松井久子監督映画「レオニー」への熱い思い、でも何ともタフなキャンペーンだ
今日は松井久子監督の映画「レオニー」の、配給元の角川映画のキャンペーンに同行させていただいた。
岡山市でお迎えしたは、12時56分着の新幹線。監督のお昼はお昼は新幹線の中。ホテルにチェックイン後に、直ぐにOHK(岡山放送)に行き、14時からの「温たいむ」に生出演。以後山陽新聞などの新聞・雑誌のインタヴュー三本、そしてRSK「それゆけDonDon」の録画撮りと続く。ジャンボタクシーを借り切っての異動で、コーヒーを飲んで休む暇も一切なし。
そして映画「レオニー」の試写会会場である「TOHOシネマズ岡南」に到着したのは、18時過ぎ。18時30分からの上映開始まで、ゾクゾクと来場いただくみなさんにご挨拶。そして、舞台挨拶。やっと夕食にありつけたのは19時も相当に回っていた。
そして上映終了後は、「シネマズ岡南」にある「スタバ」でお茶しながらの来場者・スタッフとの懇談の場。終了は22時。そしてやっとホテルへ。こうした日程が連日続けられているとお聞きした。何ともキャンペーンは過酷だ。それでも監督は、一人でも多くの人に、映画「レオニー」を観てもらいたいとの思いで全力投球だ。
少し以前だが、山田洋次監督が言っていたのを思い出した。「監督もいい作品だけを作っていればいいという幸せな時代は終わった。キャンペーンなしには、たくさんのみなさんに映画を観ていただけない」と。
それにしても、今日のわずかな時間だがキャンペーンに同行させてもらって、松井久子監督の映画「レオニー」にかけた熱い思いを、改めてひしひしと感じた。思いがあるだけに、映画「レオニー」を語る言葉の一つ一つがとても魅力的だ。
そんな松井監督の熱い思いを込めた映画であるだけに、試写会終了後には「素晴らしい映画でした。感動しました」と、松井監督に握手を求める方々が、長い列を作った。そのお顔が涙で濡れている方の多さに、私までもが嬉しくなった。
今日の試写会を観て、多くの方々が「ポスターを貼り、チケットを取り扱うよ」と言っていただいた。公開初日の11月20日まで、いっそう頑張ろうという気になった。是非とも、11月20日(土)の公開初日を満員でお迎えして、上々のスタートを切るために、みなさんのお力添えをお願いする。
私にとっても、元気をもらい背中を押していただいた試写会であった。加えて、映画のもつ力・素晴らしさを改めて実感させてもらった試写会でもあった。感謝、感謝だ。