平ねぎ数理工学研究所ブログ

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地球温暖化-CO2主因説を疑う(14)

2009-09-11 19:14:46 | 地球温暖化
貼付図は黒点相対数月平均値(以下、黒点相対数という)です。
下記URL中のデータを用いて作成しました。
http://solarwww.mtk.nao.ac.jp/jp/database.html(国立天文台太陽活動データベース)

図には、1995年1月から2009年8月までの14.5年間のデータ(黒実線)と、
1984年9月から1999年4月までの14.5年間のデータ(青実線)を重ねて表示しています。

黒点相対数の増減周期はおおよそ11年なので、14年間のデータには少なくとも1回の極小期があるはずです。
貼付図中の赤丸は、二つの区間の最初の極小期です。
1984年9月から1999年4月までの区間では、1986年6月が最初の極小期であり、
1995年1月から2009年8月までの区間では、1996年10月が最初の極小期です。

1984年9月から1999年4月までの区間の2番目の極小期は1996年10月だから、この区間の黒点相対数の増減周期は、1996年10月-1986年6月=10年4ヶ月です。

一方、1995年1月から2009年8月までの区間については、2番目の極小期はまだ現れていません。2009年8月から1996年10月を引くと、12年と10ヶ月です。平均周期11年から1年10ヶ月超過しても太陽活動は静穏のままです。だらだらと裾を引いていて、増加に反転する兆候は全く見られません。

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