モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

ローズマリー・ホワイト(Rosmarinus officinalis var.albiflorus)の花

2016-04-07 14:21:04 | ローズマリー&ラベンダー
(写真)ローズマリー・ホワイト(Rosmarinus officinalis var.albiflorus)の花

ローズマリーは、地中海の海の雫(シズク)と言われるようにブルーの花が多いが、ローズマリーでは珍しい白い花が二年目にしてやっと咲いた。

このローズマリーは、ローズマリー・オフィキナリス(Rosmarinus officinalis)の変種で、白い花はローズマリーでは珍しい。
しかし、民間伝承では全てのローズマリーはかつて白い花を咲かせていたが、聖母マリアがユダヤの王ヘロデの軍隊から逃れる時に彼女のマントをローズマリーの茂みにかけたらブルーの花になった。という言い伝えがある。

Rosmarinus の語源は、rōs (“dewしずく”, “moisture”) + marīnus (“marine海”, “of the sea”). Literally meaning "dew of the sea海のしずく"であり、地中海の海のしずくはホワイトではなくブルーでなければならないはずだが・・・・。

ということで、すべてのローズマリーはかって白い花を咲かせていたという無理筋をつくったのだとしか思えないが、奇跡があること自体面白いし、この程度のデフォルメはほほえましい。

写真のローズマリーは、2年目で樹高20㎝程度だが、80cm~100cmまで直立で成長するというので、日当たりの良い乾燥気味の土壌で生垣としても利用できそうだが、鉢植えで何処まで行けるかやってみることにした。


(写真)ローズマリー・ホワイトの葉と花


ローズマリー・ホワイト
・シソ科マンネンロウ属の半耐寒性の常緑低木。
・学名はRosmarinus officinalis var.albiflorusで、属名のRosmarinusは、雫(シズク)を意味し、種小名のofficinalisは、薬用を意味する。そして、varは、Rosmarinus officinalisの変種を意味し、最後のalbiflorusがalbus (“white”) + flōs (“flower”)で白い花を意味する。
・樹高80cmで直立性、葉は肉厚な針形で芳香がある。
・四季咲性で春から夏、秋から冬にローズマリーでは珍しい白い花を咲かせる。
・水はけが良く、乾燥気味の弱アルカリ性の土壌で、日当たりの良いところがベストな環境。

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