モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

ボールズミント(Bowles mint)の葉と花

2009-08-12 04:01:40 | ミント
(写真)ボールズミントの葉


「ボールズミント(Bowles's mint)」は、「スペアミント」と「アップルミント」の交雑種で、葉には細かい繊毛があるため光を柔らかく受けながし淡い緑色をした大きな丸めの葉はアップルミントの特徴を受け継いでいるようだ。

草丈60-80cmと比較的大型のミントで、「アップルミント」同様に強靭な性質を持っていて耐暑性・耐寒性とも強く、香りも「アップルミント」に似ている。
ミントを寄せ植えすると、最後に残るのは「アップルミント」といわれているが、「ボールズミント」もその強さで生き残るミントなのだろう。

「ボールズミント」名前の由来
「ボールズミント」の学名Mentha × villosa var. alopecuroides Bowles's mintに“Bowles's”とあるが、このボールズは、イギリスの二宮金次郎のような人だったみたいだ。

Bowles ,Edward Augustus (1865-1954) は、英国の庭師・園芸家・アーティスト・作家で、『My Garden in Spring』(1914年出版)は、ベストセラーとなりシリーズ化され『夏の庭』『秋の庭』が出版された。

植物に関しては全て独学であり、英国では20世紀の偉大な最後の庭師として評価される。何故独学だったかというと、家貧しく学校に行けなかったようだ。

また、彼の名を冠したミント、アネモネ、クロッカス、シクラメン、スノードロップなどの植物が46もある園芸家でもあり、彼の業績を記念する協会“Myddelton House Society”まである多才な偉人のようだ。

彼が愛した「スノードロップ」のイラストがあるのでアーティストとしての彼のレベルを鑑賞していただきたい。本物よりも良さそうに思うがそう思うのは私だけだろうか?

(写真)ボールズミントの花


ボールズミント(Bowles mint)
・シソ科ハッカ属の耐寒性がある多年草。
・学名は、Mentha × villosa var. alopecuroides Bowles's mint。種小名のvillosaの名前の由来は、ラテン語で毛深い(hairy)、羊毛のような(wooly)を意味する。
・スペアミント(M. spicata)とアップルミント(M. suaveolens)の交雑種
・別名は、ケンタッキーカーネルミント(Kentucky Colonel Mint)
・葉の形は、楕円形で明るい緑色。ちょっと厚手の葉の感じがする。
・草丈は90cmと大柄だが、厳しい環境で育て20㎝程度に出来る。
・開花期は7~9月。
・ハーブティーがおいしいみたいだが未体験
・殖やし方は株分けが挿し芽。

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パイナップルミント(pineapple mint)の花

2009-07-28 07:27:19 | ミント
(写真)パイナップルミントの花


「パイナップルミント」は、クリームがかった白色の斑が入った葉と甘いフルーティーな香りに特色があり、ミントのバリエーションとして欠かせない人気がある。

この「パイナップルミント」は、「アップルミント(Mentha suaveolens)」の一品種であり耐寒性・耐暑性とも強く半日陰でも育つ丈夫なミントだ。

観賞用として栽培され、お奨めはしないが寄せ植えのアイテムに適している。
ミントを寄せ植えすると自然交雑し、種類がわからなくなってしまうので注意が必要だ。

また、株が古くなると斑が消えた緑の葉が出て来る。緑の葉は根元から切り取った方が良い。そのままにしておくと先祖帰りして株全体が緑になってしまう。

(写真)パイナップルミントの葉と花


パイナップルミント(pineapple mint)
・シソ科ハッカ属の耐寒性がある多年草
・学名は、Mentha suaveolens ‘Variegata’
・原産地は欧州南西部
・アップルミントの斑入り種をパイナップルミントと呼んでいる。
・草丈40cm程度で、甘い香りがあります。
・葉は卵状長楕円形で淡い白の班がある。
・開花期は6-8月

命名者:
Ehrhart, Jakob Friedrich (1742-1795)、1792年命名
ドイツの植物学者でウプサラ大学でリンネの弟子にあたる。植物名に最初に亜種(sbus)を使用した。後にハノーバー植物園の園長となる。

Host, Nicolaus Thomas (1761-1834)、1831年命名
オーストリアの医者・植物学者、ローマ帝国皇帝ニコラス二世の侍医。ベルベデールの最初の植物園長

Ledebour, Carl(Karl) Friedrich von (1785-1851)、1849年命名
ドイツ系エストニアの植物学者・エストニアの大学の教授でロシアの植物相を著述した最初の本を出版。
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ペニーロイヤルミント(Penny royal Mint)の花

2009-07-25 10:56:48 | ミント
(写真)ペニーロイヤルミントの花


ミントの花で一番好きなのが「ペニーロイヤルミント」の花で、淡い赤紫の花が丸まって茎に連なり、団子が串刺しされているところがなかなかいい。
このミントは、匍匐性があるため地面を這う傾向があるが、直立した場合は、この姿がユーモラスで愛嬌がある。

ギリシャ・ローマの時代には料理に使われていたミントであり、美食家で有名な「アピキウスの料理書」にもこのミントを使ったレシピが書かれている。

しかしながらそのユーモラスな姿からはうかがい知れないほど結構強いハッカのにおいがするので、ノミ・ねずみなどの駆除剤として使われている。

1994年にこのミントティーを常用していた若い女性が子宮外妊娠で死亡する事があり、妊娠時の女性の飲用は危険であることが指摘され、現在では肝障害を引き起こすことも指摘されている。

料理やハーブティーでの「ペニーロイヤルミント」の使用は、避けておいたほうがよさそうだ。

とはいえ、毒は薬でもあり花壇では花を楽しむ以外に、虫除けとして大事な植物の近くに置くとよい。
タイム、サントリナ、スイートバジルなどと組み合わせて配置すると、虫を忌避する効果がある。

さすがに昔から魔女の花輪を作る際の主要な花だけあって、花壇にこの花を植えておくと“邪悪”から身を守ってくれるというだけの力を持っている。

(写真)ペニーロイヤルミントの立ち姿
        

ペニーロイヤルミント(Penny royal Mint)
・シソ科ハッカ属の耐寒性が弱い多年草。
・学名は、Mentha pulegium L.(メンタ・プレギウム)。種小名のpulegiumは、“ノミ”を意味する“pelux”が語源。英名がPenny royal Mint、和名はメグサハッカ。
・原産地は西ヨーロッパ、中央ヨーロッパの湿った草原、砂地。
・草丈15cm程度で、ほふく性がある。
・冬場は、霜があたらない屋根の下などで腐葉土でマルチングする。
・苦くツンとくる強い香りがあり、ねずみ・虫除けなどで使用。料理には使わない方が良い。
・香りのグランドカバーに適している。

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ホワイトペッパーミント(White Peppermint)の花

2009-07-22 08:01:35 | ミント
(写真)ホワイトペッパーミントの花


ヒトに有用な植物の花は意外と控えめなものが多い。
野菜類の花がそうだし、ルッコラスイートバジルオリーブなども控えめだった。

ミント系は、もっと控えめな花を持つ植物かもわからない。その有用性はいまさら言うまでもなく生活に密着したハーブとなっている。

胃・頭をスッキリさせるメントール効果だけでなく、ペパーミントには殺菌効果があることがわかり注目されている。
食品の防腐だけでなくいま話題のインフルエンザ対策のうがいなどにも使えそうだ。

「ペパーミント」は、ウオーターミントとスペアミントの交雑種で約29種の雑種・園芸品種があり一大勢力を形成している。ブラックペッパーミント、ホワイトペッパーミントもこの仲間だ。

「ホワイトペッパーミント」は、「ペパーミント」よりもマイルドで香りも柔らかい。
生の葉を4ー5枚摘んできて、虫食い・枯れた部分を取り除き水洗いする。ティーカップに入れ一杯分のお湯を注ぎ10分間ふたを閉めて煮出す。

これで香り豊かなペパーミントティーが出来上がる。
気分爽快となることは間違いないが、注意点は、母乳の分泌を押さえる作用があるので授乳期の女性と妊婦は飲まない方が良い。

育て方は、水切れに注意するだけで耐寒性もあるので意外と簡単だ。
ただ、ミントは自然交雑し雑種化しやすいので、混裁は避け別々に地植えするか鉢で管理するのが良さそうだ。別々に植えるメリットとして殺菌効果が期待できるので、病気の予防としてのコンパニオンプランツとしても生かせる。

(写真)ホワイトペッパーミントの葉と花
        

ホワイトペッパーミント(White Peppermint)
・シソ科ミント属の耐寒性がある多年草。
・学名は、Mentha x piperita officinalis.L.。英名はホワイトペッパーミント(White Peppermint)
・ペパーミントは、ウオーターミントとスペアミント(M. aquatica x M. spicata) の自然交雑種で英国の湿った土壌で発見された。
・草丈40‐100㎝
・開花期は7月から9月で、穂状の花序に白い細かい花を咲かせる。
・湿った酸性土壌が適し、半日陰でも育つ。
・ペッパーミントはお菓子の材料として使われるが、ホワイトペッパーミントは香りがマイルドなので、サラダなど料理用ミントとして使える。
・殺菌効果があるので、キャベツ・トマトのコンパニオンプランツとして有効のようだ。
・妊婦は食しないこと。

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オーデコロンミント(Eau de cologne Mint)の花

2008-10-13 07:24:19 | ミント

オーデコロンミントは、丈が60~90cmまで伸びる比較的大型のミントで、
枯らさないように水遣りにさえ注意すると、肥料をあげる必要がない強いミントだ。

そこで、小さく育てようと小さな鉢に移植し、日差しが強い悪環境の中で育ててみたら
丈は30cm程度でこじんまりと育った。
そのせいなのか、今年は開花が遅れて9月頃となった。

(写真)オーデコロンミントの花


茎の先に薄紫色の球状の花をつけ、ちょっと茶色のような色が入った光沢のある葉
そして強い柑橘系の香りが葉をこするたびに薄く漂う。
この香りが早朝の水遣りごとにご返礼で帰ってくるのが結構うれしい。

このオーデコロンミントは、ペパーミントの変種であるが、
栽培品種は結構種類があり、区別が難しそうだ。
ミントは、品種が多く識別が本当に難しい。

(写真)オーデコロンミントの葉


オーデコロンミント(Eau de cologne Mint)
・シソ科ハッカ属の耐寒性がある多年草。
・学名は、Mentha × piperita f. ctrata ‘eau-de-cologne mint’。英名がオーデコロンミント、別名ベルガモットミント。
・ペパーミントの変種 (学名のMentha × piperitaはペパーミント)
・原産地は地中海沿岸
・草丈50cmで大柄なミント。摘心で丈を調整する。
・葉は卵形で薄い紫色がはいった光沢がある濃緑色で、比較的強い柑橘系の香りがする。香水の原料として使われた。
・開花期は、夏8~9月で花色は薄紫。
・ティーや料理に使われることはなく、主にアレンジメントやクラフトに使用する。

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グレープフルーツミント(grapefruit mint)の花

2008-08-20 09:58:45 | ミント

(写真) グレープフルーツミントの花


昨年よりチョッと遅めのようだが、薄紫色の上品な花が咲き始めた。
やはり花があると一段とバランスが良くなる。

というのは、グレープフルーツミントは、葉が素晴らしく、
明るい緑色の葉は、うっすらとした綿毛とシワシワで光を優しく返す。
葉に当たる光の変化を眺めていると癒し系のミントとなる。

朝早く葉を見ると、露に濡れたように根から吸い上げた水分を涙として放出しており
感情を持ったミントなのかなと錯覚したりする。

葉からは、かすかに青臭い柑橘系のにおいがし、
シャーベットなどに1~2枚添えると涼を楽しむことができる。

焼酎は、香りを愉しむところがあるのでやめたほうがよいが、
ジンなどのホワイトスピリッツ系のロックに入れるとおいしそうだ。
ロックグラスにジンと氷と緑色のミント。
口に持ってくるときに青臭い柑橘系の香り、脳を刺激し、悪酔いをさせないかも??
もちろん飲みすぎは脳死に至る。

(写真)グレープフルーツミントの葉


グレープフルーツミント(grapefruit mint)
・シソ科ハッカ属の耐寒性がある多年草。
・学名は、Mentha suaveolens x piperita(M.スアウェオレンス×ピペリタ)、英名がGrapefruit Mint (グレープフルーツミント)
・アップルミント(M. suaveolens)とペパーミント(M×piperita)の交雑種
・草丈は30~40cm。
・明るい緑色のシワシワが入った卵形の葉は、薄い綿毛で覆われており縁に切れ込みがある。
・グレープフルーツのような青臭い香りがする。
・開花の時期は7~9月頃だが8月末に咲く。茎の先の穂状花序に円錐形に薄紫色の小花が密集してつく。
・ハーブティ、サラダ菜として料理などに使える。

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ブラックペパーミント(black peppermint)の花

2008-07-30 08:17:31 | ミント

豪雨の後は、大掃除となった。

センテッドゼラニュウム、ミント等がかなりダメージを受けていたので、
痛んだ枝を含め大幅にカットした。

センテッドゼラニュウム、ミントは、刈り取った葉からいい香りがして
ゴミとなっても存在を主張している。
乾燥させて使うとポプリ、捨てればゴミなんだな~。

最も危ないと思っていたフェンネル、ロシアンセージが無事で
ロシアンセージからは、最高の香りが漂ってきた。


(写真)ブラックペパーミントの花


ブラックペパーミントも無事だった。
このブラックペパーミントは強い。
ロックガーデンのような日差しが強く乾燥した大鉢で身を小さく作り生存している。

悪環境から逃げ出そうと若芽を伸ばし鉢から脱出を図っているが
地上1m上に置かれた場所であり地面にはなかなか届かない。
それにしても諦めずに相当の長さの茎を3本ほど出している。

こうしてみると、植物は移動しないという神話は否定される。
植物も動くので“動くもの(動物)”の仲間だ。

(写真) 鉢から脱出を試みるブックペパーミントのなが~い芽


ブラックペパーミント(black peppermint)
・シソ科の耐寒性ある多年草。
・学名は、Mentha × piperita black peppermint 。英名はblack peppermint、和名はセイヨウハッカ。(Mentha × piperitaはペパーミント)
・ペパーミント系のミントで、オランダハッカ(M.spicata)とウォーターミント(M.aquatica)の交配種で強い香りがある。
・薄紫の花を咲かせる。開花期は7~8月。
・草丈は50cmぐらい。葉・茎に紫色が入った暗緑色であり、オーディコロンミントと似る。
・丈夫で、繁殖力が強い。
・湿った土壌を好むが、根が張ると乾燥した土壌でも耐えられる強さを持つ。
・生の葉をかんでみるとわかるが、ペパーミントの強い香りがし、サラダや調理で利用される。
・ミントは、地植えを避けるほうがよく、鉢などで生育領域を限定するほうが良い。

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ペニーロイヤルミント(Pennyroyal Mint)の葉と花

2008-07-25 06:58:27 | ミント

ペニーロイヤルミントの花が咲いた。

(写真)ペニーロイヤルミントの花


淡い赤紫の花が丸まって茎に連なり、団子が串刺しされている様相に近い。
匍匐性があるため、地面を這う傾向があるが、
直立した場合は、この姿がユーモラスで愛嬌がある。

その姿からはうかがい知れないが、
結構強いハッカのにおいがするので、ねずみ・虫除けとして使われていた頃もある。
料理やハーブティーで使われているが、他のミントを使うようにし、
ペニーロイヤルミントは避けておいたほうがよさそうだ。

花壇では、花を楽しむ以外に、虫除けとして大事な植物の近くに置くとよい。
タイム、サントリナなどと組み合わせて配置すると、虫を忌避する効果がある。

(写真)ペニーロイヤルミントの立ち姿


ペニーロイヤルミント(Penny royal Mint)
・シソ科ハッカ属の耐寒性が弱い多年草。
・学名は、Mentha pulegium(メンタ・プレギウム)。英名がPennyroyal Mint、和名はメグサハッカ。
・原産地は西ヨーロッパ、中央ヨーロッパの湿った草原、砂地。
・草丈15cm程度で、ほふく性がある。
・冬場は、霜があたらない屋根の下などで腐葉土でマルチングする。
・苦くツンとくる強い香りがあり、ねずみ・虫除けなどで使用。
・香りのグランドカバーに適している。

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スペアミント(spearmint)の葉と花

2008-07-24 09:56:23 | ミント

(写真)切れ込みがあるスペアミントの葉


ミントの基本系であるスペアミントは、
葉に特色があり、濃い目だが明るい緑色、槍の穂先のようにとがっており、ふちには刃こぼれのようなギザギザが入る。
スペアミントの名前は、この槍の穂先(=spear)からきているぐらいだからわかりやすい。

そして香りは、
ミントの香りだが甘い感じが残る。

スペアミントから取れる精油には、カルボンという成分が多く含まれ、甘い香りがする。
この点で、ペパーミントの主成分はメントールなのでクールで鎮痛作用があるのとことなる。

生の葉を軽くかむと、シャキ~という音とともに、それほど強くないミントの味がする。

(写真) スペアミントの花


ミツバチが大好きなスペアミントの花。
この5センチぐらいの穂に、ハチ、小さな虫などが群がり
縄張り争いもなく、早い者勝ちで蜜を吸っている。

アメリカでは、ミツバチが大量脱走で消えていっているというニュースがあった。
原因はよくわかっていないが、大農法による単一作物の花粉がミツバチの抵抗力を下げているようだ。

好き嫌いなく食べることは生存にとって重要なことであり、
大農法は、どこまで飛んでも同じ植物であり、抵抗力を弱め死亡させているか
繁殖しなくなっているようだ。

ミツバチは、花粉をつける重要な役割を担っており、
受粉しない作物は、結実しない種・果実となり、農作物の価格アップになってしまう。
受粉ロボットは開発されていないので、この代わりを人間がやると大変らしい。

単一作物の大農法は、非効率という曲がり角に来ているようだ。
受粉ロボットでこの曲がり角を抜け切るのか、
或いは、ミツバチを大事にすることで切り抜けるのかここからが思案のしどころらしい。

アメリカの農業は、ミツバチが消えた瞬間から砂漠化する危険性をはらんでいる。
ただでさえ大量の地下水をくみ上げて使っているので、この地下水とともに消える宿命にもあるそうだ。

スペアミントは、トマト、キャベツなどと混栽するといい関係で成長するそうだ。
ハーブ、中でもミントは生命力が強いので、
現在の農業が抱えている危険を低下させる能力がありそうだ。

(写真)花の形がよくわかるスペアミントの花序


スペアミント(spearmint)
・シソ科ハッカ属の耐寒性がある多年草
・学名は、Mentha spicata L。英名がspearmint、別名オランダハッカ(阿蘭陀薄荷)、ミドリハッカ(緑薄荷)
・葉は長卵形で、強い香りを持っているミント。
・肉の臭みを消す、殺菌・防腐効果があるなど料理で使う。
・日当たり、半日陰での湿っぽい土壌が適している。
・開花期は7~9月で、茎の上部に円錐形の花穂を出し、白い小花を多数つける。ハチが大好きな花であり彼らが受粉させる。
・葉をハーブティー、肉の臭みを消す、殺菌・防腐効果などを活用して料理で使う。
・コンパニオンプランツ(共栄植物)的には、家庭菜園でのトマト・キャベツとの相性がお互いによいようだ。

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アップルミント(Apple mint)の葉と花

2008-07-21 08:57:28 | ミント

(写真)アップルミントの丸い葉


ハーブの中での優等生軍団ミント、
その中での優等生は、アップルミントかもわからない。

明るい緑色の優しい丸い葉が対生し、直立で50cm程度まで大きくなる。
そして葉からは、
フルーティな香りが漂い、気分を爽快にする効果がある。

アップルミントは、ハーブティー、ミントソース、ポプリなどに活用されるが、
休日の朝のモーニングティーにイメージがピッタリと合っている。

これを飽きずに出来たらイメージではなく生活に定着したのだろう。
イメージ、ムード優先は、ほとんど飽きてしまう。

一番飽きない活用の仕方は、
目線が下を向いているときに、
この状態は、脳が考え事をし答えが出ずにループ状態で空回りしている状態であり
長続きは避けたいがこの状態から脱出する方法が以外とわからない。

こんな時に、アップルミントの葉を1枚つまみ、
指先でウーリーな感触と香りを確かめると良いかもわからない。
その時の感触と香りを“文字で表現する”ことをしてみるとさらに効果が出ると思う。

抜け出すコツになると思います
ただし、ここまで読まれた方は、こんな心配はありません。
ピンクの丸い粒がかすかに見える花を愉しんでください。

(写真)アップルミントの花


アップルミント(Apple mint)
・シソ科ハッカ属の耐寒性がある多年草。
・学名は、Mentha suaveolens(メンタ・スアウェオレンス)。英名がApplemint、羊毛のような柔らかい毛触りからwoolly mint(ウーリィーミント)とも呼ばれる。
・和名では、葉が丸いので、別名マルバミント、マルバハッカ(丸葉薄荷)とも呼ばれる。
・原産地は、地中海沿岸地方。
・フルーティなスペアミントの香りがする。
・開花の時期 7~9月頃茎の先の穂状花序に円錐形に白かピンクの小花が密集してつく。
・草丈は60~80㎝。明るい緑色のしわが入った卵形の葉が対生してつく。
・クリーム色の斑が入ったパイナップルミントは、アップルミントの変種。
・ハーブティ、料理などに使える。

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