tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

土曜のジャガイモ(107)

2016-03-26 21:55:59 | 料理のサイエンス

どうも期間限定とかいうのに弱い。再販されるケースは少なく、購入のチャンスを逃したら二度と入手は不可能だから。
アマゾンのクリックだけで買えるのも、衝動買いを増長する。

さて昨年末に大人買いした、ポテトチップス 苺のショートケーキ味。コイケヤ。
「みかん」、「もも」、「バナナ」に続く禁断のポテトチップス。。
封を開いたパッケージに顔を近づけた瞬間、ケーキ屋さんに入ったときのような香り・・・。。
その香りにあまりにも驚愕。
なので、種々の情報をかき集めて商品開発者をプロファイリングしてみようと思う。

たぶん、ポテトチップスの新商品の開発チームといった職場は、若者の嗜好傾向を的確につかむため若い女性たちが多いと推測される。
いままでなかったユニークな商品を小ロットで試験的に売り出し、消費者の反応を見る。
100種の新商品を作ってみて、一個当たればOKという世界だ。
新商品を試食するテイスターは、社内から性別・年齢をバランスよく選ばれる。

若い女性たちの食のトレンドはスイーツ。
コイケヤの新商品が、「みかん」、「もも」、「バナナ」と来たから、次は春らしく「イチゴ!!!!」という発想は、まあとっても普通だ。
女性たちの「次はイチゴ」という提案にゴーサインを出したのは、片道1時間ぐらいの東京近郊から会社に通う40代の課長男。
小ロットの新製品製造の可否は課長の裁量範囲。
しかし男が40歳にもなれば、味覚の嗜好が激変する。
ポテトチップスはやや苦手な分野に入りつつあるので、テイスティングは課の女性たちにお任せだ。

さて、試作した「イチゴ味」。開発した若い女性は、「氷イチゴの味」をイメージしてた。
だが、実際にできたものには少々酸味が。テイスター全員からダメだし。
そう、イチゴは酸味が強いのだ。
ふつうの会社員なら、特に若い女性なら、そこでその「イチゴ味のポテトチップス」は諦めるはず。
それをさらに引きずって、"苺のショートケーキのような味がするポテトチップス"まで持っていったのは、同じ開発チームの35歳の独身男性の主任開発員だ。
通称「A系」と呼ばれるエロゲーマーでアニメファン。鉄オタも軍事ヲタも、VIPPERもやや入っている。
週末は秋葉系オタクファッションを身にまとい、アキバの定番スポットを一日中まわっている。
普段の食事はコンビニのお弁当。ぼっちクリスマスはケーキの代わりに・・・・。

どうだ。当たりだろう。恐れ入ったか。。
(もし仮にあたってたとしても、おたくよしみで「苺のショートケーキ味」を送ってこないでください。あと、9袋残ってます)

「この写真を見て食べると. もっと味わい深いのであーる」
って深くねーよ!(^^)!


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