モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

ロバースレモンローズゼラニウム(Pelargonium 'Rober's Lemon Rose’)の花

2014-04-18 07:58:07 | ペラルゴニウム&ゼラニウム
(写真)Pelargonium 'Rober's Lemon Rose’の花
 

ローズゼラニウム(Pelargonium graveolens)の園芸品種ロバースレモンローズゼラニウム(Pelargonium graveolens Group 'Rober's Lemon Rose’)は、肉厚のグレーが入った緑の切れ込みがある葉に特色があり、レモンローズのスパイシーな香りがする。形としてはトマトの葉に良く似ていて料理に使うことが出来るという。
花はピンクで、夏場を風通しの良い半日陰で過ごさせると四季咲き性を発揮する。

この'Rober's Lemon Rose’の由来は、1940年代にカリフォルニアのErnest Roberが作出したので'Rober's Lemon Rose’と呼ばれ、南アフリカ原産のローズゼラニウムと呼ばれるPelargonium graveolensと、ペッパーミントゼラニウムと呼ばれるPelargonium tomentosumのハイブリッドとも言われる。

ローズゼラニウムは、香水の原料として使用されているほどいい香りがするが、ロバースレモンローズゼラニウムの香りは刺激が強く良くない。窓辺において蚊の忌避剤的な使い方が似合いそうだ。
(写真)Pelargonium graveolens
 
(出典)commons.wikimedia

原種であるローズゼラニウムを南アフリカで採取したのはフランスの植物学者で、属名+種小名の二つで植物名を記述するリンネの二名法の熱心な支持者だったアントワン・ゴウアン(Antoine Gouan 1733-1821)といわれる。

(写真)トマトの葉に良く似ているロバースレモンローズゼラニウム
 

ロバースレモンローズゼラニウム
・フウロソウ(ゲラニウム)科ペラルゴニウム属の耐寒性が弱い多年草
・学名:Pelargonium Graveolens Group 'Rober's Lemon Rose’
・南アフリカ原種のPelargonium graveolens L'Her.の園芸品種
・1940年代にカリフォルニアのErnest Roberが作出したので、'Rober's Lemon Rose’と呼ばれる。
・草丈40~60cm 幅:40cm程度で、切れ込みが強い緑の葉は、トマトの葉と良く似ている。
・日当たりが良く水はけの良い土壌。夏場は風通しの良い半日陰で育てる。
・花色はピンク、パープルで四季咲き性。

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