地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

戦場ぬ止み

2015年08月20日 | 映画・テレビ

三上知恵監督の映画「戦場ぬ止み」はとても素晴らしい、是非観て欲しい

 今「シネマクレール」で上映中の三上知恵監督の最新ドキュメンタリー映画「戦場ぬ止み」はとても素晴らしい映画だ。「沖縄は再び戦場(いくさば)になっている」。まさに必見、いよいよ明日・14日(金)までの上映。是非とも観て欲しい。

 三上知恵監督の前作の映画「標的の村」は、沖縄の置かれている現実としっかりと向かい合い、辺野古と高江の平和に暮らすための基地反対の運動に参加する人達を愛を込めて描いていた。まさに衝撃だった。それは今作でも同じ。

 今回の「戦場ぬ止み」では、「辺野古の海を埋め立てて、最新のアメリカ軍事基地が作られようとしており、そこにはオスプレイ100機が配備される」ことに反対して行動する人達の暮らしと声を取り上げている。

 下手な劇映画よりとても劇的で、沖縄の置かれている現実を映し出している。実に素晴らしい感動的な映画で、私の近くの女性は全編泣いていた。もちろん、私のハンカチも濡れた。

 是非とも、今の沖縄をしっかりと見つめてみるための最高の材料ともなる。重ねて書くが、全国民必見の映画だ。先にも書いたが、残り二日の上映、是非とも観ることをオススメする。

 素晴らしい映画だが、私が観た日曜日で観客は50人程度。少しだけ寂しく、こんないい映画なのにナンデダロウと思った。そして、もっともっとたくさんの人の観て欲しいと願う。

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