モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

35年ぶりに観光地として再デビューする廃墟『軍艦島』

2009-04-22 22:44:08 | 街中ウオッチング
長崎港の沖にある通称『軍艦島』に2009年4月22日、今日から上陸できるようになったという。
人が住まなくなってから35年もたった。

人が住まなくなれば当然廃墟となり、日本の近代を切り開いた『軍艦島』は時間が経過するに従い“遺跡”となる。
これを“近代遺跡”と名付け、探検をした。

その探検記録のほこりを払いもう一度光を当てたくなった。3回のシリーズで記載したので関心があれば目を通していただけたら幸いだ。


シリーズ「近代遺跡探検 軍艦島編」

「1974年からお役ごめんとなり、これを契機に人々から見捨てられたところがある。
かつては、日本経済成長の原動力であり、先端技術が集積したところでもある。
繁栄しているところには人も集まり、面積あたりでは日本一の人口集積密度をも誇った。・・・・・」
続きはここで、 近代遺跡探検 軍艦島①


”軍艦島” は、長崎市高島町端島という。
長崎港から伊王島、高島までの定期航路はあるが、その先の端島まではない。
現在では、船会社が軍艦島回遊クルージングを不定期で実行しており、
このようなクルージングに参加するか、海上タクシーをチャーターする以外
“軍艦島”に近接できない。
上陸は禁止である。
特に、1991年の台風で外壁が破壊されるなどの被害があり危険な状態にあるようだ。
・ ・・・・」
続きはここで 近代遺跡探検② 軍艦島は小型高性能!


「生活があった“端島”。
生活が消えてしまい入れ物・容器・殻だけが残ってしまった“軍艦島”。

“軍艦島”は恐ろしい。 そして 美しい。
これが実感だった。・・・・・」
続きはここで 近代遺跡探検③ 軍艦島はインスタレーションのミュージアムと思う
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イキシア・トリフォリアの花

2009-04-22 08:23:40 | その他のハーブ
(写真) イキシア・トリフォリアの花


南アフリカ原産のイキシア第二弾。
オレンジ色の花が咲くイキシア・マキュラータが先に咲いたが、二番目には鮮やかなピンク色の花が咲いた。

イキシアには似たようなピンク色の花が咲くいくつかの原種があるが、名前を突き止めるのに苦労した。たどり着いたのは南アフリカのバルブ協会のサイトであり、世界的に情報量の少なさに驚いた。

結論としては、雄しべ、雌しべ、葉の形などからこの花はイキシア・トリフォリア(Ixia trifolia)ではなかろうかと、とりあえず判断することにした。(間違っていたらご指摘ください。)


(写真)原産地の光景
  

この花は、南アフリカでは比較的雨が降る植物の宝庫でもあるRoggeveld Escarpment(岩肌の高原の急斜面)地域に分布し、晩冬から春に開花する。

その地域の風景は、果てしなく続く草原状の山また山のところであり、木で覆われていない目新しい風景のところだ。

そして、命名者及びコレクターは、南アフリカのボタニスト、ルイス(Lewis, Gwendoline Joyce 1909-1967)。もう一人のコレクターは、南アフリカケープタウンにある国立の自然植物園「コンプトン・ハーバリウム」の初の女性学術員ベイカー(W.F.Barker)の二人によって、1932年に南アフリカのカルー高原(Karroo)でこの花を発見し採取した。



イキシア・トリフォリア
・アヤメ科イキシア属の半耐寒性の球根
・学名 Ixia trifolia G. J Lewis 。 英名African corn lily。
・原産地 南アフリカのRoggeveld Escarpment。砂岩の高原で急斜面に生息する。
・草丈 30~50cm
・開花期は4~5月、一本の茎に5~9個のつぼみをつけ濃い目のピンクの花を咲かせる。
・開花後は花柄を摘み取り、葉が黄色に変色したら根元から切り取り風通しの良いところでマルチングをして夏をすごさせる。
・植え付けは11月末までに行い、深さ2センチぐらいの浅植えをし、葉が出たら土を入れて倒れるのを防ぐ。
・有機質が多い排水のよい土壌。霜にやられないように出来るだけ遅く植える。腐葉土・わらなどを敷いてマルチングする。
・葉がでたら、5~10度の温度を1ヶ月保つ。その後は日当たりの良いところで管理する。

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