全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

琴欧州関は物じゃない。

2005-09-30 04:31:01 | 全英連参加者 2005

 あまりえらそうに文句ばかり書いているとそのうち罰が当たる。でも、これはどうしても書かなければと思う。

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 9月26日(月)、学校行事の関係で振り替え休日でした。朝からぼんやりTVを見ていたら、前日が千秋楽の大相撲の話題で持ちきりでした。
 優勝したのは横綱朝青龍。横綱だから勝って当たり前なので、あまりほめてもらえない。辛い立場。
 話題の中心は準優勝の琴欧州関。琴関は写真パネルを作ってもらい、話題でも画面でも、中心にどーんとそびえていました。

 番組キャスター、ゲストのコメント…
 …2メートル4センチですって。。。
 …僕なんか肩までもないですよ。
 …かっこいい。

 等と様々でした。

 そんな中で、パネルを見て、これ琴欧州関の実物大ですか?と発言した出演者が複数いました。

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 TVに出ていればえらいわけでも、教養があるわけでもないと思う。それはわかっている。期待してもいけないとも思っている。だけど、これはないだろう。どこか抜けてる。実物大はどういうときに使う言葉なのか、考えたことはないんだろう。
 僕は、「これは元の物(現物)と同じくらい大きさですよ」と伝えるために使う言葉が、「実物大」だと思う。琴関の身長と同じ大きさのパネルを作った場合、僕の常識では、「等身大」だと思っている。何か間違えているだろうか?
 日本語の乱れとか、えらそうには言えないし、言わない…自分も心許ないから。でも、実物大・等身大、ちょっとした心遣いがあれば、間違えないと思う。そんなのも教養だろうとも思う。

 やっぱり、何か、おかしいんじゃないのかな。

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 人の振り見て我が振り直せ。
  気をつけよう。


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