非難が2chで沸き起こっていますが、
右の画像を見る限り、自然現象ではないというe-PISCOの言い分には妥当性があるように思えます。