モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

いま気になる二人。野田首相の後見人とサッカーの英才

2012-09-22 19:41:14 | ニッポンの政治
しばらくブログを更新していないため、フォーマットが変わり見難いというご意見をいただきましたので”埋め草”的な話題で恐縮です。

何しろ動機が不純なので、週刊誌でも書かない疑問を書いてみようかな~ということにします。

今年80歳になる藤井裕久(ふじいひろひさ)さん。現職は民主党最高顧問の衆議院議員で大蔵省出身。藤井さんは、民主党が政権を取った時に「コンクリートから人へ」の政策で内需主導型の経済成長を達成すると高らかにラッパを吹いていた。このときはこれまでにない経済政策であり藤井さんほどのキャリアがあれば達成可能なのかと信じるところ大であった。

しかし、今現在を見ると彼のというか民主党の経済政策は挫折なのか、震災があったから道半ばなのか、レビューを明確にしていない。

これまでは尊敬する人物であったが、最近疑問を持つようになった。特に、一貫性が感じられない論調には揚げ足を取りたくないが論拠を明確に出してもらわないととても信じられない。
今余生をかけて大事にしていることは、野田首相の後見人のようであり、小沢一郎から野田首相にスイッチした論拠をどこかで残しておいて欲しいと思う。

また、お得意の財政運営に関しても、口先老人にならないよう発言する場合は、論拠を明示して欲しい。大蔵出身の論客はちょっと信じられないところがあるな!(他にも一人いるよね。)

二番目の疑問は、マンチェスター・ユナイテッドの香川真司さんだ。
どうして日本代表として出場した試合ほとんどで出来が悪いのだろう?
他の選手のレベルが低いのでかみ合わないのか、それとも、香川さんが一人空回りしているのか、どちらかだろうが 結果として現れていないことは試合を見れは一目瞭然だ。

藤井さん、香川さんとも、いまは問題ありだが能力のある人なので、修正してナイスプレイをきっと見せてくれるだろう。期待して待っていようかなと思う。
あそうそう、藤井さんは表舞台から降りた際に回顧録を書いてほしいな。そこでもう一度藤井裕久を知りたい。

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小沢一郎のラストチャンス

2010-09-07 12:19:48 | ニッポンの政治
さて、政治は書かないつもりでいたが書くことにした。

理由は簡単で、小沢さんが民主党代表選に勝ち内閣総理大臣になって欲しいからだ。

そして、その結果、負けた菅さん陣営が新党を立ち上げる行動に出て欲しいからだ。
だが、岡田さんは、民主党に残って欲しい。

世論調査と異なることを望んでいる理由は、
菅さん及びそのブレーン達の論点の作り方にガキっぽさを感じるからだ。

参議院選挙での“消費税論”、今回の代表選での“クリーンな政治”がその象徴だ。
財務省官僚の口車に乗ってしまった見識のなさ、勝てば官軍という考えでの挑戦者のアキレス腱を攻め続けるスポーツマンシップのなさ、ここに狭量を感じる。

私たちが納めている税金の使い方が無策であり効率が悪い。しかも無駄遣いをしているのでここにメスを入れ、大手術をやって欲しいという願望が民主党政権を作ったと思うが、官僚の口車に乗る狭量の菅さんで大丈夫なのだろうか?

政治家の身ぎれいさは政治家個人のモラルの問題だが、日本が中長期的に沈没しかかっているのは、私たちの大問題であり、これまでの自民党政治家と官僚の政策が間違っていたところが多かったというツケが来ている大問題だ。

政策そのものと、政策立案と予算付与その執行のシステムをどう変えていくかというのが論点のはずだが、アキレス腱を蹴ることに力点をおく菅さんには聞いていてがっかりしてしまう。まるで、先の国会での野党自民党のようだ。

政治家が身ぎれいということ自体、天に向かってツバをしているようで、ダメ人間の象徴のようだ。
政策とその実現で清濁あわせのみ、決断したら逃げないで利害関係者に説明する努力にかけてもらいたいものだ。

さて、小沢さんだが、やっと表舞台に登場した。
一対一で勝負したら恐いだろうなと思う。しかし、代表選での説明スタイルは、短い言葉に情熱というか気持ちがこもっているように感じる。しかも、官僚にとっては劇薬のようだ。
中央省庁の解体を進められるのは小沢さんのほうだろう。
情報収集、政策立案、予算化、(予算の付与は国会)、執行、この評価など全てのプロセスを握って離さないでいるので、自分たちの縄張りの拡大での天下り先の団体を作る、業界との癒着など弊害が目立つようになった。
執行部分から切り離し予算と人員を地方公共団体に渡していく小沢論は妥当な手法だと思う。これを加速して中央省庁をスリム化できるのは官僚の口車に乗らない小沢さんだと感じる。

現段階では、菅さんが代表選で勝つだろうという予測のようだが、挙党一致という名目で民主党が生き残ろうとする菅さんたち陣営の浅はかさがいずれ出るだろう。
それは、政治資金に身ぎれいと自称する“いい子達グループ”は、この代表選を通じて“悪い子”達を排除する感情がより強まり純化の道を進みそうだからだ。

小沢さんは、最後の最後であるラストチャンスを時間をかけて練るだろうから分裂の火種は残りそうだ。
岡田さんがこの分裂に橋をかける政治家として大きく成長して欲しいものだ。
そして、自民党を初めとする野党にもチャンスが廻ってくるので、政策立案能力のある政党に育つことを望みたい。

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平成維新の政治③:6日の国会論戦を聞いて

2009-11-07 06:32:59 | ニッポンの政治
11月6日の参議院予算委員会での国会論戦で、鳩山首相、小沢民主党幹事長の政治資金の虚偽申告についての追求が自民党 西田昌司参議院議員からあった。
これはこれで追求しなければならないことではあるが、この先は東京地検に任せて欲しいと感じた。

何故ならば、これ以上国会でこの件で時間を使うのは我々国民に有益な時間とは思えないからだが、自民党首脳はどう考えているのだろう?

もっと知りたいことがあるという我々の思いがわかっているのだろうか?
どうしてもやりたいときは、テレビ放送がない時間帯でやってもらいたい。
こんなことをテレビで見る時間がもったいない。

多分、結構な数の人が同じ思いを抱いたのではなかろうかと思うが、質問者の西田議員の政治資金も徹底的に洗い出して欲しいと思った。
天に向かってつばを吐くようなことがなければ幸いだが、ヒトを攻めるには身奇麗でなければ最低の条件を有しないと思うがどうだろう?
西田議員は、税理士出身といっていたが、危ない指導をしているとか、秘書の費用とか大丈夫なのだろうか?新聞ネタにならないことを祈りたい。

今知りたいことは、政権与党の政策がこれからの日本及び我々の生活にどう影響するのかということが知りたいからで、犯罪を暴き政争に持っていく意図には賛同しかねる。

自民党が明確なポリシーを持ち政権に復帰しても大丈夫だと自らが自信を持った時から政争にしてもらいたい。
混乱をつくるのではなく、世界の二流国家にしてくれた過去から立ち直ることの方が先決で、真摯に政策論争をして欲しいというのが願いだ。

「政治と倫理」は重要だが、今は政治が役立っていないということに謙虚に答える時だと思う。もとといえば、自民党の政策が日本を行き詰らせたということを自らが反省しているのだろうか?
ということを自覚していないとしか思えない。

犯罪は犯罪で裁かれるので、自民党は、建設的な次の政権を担える野党として日本のこれからについて論戦をして欲しい。というのが願いだ。
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平成維新の政治: ②自民党は成功体験を破壊できるか? カネと組織票

2009-10-03 07:10:54 | ニッポンの政治
麻生太郎首相が総選挙前の9月後半に選挙協力を依頼するために廻った業界団体の一部が以下にある。
日本経団連、全国生コンクリート工業組合連合会、全国建設業協会、日本土木工業協会、全国不動産政治連盟、全国農業協同組合中央会、全国漁業協同組合、全国商工会連合会、日本船主協会、日本医師会、日本薬剤師会、全国銀行協会、日本自動車工業会、日本電機工業会、日本電気工業会、電子情報技術産業協会そして実践倫理宏正会などなどである。

これらの団体は、票と政治献金を通じて自らの望む政策実現を働きかけ、自民党との持ちつ持たれつの関係をつくってきた。

しかし、茨城6区では地域の医師会が厚生省出身の民主党候補を推薦し、厚生族のドンで診療報酬改定に影響力を及ぼした元厚生大臣 丹羽雄哉氏が落選したように、自民党と業界との蜜月関係はあらゆるところでほころび始めている。

自民党と業界団体は、産業政策を通じて日本の成長を支えてきたが、その理論である公共事業をすると、そのカネが水がしみるようにいろいろな産業・企業に廻るという“シャワー効果”が効かなくなってきた。
デパートでも最上階に特売会場を目玉として作りその客を下の階に誘導するという“シャワー効果”理論が生きていた時代があったが、今の時代はこの効果がなく別の店で目的のものを買うという時代になった。

成熟した経済の下では当たり前のことであり、票が欲しいがために土木事業に特化して新しい産業を興さなかった自民党の政策のツケが私たちの生活を直撃してきたために、自民党的な業界団体との癒着的な付き合い方を見直すいい時期だろう。

というよりもさることながら、政権党から滑り落ちたため、業界団体のほうが政策実現のための政治献金を自民党に集中して出さないようになることは間違いない。4年間も政権から外れるとかなりはっきりとするだろうし、民主党が公約している「企業・団体からの献金の禁止」は、自民党の兵糧を立つのに十分だ。

9月30日に総務省から平成20年度の政治資金収支報告書が発表された。

大雑把に政治資金を見ると、平成20年度の総額は1253億円で、このうち政党・政治資金団体の収入が947億円だった。
内訳は自民党が308億円で群を抜き、共産党250億円、公明党145億円、民主党142億円となる。
この947億円の収入の内容を見ると、党費・会費が395億円、事業(パーティ、出版など)328億円、政党交付金(税金から支出)319億、政治献金・寄附86億円などとなる。

我々の税金から支出している政党交付金の平成20年の実績を見ると、自民党158億円、民主党119億円、公明党27億円などで、共産党はこの交付を辞退している。

民主党に関してみると総収入が142億円で、政党交付金が119億円を占めるのでほとんど政党交付金でまかなっていることになる。
つまり、政治献金が少なく、パーティなどの事業でも金を集めていないというスリムな政党像が浮かび上がる。

民主党がこのスリムさを続ける限り、利権をあさることもなく、税金でもって政治を行う稀有な国民のための政党となれる。
岡田外務大臣のお中元・お歳暮は返却、飲み食いは割り勘という生活信条は、こんな貧乏な政党のリーダーだけでなく、日本の全てのリーダーに奨めたい新しい行動哲学だ。

一宿一飯の恩義を感じるヒトは、利権供与に近づきやすくなり、長くなると腐敗する。
いわれのない贈り物・献金は受け取らないということをやらない限り腐っていってしまうし、支持者も供応を要求する。

これから自民党が直面するのは金欠病である。党員が離れていくので党費が減少する、パーティでヒトが集まらなくなるので事業収入が悪化する、国会議員が減少したので政党助成金が減る。などに直面する。

ということは、政治活動のあり方を根本から変えない限りお金で行き詰ることは目に見えている。
ここが変えられないのだろうなという感じがする。

前回書いた早稲田大学ラクビーチームもこの名門というプライドを“勝てないという実態”に合わせてゼロにするというのが難しかったという。

これまでの成功体験・プライドを捨てられるかが自民党再生の最初の鍵のようだ。
さて、若手が落選し高齢化した自民党の国会議員構成でこれが出来るのだろうか?

多分プライドをゼロにすることは出来ないだろうなと思う。
政権に戻る4年後、或いは8年後までの翁達の寿命を考えると耐えられなくなり、この翁が考えることは、謀略であり、民主党を割ることだけなのだろう。

新しい政策を実現させたいから政権に戻りたいというところがない限り、戻れないし、戻っても短命になるのだろう。新しい政策には新しい支持者が明確にいるので、ここから組み立てるのだろう。

自分が選手時代は、50m走を6.1秒で走る選手が数多くいたが、監督になってみて驚いたことに6.5秒もかかる基礎体力が劣る選手が多かったという。この選手達を短時間で優勝まで持っていった清宮監督の著書『荒ぶる復活』を谷垣自民党総裁に是非読んでもらいたい。
これは自民党再生のヒントが一杯あるバイブルとなるはずだ。
ただし、日本ラグビーフットボール協会会長森 喜朗さんにはお奨めしない。きっと読む以前にフンッ~と言って横を見るだろうから。


補足の感想
谷垣自民党総裁が八ツ場ダムを視察してのコメントをテレビで見ていると、「おいおい、自民党が計画を認めたダムだろ!」と言いたくなるほど中止してもしょうがないかなという事由を知っていたようだ。
だが、建前としても、「民主党には絶対中止させません。」と言うべきだろうに・・・・
でも正直なヒトのようだ。

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平成維新の政治: ①自民党は本当に再生するのか?問題提起。

2009-10-01 09:04:19 | ニッポンの政治
NHKの新政権誕生後の世論調査では、無党派といわれる支持政党なしの人たちにも「自民党の再生に期待するヒトが65%もいた。」

健全な野党、政権交代可能な野党として自民党の再生を望んでいるヒトが結構多いということだが、自民党総裁選挙までの動きを見ていて“再生は難しいのではないか?”と感じてしまった。

どこが再生困難かということだが、
いまの自民党は、かつての優勝できない名門早稲田大学ラグビーチームを見ているようだ。

早稲田大学ラグビーチームは、1990年に関東大学ラグビー対抗戦グループで優勝して以来2000年までの10年間は明治大学などに勝つことが出来なかった。
ましてや全国大学ラグビーでは2回戦敗退というかつてない負け方だった。

この復活は、2001年に就任した清宮克幸監督の登場で劇的に変わった。

この経緯は、2002年11月に発刊された『「荒ぶる」復活』(清宮克幸著 講談社)を読んで納得した。
ちょうど忘年会で時間より早くついたので本屋に行き偶然手に入れ、待つ間に読んでいたが、 “勝つための理論”を清宮監督は持っていた。
だから、彼が監督の5年間優勝を継続したし、その後の中竹監督時代も優勝を継続することが出来たのだろう。

清宮監督が考え実践した“勝つための理論”とは、こんな内容だった。(清宮さん簡単にまとめすぎてすみません。)

1.出発点は、負けているので、いままでの全てが通用しない。ゼロからの出発をどう共有するかだが、名門早稲田のプライドがありゼロに戻すのが一番難しかったようだ。
2.根性・練習量では変われない。選手個人の戦略眼・スキル・体力を向上させる目標を持ちこれを数値化してレベルアップが確認できるようにした。
① 実際練習時間は2時間だけにしたようであり、これは早稲田ラクビーにとって画期的だろう。だが選手にとっては不安だったろう。
② 練習をフィットネス、ベーシックスキル、チームトレーニングというように三種類にわけ、フィットネスを高めるために例えば3000m走の目標時間を設定して進歩がわかるようにするなど目標の数値化をした。
③ そして、個人ごとにそのレベルに合わせた練習メニューをパソコン上につくり、成長をみんなでも確認できるようにした。
④ もちろん試合の場合は、ビデオを見て得点化していったので、何がよくて何が悪かったかが数値化されるので俯瞰した戦略眼が良くわかる。
3.指導するコーチ陣も“チーム清宮”をつくった。ぞくに適材適所といわれるが、そうではなく清宮監督の目指すところを一緒に担うそれぞれの専門家の集団であり、目標を共有化できないコーチは如何に専門性が高くともいらないということになる。
4.勝つために必要な環境・サポート体制を構築した。湾岸戦争の場合でも、物資の補給体制が戦う以上に重要であり、このロジスティック体制が出来上がったからこそ常勝の基盤が出来る。
① 優秀なマネージャーの確保。多数の選手がいる集団にとってこの役割は重要。
② メディカル部門の充実。トレーナー、理学療法士、ドクターと契約しチーム所属とした。お金のかかることでありこの部分に手を出せないことが多いが、怪我人が少なく、怪我した場合でも復帰が早いということは言われるまでもなくプラスに働く。
③ トレーニングルームをグランドの脇に作り、個人別のフィットネスなどの状況がパソコンに取り込めるシステムを世界初でつくる。
④ 優秀な選手をリクルートする人材確保の体制を構築。
5.環境を整えるための費用は、日本初となるスポンサー契約という新たな手で確保。何をやるにしてもコストがかかるがOB会の寄付など従来の考え方にとらわれていたのでは何も出来ないことになり、従来どおりとなる。

清宮監督は、大学ラグビーというレベルを社会人ラグビーのレベルにその環境を引き上げた経営者であり、だからこそ大学ラグビーに革命をもたらしたのだろう。結果として常勝チームをつくれた。
他大学でもマネをするようになるだろうが、さらに上のレベルに至るには、人材のリクルートとその育成者・育成方法というところにいたる。

自民党総裁選までを見るにつけて、4年で政権を獲得できるようには思えなかった。ひょっとしたら来年の参議院選挙後に分裂し、後期高齢者にも支持されない“老人党”になってしまうのではなかろうかと感じる。

民主党は、明治維新以来の革命を行っている感がする。
ここに共鳴する人々が多いと思うので、多少の政策の失敗だけではつぶせない。ましてや、人心攻撃などの汚い手を使うと“まだわからないのか?”と思うヒトが多いだろう。

正面から“日本の経営をどうするのか”で戦って欲しいが、“できる”のか“出来ない”のかを次にまとめてみることにする。

(次回は、自民党のハードル、クリティカルパス)

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政権交代の効果: 新聞が面白くなった!

2009-09-19 20:00:07 | ニッポンの政治
お気づきでしょうか?
新政権の大臣が着任した日から新聞が面白くなった。 というか、読みたい内容になったという気がする。

気になったので何紙か目を通してみたが、朝日新聞が劇的に変わり面白くなってきた。
新聞社もこの劇的な変化に気づいているのだろうか?
ほめてあげたい。

これまでの新聞といえば、チラシが欲しいがためにしょうがなく新聞を取っていたのでせいぜいテレビ・ラジオ欄を見るぐらいだった。
こんな極端な意見に賛成する人も多く、リクルートは、チラシとテレビ・ラジオ欄だけを無料で配布する事業化の実験をしているというので、いいところに目をつけている。

新聞には、日本人全体の知的水準の維持向上、世論の形成など目に見えない重要な役割を担ってきたが、読む気にさせる努力を怠ってきたツケがきている。
特に顔ともなる一面からの政治の欄がとても読む気になれる代物ではなかった。
日本人の知的センスを著しく落とすものだった。

民主党の時代になってからその読む気にならなかった理由が良くわかるようになってきた。
自民党政権時代は、派閥、族議員、業界との癒着、権力の二重構造、暗闘など政治を語る言葉が汚い言葉で満ちていた。
こんな言葉であらわされる政治に嫌気がさしていたし、どうしょうもない政治家という人達と政治部の記者のセンスを疑っていた。

民主党を中心とした連合政権が誕生してから、自民党時代に多用されていた言葉が少なくなり、子供手当てなどの政策を中心として、新大臣の方針、官僚と対峙する一挙手一動など政治面の記事ががらりと変わった。

まるで、政治部の記者が入れ替わったような変わりようだ。
この変化は政治をもっと身近にさせるものであり、新聞も生き返った。

政権交代の効果は、まず顕著に新聞に現れた。
次はテレビにもこのような変化を期待したい。特にNHKは大変化してもらいたいものだ。

民主党政権で、地盤沈下と存在の価値を問われかねない経団連はどう生まれ変わるのだろうか?

地球温暖化対策としてCo2 25%削減という目標の設定は、生産・流通・消費のあらゆる場面での総合的な省エネルギーなどの技術開発につながり、日本の優位な成長シーズを生み出すことに結びつきそうだが、実現困難ということで日本を逃げ出す気なのだろうか?

国籍を持たない企業は、どこからも支持されなくなる可能性があることを理解できないのだろうか?
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総選挙の総括③:あれから1週間、ダメ出し3

2009-09-07 00:16:23 | ニッポンの政治
民主大勝、自民惨敗からちょうど1週間。
ヤッパリというか、起こるべきことが起きている。

その1、新聞・テレビの悪しきワンパターン報道。
『小沢幹事長内定、権力の二重構造か?』
テレビ・新聞ともワンパターンにこの見出しで埋め尽くされている。
ジャーナリズムは、先入観念を持った決め込み取材で、聞く耳がないか、見る目がないか、足を使って取材する筋肉がないか、手を抜きすぎているようだ。
そろそろこのワンパターンは止めて欲しいな!

308人の当選した民主党の新しい幹事長として、どんな政治をしたいと考えているのか小沢幹事長にインタビューしてからニュースにして欲しい。
インタビューできていないから昔の手法を今度もやるのではないかという妄想・幻想を抱いて、先入観年で読者・視聴者を惑わしている。
頭で考えないで、足で勝負して欲しいね。

特に、テレビ・新聞の政治部の人間は、派閥の内紛・内実に終始した自民党政治に毒され、聴いていても嫌な人間に育ったなということを感じる。社会部とか経済部、或いは文化部と入れ替える時期にあるのではないだろうかと感じる。
この意見は、かなりの方に共感をもらえるのではないかと思うので、ジャナーリズムのあり方の危機的状況かとも思う。
メディアの経営者は、自分のところの商品(コンテンツ)の劣化にもっと真剣になるべきかなと思う。


その2、『官僚の抵抗』:先が読めない官僚と悪事を隠したい官僚は抵抗する!
官僚の抵抗が話題になること事態がおかしい。
抵抗自体は悪ではないが、抵抗してもクビにならない、左遷されない、降格しないという既得権益に安住して抵抗しているのでどうしようもない弱虫だ。
抵抗する官僚は新しい環境に適応できない自己改革できない弱虫だといっても良さそうだ。さらに、既得権益がなおされていないこと自体もおかしい。

現在の職もない厳しい社会で、これはまさに特権階級であり不平等すぎる。民間同様に労働三権(団結権、団体交渉権、団体行動権(争議権))をあげて、クビ、降格をも可能にすべきだろう。

その上での抵抗をして欲しい。民間での抵抗は、家族を含めた将来の生活をかけた抵抗をしているので見習って欲しいものだ。

で、抵抗はあるのかというと、現状認識をきっちり出来ない頭の悪い官僚、或いは、自民党政権時に暴かれたくない危ないことをやっていた官僚は抵抗するだろう。情報を開示しない官僚はこの後者に属するのだろう。

先が読めない官僚へのアドバイス
・ 期待の自民党は、4年後以降でなければ復権できない。この4年間は抵抗するにしても長すぎるくらい時間がある。
・ 民主党及びみんなの党まで含めて、公務員の制度改革は衆議院・参議院を通過する数を有している。この制度改革は、限りなく民間に近づくと思うので、降格・配置転換・懲戒免職などができるようになるだろう。抵抗しすぎると、このコースに直ぐ進むよ~。
・ 何よりも、政権交代が可能なことになったので、政党と癒着し官僚の利権を追及する仕事の仕方自体が出来なくなる。国民に奉仕するサービス業に転換しない限り官僚の存在価値が高まらない。自らの仕事の目標を考え直す時期でもありそうだ。
・ いま官僚をやめても職がない状態にある。もし職があったとしてもぬるま湯につかってきたところがあるのでゼロから出発する気持ちがなければ後悔する。官僚として我慢した方が良さそうだ。

これだけがわかっていれば、『抵抗』は無意味であり無価値であると思うが抵抗する官僚はどう考えるのだろう。

馬鹿か、悪事を隠したいと思われてもしょうがないかな。

民主党小沢さんの秘書が逮捕された政治献金疑惑に関わっている自民党国会議員の件で、匿名の政府高官談話として「自民党からは逮捕者は出ません。」と話したのが元警察庁長官で漆間 巌内閣官房副長官(官僚のトップのポジション)だったが、
この人物が、官僚の抵抗に関してこれを是認し抵抗を鼓舞する発言をした。
まあ~ご本人は、民主党に首にされるだろうから、言いたいだけいってやれというお気持ちかもわからないが。

民主党政権は、この御仁を“クビにしてはいけない”と思う。
このような御仁は、大事に扱い敬して楽できるように全ての仕事を取り上げ、辞表を書いても受け取らずに慰留し寒風にさらしておいたほうがよいと思う。
やはり抵抗勢力のさらし者を意図的に作ることもメッセージであり、これだけの実績を積んだ御仁なので遠慮はいらなそうだ。
ましてや、天下りなどさせてはいけない。

その3、『燃えない自民!。老人の妄想と言語障害の中堅若手』
なんか死んでしまったかという自民党になってしまった。
郵政選挙で大勝した自民党が、小選挙区制度はおかしい。選挙制度を見直すべきだと言い出すにいたっては、自分たちが負けたのではなく、選挙制度に負けたと言い訳しているようでどうしょうもない。

ジイ様はダメだと思う。石破茂頑張れといいたい。

この一週間のダメ出しはこの三点かな。
自民には不満があり、民主には不安があるとよく言われるが、正しくは、官僚には不満があるが、自民には不安がある。というのがこの7日間だと思う。

民主党の考え方は、実証されていないが、自民党には出来ない経済の成長政策を有していて、“コンクリートよりも人に”という経済政策の考え方は素晴らしい。
何とか4年間で実証して欲しい。そうなると日本の社会全体が大きく変わる。

ついでにダメ出しの追加をすると、
『経団連は日本の経済活動をする企業の意見を代表しているのだろうか?』
という疑問がある。
経団連は、財界総本山といわれ優良企業が会員であり、今回の金融危機で首切りもすばやかったキャノンとかがリーダーとなっている。
危機になってはじめてわかる真実がある。経団連に加盟していない中小企業のほうが雇用を維持していて、日本の企業としての或いは日本国民としての責務を守っていそうだ。

経団連は、加盟社の企業の雇用に関しての現状を調べたことがあるのだろうか?
この疑問に答えて情報公開してもらいたいものだ。

経団連は、どうも民主党が取ろうとしている経済政策とマッチしている経済団体ではなさそうな気がする。日本のごく一部の企業の代表であり最大の疑問は雇用の疑問である。

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総選挙の総括② :自民党は再生できるか?

2009-09-01 20:27:46 | ニッポンの政治
これからの関心・楽しみは、 『官僚の抵抗』に尽きる。

しかし官僚は、民主党だけで308議席、公務員制度改革に賛成する他の多くの野党を含めると320議席以上を有する強力な国会の権力にいつまでも抵抗できるはずが無い。
しかも、意志を明確に出した国民を敵に回せる度胸があるだろうか?
見てみたいものだ。

『官僚の抵抗』は機会があれば取り上げるとして、
官僚が抵抗しても大儀がなさそうだと気づくであろう『自民党の再生』を検討してみることにする。

結論から言うと、「自民党の再生」は難しいと思う。相当の時間がかかりそうだ。それほど完璧に“民意”に砕かれてしまった。
仮に、来年の参議院選で新生自民党が大勝したとしても、次の衆議院選で過半数以上を占めるまで政権復帰というリアリティが生じない。

困ったことに新生自民党の再生には、時間がかかりそうな理由がある。
その要因は、今回の選挙で落選して欲しかった人が最後の最後に生き残ってしまったからだと思う。

この意見は、
新生自民党は、“過去の栄光にしがみつく翁”を排除しない限り早期に(といっても次の衆議院選までの最大4年後)政権を獲得出来ない、と考える中堅・若手の思いと一緒だと思う。

しかし現実は、敗戦処理に相当額の支払い(借金)があり、議員が減ったために政党助成金も大幅に減り、また、当然政党への献金も減るだろうし金欠病に陥ることは明白だ。
中堅若手だけではこの現実的な問題を処理できないので、“翁”の金力に頼らなければならない。

新生自民党の新しいアイデンティティは、きっとこれらを理解できないし認めたくない“翁”との連携なしには出来上がりそうも無い。
だから、中途半端なものとなり、再生に時間がかかるという見方が一般的に支持されると思う。

民主党は13年かかって政権を獲得したが、よほどのことがない限り、二回の参議院選と一回の衆議院選がある5年後以降になるのだろう。
“翁”の声が大きいほどもっと時間がかかるかもわからない。

その翁が誰かというと、自民党を119議席まで減らした功労者で、貢献度大なのが麻生首相、同程度で福田・安倍・森元首相だと思う。その政権をたらいまわしして飽きたら放り投げる無責任さと見通しの悪さは貢献度一級ものだろう。
その次ぐらいに自民党道路族のドンで派閥のボス古賀誠がいる。彼は奇才小泉元首相の真似をして総選挙を茶番にしたことで自民党の幕を引くとどめの一撃をはなった。

この5人は小選挙区で当選してきたので志気も高く、これがかえって新生自民党の大ブレーキとなりかねない。
生き残った若手の気持ちには、“こんな世界に誰がした”という恨みがあり、気持ち的には相容れることは難しいだろう。

その次ぐらいに貢献したのは、地元小選挙区では見放され比例区で復活した重鎮がいる。もちろん、自民党を破壊した貢献度は間接的にだが高いものがある。
例えば、麻生下ろしの中心となった中川秀直・武部勤元幹事長、麻生首相を支えた派閥のボス伊吹派の伊吹文明、町村派の町村信孝などである。

これらの翁が活躍する自民党は、新生というよりも焼け残り組みというイメージになるので、焼け残ったバラックで雨露を凌いでいる印象が強まる。そして、何よりも重要なのは自民党を崩壊させた貢献者たちに中堅若手がついていくのだろうか?
分裂の危機もあるだろう。

ということを“翁”は読んでいるので、裏に引っ込み表を操る人形遣いを目指すのだろう。

そのリトマス試験紙として、翁の出方を読むために、新生自民党の総裁として森、幹事長に古賀という風説が流れているという。
翁たちがこれに乗ったら、さらに崩壊をすすめかねない。

自民党が再生するのには、石破茂、石原伸晃、舛添 要一などの中堅クラスが10年計画を持ち目標に向かっていった方がいい党になりそうだ。この中では、意欲満々の舛添より頑固で粘り強い石破が適していそうだ。

と書いていても、なんか魅力のない党だな~と思ってしまう。

これまでの自民党は、ヒトが前面に出たが、政党は、日本の経営者としてのビジョン・政策がないと評価されないのだろう。
個人政党ではなく、組織としての近代的な政党に変わらない限り政権に戻りえないと思ってしまった。
ガンバレ自民党!焼け野原から立ち上がれ!

新生自民党が政権に戻るのには大分時間がかかりそうだ。
官僚たちよ、民主党に愛されるようにならない限り生きる道はないぞ。
そして、次に自民党が復権しても大丈夫なように自らの使命感を構築しよう。

『政党のための官僚ではなく、国民のための官僚に脱皮しようぜ!』

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総選挙の総括①:プロの政治評論家にもレッドカード!

2009-08-31 09:22:34 | ニッポンの政治
これを書くきっかけは、“田原総一朗の朝まで生テレビ”のスタート部分を聞いていて不愉快に思ったからだ。

その不愉快な部分は、「民主党はとりすぎた。」ということをしきりに発言をし、選挙とその結果を理解していないのではないかと思った。
評論家の思い上がりを感じた。

田原さんは尊敬しているのであえて実名で批判するが、
これから始まるワイドショーとしての政治ニュースの報道について物申しておきたいと思ったからだ。

今回の選挙結果は、 「民意である」ことを評論家は理解すべきだと思う。
プロのプロたるゆえんは、情報ソースがあり、これを分析する視点がしっかりしていて、言葉・文字として発する説得力に切れ味があるから成り立つのだろう。

その際に、よってたつ情報ソースが永田町・霞ヶ関・研究室では生きた情報が入ってこずゆがめられた情報ソースに立っていることに気づく必要がある。
これでは民意を理解できない。
理解できないということは、語れば語るほどメディアの受けてである視聴者と乖離し浮いた存在となってしまう。

出来の悪い評論家は、メディアに消費されて消えていくのもそれでいいが、その前に行動する視聴者の抗議の電話が増えるかもしれない。
田原さんにはこうなって欲しくない。

情報ソースを永田町・霞ヶ関という特殊村にだけ基盤を置いた人間になって欲しくない。
もっと新聞社・テレビ局などの組織力を使った調査・取材力を活用するべきだろう。

民意を数としてつかんだのは、この出版社・新聞社などの調査だった。
民主党の獲得議席数が300-320と予測したのもこの調査だった。

だから今回の選挙結果は、不思議でもなく、驚くほどのこともない。ただ、実際は取りこぼしがあったが、この取りこぼしを分析するべきだろう。

私は、投票率が70%台にのるかと思っていたが、のらなかったようだ。
それでも最終的には前回を上回ったようだ。
小選挙区制でのこれまでの最高は、小泉首相のもとでの郵政選挙が67.51%であり、今回は69.28%だったというからとにかく素晴らしい。

このちょっとの差が、自民党の再生を難しくするヒトを再選させてしまった感がある。
自民党には再生して欲しいが、今回の『民意』を理解できない大物を石川と福岡などで再選させてしまったので、この重石を取るまで再生は難しいのだろう。

『民意』は何だろう。
政治家には税金の使い道の番人にまずなって欲しいということだろう。
国を憂える前に、世界を展望する前に、そしてえらそうなことを言う前に、我々が納めたカネをマネジメントして欲しい。最低の機能である“適切なところに適切に使うこと”をマネジメントし、我々が納める税金を少なくすることが目標となるはずだ。
この努力をしているのかということが問われたのだろう。中福祉・中負担は努力しない人の言葉で自分のカネと思っていない。

官僚も・政治家も証拠を残さない“どろぼう”と思われていたことに気づいたかな?

この最低の機能を果していない自民党には、退場していただこうというのが当然だと思うし、やっと出来た。
民主党への期待もここにある。ここから政治を組みたたていって欲しい。決して“どろぼう”の仲間にならないで欲しい。

さて、評論家は、メディアは、“どろぼう”を擁護するのだろうか?

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総選挙速報: テレビ局、スタート時の見出し(予想)

2009-08-30 19:24:35 | ニッポンの政治
20時になった瞬間にテレビ各局はいきなり総選挙の結論を打ち出す。
いきなりのカウンターパンチになるか?
はたまた意外な結果となるか?
多くの人がこの瞬間を固唾を飲んで待っているし見守るだろう。

テレビ各局では、既に見出しを作っていて、どれにするかを出口調査による予測と照らし合わせて選び、キャッチフレーズを制作している。

今回総選挙の焦点は、民主党が300議席をどこまで越えていくかという新聞報道をしているので、“自民党・公明党の負けっぷり”と誰が落選そして復活当選するかにありそうだ。
その負けっぷりの程度によりいくつか考えてみたが、こんな見出しを考えているのではなかろうか?

投票行動に影響することはなさそうなので、テレビ局よりも30分早くアップしてみようかな~


(1)自・公180議席をとった場合(民主250議席前後)
投票率が低いようなので、揺れ戻しがおきそうだとしたらこの線ではなかろうかと思いつつ作ってみた。

● 国民の審判下る。民主政権獲得。野党連合で絶対安定多数を確保。
事実淡々型のキャッチ。

● 自・公に厳しい審判、日本の政治は新しい次元へ!
賞味期限切れの自民党を指摘

● 民主政権獲得。自・公予想外に健闘!あの人は?
事前の調査よりも健闘したという意外性を強調。そして自・公で誰が当選・落選したかに焦点をあてる。


(2)民主党が300議席前後を獲得した場合(自・公は130議席前後)
● 自民大敗!民主圧勝で政権獲得!
基本はこれだろうが、これでは当たり前すぎて面白くない。テレビの前に釘付けにするためにここからどう変化させるかで苦労しているのだろう。

● 民主劇的な圧勝!自民、自滅で大敗。麻生総裁退陣か?

● 鳩山政権誕生。自民党歴史的な大敗で大物も落選!党運営が混乱か?

● 自・公にレッドカード。国民の怒り爆発。民主政権誕生。

● 民主圧勝でねじれ国会解消。(来年の参議院選まで)日本の政局の安定高まる。

● 自・公崩壊。大物議員も落選。復活当選は誰か?

● 民主圧勝。平成維新始まる。

● 民主+野党で2/3の議席を確保。官僚もサボタージュ困難。


(3)翌日スポーツ紙の見出し

● くの一に負けた○○政治家達
● “驕るもの久しからず”だよね~、謙虚になろうよ。
● 国民の怒り、自民党に鉄槌1○○議席。

このレベルでは、スポーツ紙のレベルに届かないかな。無理は止めることにしよう!


ベルリンの壁が崩壊したほどのインパクトは無いが、こんなにもろく崩れ崩れ去るとは考えられなかった。しかし、現実に起きた。
変えられないことは無いというひとつの事例のようだ。
それにしても、自民党の一人舞台による“自滅”というのがふさわしいような負けかただ。

引き分けに持っていけないほど組織としての意思統一が出来なかったのだから、慰める言葉すらない。
日常語では、“お馬鹿チャン!”というのに適している。

こんなこと起こるのだから自戒しなければという戒めになる。
いい事例を残してくれてありがとうというべきなのだろう。

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