tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

アンコウ鍋

2016-03-18 22:37:52 | 日記

「東のアンコウ 西のフグ」と並び称されるあんこう鍋。冬の東北の海の味覚だ。
水温が低くなることで身が締まり、春先の産卵に向けて 肝臓が肥大化することで味が良くなる。

外見が奇妙な深海魚。「食べられない所がない」と言われるように、身はもちろん、皮や内臓、エラなど、骨以外は全て食べることが出来る。
写真はどぶ汁。大洗町や北茨城市の一部の店で味わえる、より濃厚なあんこう鍋。
どぶ汁の由来は肝を鍋で炒めてから作り、肝油によりスープが濁ることから。

北茨城はあんこうの水揚げ量で有名。大津港では平成26年6月から、「連続個別非破壊放射能システム」を導入し全量の放射線量を厳しく検査。
水産物の安心・安全を可視化がなされている。魚を丸ごとコンベヤーに流し1時間に約1400匹の魚を検査することが可能らしい。

ふにゃふにゃでぬめりがあるアンコウは、昔は吊し切りで解体されてた。最近は調理技術の進歩もあって吊してさばく料理人は少なくなってきた。
でも、ここのお店は昔ながらの吊し切りなんだそう。

・・・店の主人に、アンコウの産地を聞いたら顔が曇った。
いわく、アンコウは産卵後から夏場にかけては肝も縮み、味も落ちる。なので、この日のアンコウは八戸産とのこと。
常磐沖のあんこうは皇室への献上物だったのに残念。
鍋にすると肝は溶けてそのスープは格別。おじやもまた最高。。

    
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