モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

「ムスクマロウ(Musk mallow)」

2007-07-29 16:27:04 | その他のハーブ
昨日から、マロウ三銃士のラストバッター ムスクマロウの花が咲きはじめました。
これで、庭ではコモンマロウ(青紫)、 マーシュマロウ(白)、ムスクマロウ(ピンク)が咲き誇っています。

マロウは、花弁がつむぎみたいにシワシワがあり、光を乱反射させるため、
やさしい光沢でなごみをくれる。
強烈な自己主張をするものが多い中で、いぶし銀的なプロ好み的なプレイヤーだ。


ムスクマロウは、
直径5cmはある薄いピンク色の大柄な花をつけ、花びらは、深い切れ込みがある
ハート型の5枚の花弁からなり、シワシワの手のひら見たいな葉をもつ。

葉に軽く触ると、ムスク(ジャコウ)の香りがするといわれているが匂わない。




「ムスクマロウ(Musk mallow)」
・アオイ科の耐寒性がある多年草。
・原産地はヨーロッパ。
・草丈は、50cmぐらい。コモンマロウよりは小ぶり。
・土壌はやや湿り気味にする。
・開花期は7~9月。

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「神田明神下 左々舎(かんだみょうじんした ささや)」

2007-07-28 11:11:43 | グルメ

前から気になっていた神田明神下にある左々舎(ささや)に行ってきた。


店の前の道では、地域の商店会・親の会・子供会などが参加した
夏祭りが開催されていた。

親達が、屋台での焼きそばを汗だくになって作り、
その脇では、子供達が笑顔一杯に食べている。

この記憶は、お祭り大好き、屋台大好き、友達大好きといった資質をはぐくみ
ヒトとしてのコモンセンスを磨く。
神田明神祭りのような大きな祭りもいいが、
お父さんの活躍の場がある町内の子供会主催の手作りお祭りもうれしい。

こんなにぎわいがある環境で、左々舎のドアを開けた。

入り口からおくまで土間があり右手が調理&カウンター。
ここが料理の心臓部で、一人で来るなじみ客用のカウンターが用意されている。

土間を経て、調理&カウンターを取り囲むように客席があり、
全て掘りごたつ的になっているのでこれはうれしい。
また、入り口からは想像できない広々とした空間が落ち着きを与えてくれる。

隣席のヒトの声が高いから、こちらもさらに声を高めに話していく負の連鎖が飲み屋にはあるが、
ここにはそれがない。空間の広さと、来客の質が高い感がある。

メニューは、
いまのシーズンは、鱧(はも)が中心だが、一品ずつつまんでもいける。
つまみでは、好物のホヤがあったのでこれと、鱧の皮の酢の物、鱧の照り焼きを頼み
ビールを飲みながら待ち受けた。



鱧の皮の酢の物は、きゅうり、わかめとの和え物で、飲みすぎの胃をやさしくいたわってくれる。
好物のホヤは、新鮮で臭みがほとんどなく甘みをもたらしてくれる逸品であった。

メインの鱧の照り焼きは、コショウのあら粒、山椒の葉との組み合わせが良く
おいしくいただけた。(写真参照)

八丈島のくさやがあったので、これを頼んだら、七輪に真っ赤な炭をいれ
この上で焼いて食べるという演出もあり、友人と食べるにはもってこいだ。
一匹分食べ残しがあったので、もったいないから包んでもらった。

ここまでくれば、炊きあわせか鍋まで手を出してみたくなり、鱧鍋を頼んだ。
鱧の切り身、タマネギ、きのこ類のシンプルな鍋だが、
それぞれの具からにじみ出るエッセンスが絡み合った汁が最高にうまかった。

満足の2時間であった。

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「なすと鶏肉のドライカレー」

2007-07-25 07:32:22 | 男の料理
本屋で立ち読みをして、料理の本を探していた。

主婦向けのいわゆる料理の本は、弁当テンコ盛り的で 私には、
目に入らない、読めない、理解できない、応用できないという欠点がある。

そこで、好みの料理本の条件としては、
・1品を重視し、品数がないこと。
・その1品がシンプルかつ丁寧に説明してあること。
・スタイルとしては、私のブログに近いこと。
(完成の写真、材料、作り方のパーツで組み立ててあること)

「ケンタロウのひとりごはん」が目にはいり、このスタイルがいいので買ってしまった。
“ケンタロウ”は、料理評論家 小林カツ代さんの長男だが、
若い子には知られているらしい。

“ひとりごはん”というだけに、ベーコン、ソーセージ、卵など
材料が若いヒト向きであるが、
この日常的で、簡単に作れるところがいい。
そして応用性が高いと感じた。

きっと8割ぐらいのメニューを作り、基本をマスターできるのではないかと思った。



早速、「なすと鶏肉のドライカレー」&「ブイヤベース鍋」を作ってみた。

材料は、生産者が明確でおいしい野菜を売っている店まで買いに行き、
カミさんが下ごしらえ、メニュー提唱者である私が調理ということで、
1時間ちょっとで2品を完成させた。

「なすと鶏肉のドライカレー」は、ナスを塩水にさらさなかったためか、
出来上がりが黒っぽく、写真でもまずそうに写っているが

抜群にうまいドライカレーです。
カレー粉をちょっと多めにしたため辛いことは辛いが、
ニンニク、しょうが、日本酒、黒コショウ、
隠し味としてのオイスターソースが複雑な味を作り出した。

「ブイヤベース鍋」は写真を撮らなかったので、
再チャレンジして紹介する。

 

「なすと鶏肉のドライカレー」

<材料(4人前)>
なす 5個 
鶏肉もも 500グラム 
ピーマン 5個
ニンニク 3かけら
しょうが 2~3cm
カレー粉 大さじ2杯
オイスターソース 大さじ1杯
酒  適量
しょうゆ 少々
塩・黒コショウ 少々

<つくり方>
・ナスを2cm角切り、少々の塩を入れた水に3分さらす。
・ピーマンも同様に1cm角に切る。
・鶏肉は一口サイズに切る。
・サラダ油を引き、フライパンでナスを炒める。こげめがつきしんなりしたら器に取り出す。
・サラダ油をたし、鶏肉を強めの火で炒める。やきが付いたら、ニンニク、しょうがを加えて炒める。
ナスを戻して炒め、さらにピーマンを加えて炒める。
・酒を適量加えて炒め、これに、カレー粉、オイスターソース、しょうゆを加えて炒める。
・味を見て塩・黒コショウで整える。
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「スペアミント(spearmint)」

2007-07-22 11:16:47 | ミント


スペアミントの花が咲き始めた。


濃い緑色で厚手・ぎざぎざの葉、柔らかなハッカの香りのスペアミント。

白い1~2mm程度の小花が穂を走りはじめ、

そこに小さなハチが集まる。



「スペアミント(spearmint)」
・シソ科の多年草
・別名:オランダハッカ(阿蘭陀薄荷)/ミドリハッカ(緑薄荷)
・葉は長卵形で、強い香りを持っているミントです。
・肉の臭みを消す、殺菌・防腐効果があるなど料理で使う。

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みょうがが隠し味となる「ジャコ・トマトサラダ」

2007-07-20 13:37:07 | 男の料理


夏休みをとった際に、“ちくわ卵とじ丼”と“ジャコ・トマトサラダ”を作った。
両方とも簡単な上に失敗のないメニューであることを確認した。

特に、“ジャコ・トマトサラダ”は、下ごしらえ後冷蔵庫で保存しておけば
暑い夏を涼しく過ごす一品となりそうだ。

ドレッシングを多めに作っておけば、すぐ手に入る材料なので、トマトサラダがおいしくいただける。
見た感じは洋風サラダだが、みょうが、ジャコが和風の落着いた味を作り出している。


<材料>
トマト3個
ジャコ
みょうが2個
しょうが少々
大葉5~6枚
白ゴマ 大さじ3杯
しょうゆ 大さじ5杯
酢 大さじ5杯
みりん 大さじ1杯
黒胡椒 少々

<つくり方>
1.トマトのヘタをとり、5mm角にカットする。
2.みょうがは、薄くスライスする。
3.大葉も5mm角ぐらいに切る。
4.ドレッシングの器に、しょうゆ、酢、みりんを入れ胡椒で味を調え、サラダドレッシングを作る。
5.ドレッシングに、しょうが及び白ゴマをすりおろして入れる。
6.さらにドレッシングに、ジャコとみょうがを入れ混ぜ合わせる。
7.皿にトマトを盛り、ドレッシングをかけ、大葉を散らして出来上がり。

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「メドーセージ・パープル(anise scented sage)」

2007-07-19 15:30:28 | その他のハーブ

6月中旬にメドーセージが咲き始め、梅雨を幸いとしてか次から次へと青紫の花が咲いている。

この青紫は、イタリアサッカーチームのユニフォームの色であり、“アズーロ (azzurro)”色ともいわれる。


今度は、赤紫色のメドーセージ・パープルが7月19日に咲き始めた。






「メドーセージ・パープル」
・シソ科の半耐寒性常緑低木。但し、冬場は、地上部から切り戻しを行う。
・流通名はメドーセージだが、サルビア・ガラニチカ(Salvia guaranitica)
・南米が原産地で、花弁が3cm級の赤紫の花を7月中旬から秋まで多数咲かせる。
・咲き終わった花穂は切り戻す。
・草丈30~50cm。
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「ヒソップ ピンク(Hyssop rose)」

2007-07-18 06:26:13 | その他のハーブ

ヒソップには思い入れがないせいか、なかなか書けないで困っている。
ピンクの小花をつけたのが6月25日。
そこから悩み始めて今日までに至った。
思い入れがないものは書けない。の典型だ。



ピンクの2mm程度の小花が枝一杯に咲いており、
アップで見ると宇宙船につんである乗り物といった感がある。

しかし、由緒正しいハーブであることは間違いない。

聖なるハーブとして知られるヒソップ。
古代より体臭をマスキングする芳香剤として使われていたヒソップ。
旧約聖書にも登場するが、聖人・貴人のためにあったハーブであり、
庶民のものではないようだ。

今でも、高価な化粧品の原料として使用されており、オーデコロンにも利用されている。

そういえば、
ケルン大聖堂があるドイツのケルンに行った時、オーデコロンのお土産を大量に買ったが、
オーデコロンは、“ケルンの水”であったことをケルンで知った。
帰国後、大量に買ってしまったので、バラマキましたが使用された形跡がなく(香りでわかるので)
日本人にはオーデコロンは、あわないのかなと思いました。
最近は食生活も異なり体臭が欧米化しているせいかコロンの使用も違うようですが・・・

古代は、聖人・貴人の体を清めることで使われていたヒソップ。
いまでは、誰でもが使えるようになったオーデコロン。
ケルンから持ち込んだのは、ナポレオンであったから面白い。



「ヒソップ(Hyssop)」
・シソ科の半常緑低木で耐寒性強い。
・和名はヤナギハッカ。
・原産地はヨーロッパ南部~アジア西部
・草丈は30~60㎝。30cmぐらいになったら随時つむ。
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「ペニーロイアルミント (Penny royal Mint)」

2007-07-17 05:50:48 | ミント


これはどう見てもペニーロイヤルミントの花だ。
薄紫の小花が集合し球状になり、これが団子三兄弟みたいに連なっている。

ペニーロイヤルが咲いているこの鉢には、パイナップルミント、ブラックペッパーミント、
ジンジャミントだけのはずだが、ペニーロイヤルの花が咲いている。



昨年、ペニーロイヤルを育てていたが、越冬できずに枯れてしまった。
この時の花の種が移動してきたとしか思えない。

今年も育てているが、鉢一杯に匍匐して、今では鉢外まで広がっていて
まだ花が咲くまでには至っていない。



「ペニーロイアルミント (Penny royal Mint)」
・ シソ科の多年草
・ 耐寒性やや弱いので霜のあたらない所で管理。
・ 草丈30センチ程度で、ほふく性がある。
・ ハッカの強い香りがあり、虫除けなどで使用。
・ グランドカバーに適している。

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「チェリーセージ・オレンジ(Cherry Sage 0range)」

2007-07-16 07:08:36 | その他のハーブ
29日は参院選の投票日ですが・・・
セイジ(政治)に関わるとたいていのヒトは本当のことをいえなくなり、
このことが遠因で人相が悪くなるみたいです。

最近では“鈍感力”などがもてはやされており、
心がない分だけ人相が悪くならないヒトも増えているようです。
注意したいものです。

一方で、セージに関わるとストレスが低下し寿命を長くする。 
とも言われています。

えらい違いですが、セージから出るベタ付く精油とその香りが
ストレスを低下させているのではないかと思われます。

チェリーセージは、特に好きな香りをくれます。
ちょっと葉をこすってあげると、青臭い森林浴と似た感じになれます。

現在5種類を栽培していますが、これからは、カラーバリエーションを増やそうと
6番目がチェリーセージ・オレンジです。



6月19日に、オレンジ色した花が咲きました。

ラベルには、グレッギーと書いてあり、ちょっと疑問の点があります。

チェリーセージは、ちょっとややっこしいところがありますが、
出自さえ気にしなければ、葉からでる香りと様々な色の花が楽しめます。

ここでちょっと氏素性のおさらいをしておくと
原産地は、セージの宝庫メキシコ。
チェリーセージ(或いはオータムセージ)は、流通名で種としては以下のような構造にある。

チェリーセージ (園芸店での総称として使用)     
 ①グレッギー(Salvia greggii)    標高1500~2800mで生息
 ②ミクロフィラ(Salvia microphylla) 標高2400m~で生息
 ③ヤメンシス(Salvia ×jamensis)   両者の交配種
  ※参考 NHK趣味の園芸 サルビア

標高が低いところは温度が高くグレッギーの生存場所で、真っ赤な花の色で占められる。
そこから高度が高くなると、温度も低くなりミクロフィラが生存する。

ミクロフィラ・ホットリップスは、赤白半々の色面積だが、
気温が下がると白の比率が多くなるなど、温度で色が変わる性質を持つ。



グレッギーとミクロフィラの交配種であるヤメンシスは、この特徴を受け継ぎ、様々な色があり、30色にもなるという。

チェリーセージ・オレンジは、グレッギーと書いてあったが、葉の形からもヤメンシスである可能性が高い。
このチェリーセージ・オレンジの花が咲いた。

<現在栽培しているチェリーセージ>

(5)チェリーセージ・バイオレット
(4)ビナフォアレッドバイカラー
(3)ミクロフィラ・ホットリップス
(2)ヤメンシスイエロ
(1)チェリーセージ

「チェリーセージ・オレンジ(Cherry Sage 0range)」
・シソ科、多年草
・グレッギー(Salvia greggii)と書いてあったが、葉の形からもヤメンシス(Salvia ×jamensis)としか思えない。
・陽あたりが良く、水はけの良い肥沃な土壌。
・耐寒性ややある。(霜があたらない場所では冬場でも花を咲かせる)
・草丈は、50~60㎝で、30㎝間隔がよい。
・咲き終わった花は摘めると良い。
・種、株分け、挿し木で増やす。

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ブルーの季節 ④ 「青のちがい」

2007-07-15 08:55:43 | その他のハーブ
台風が近づいているが、気分転換にブルーの花のブルーのちがいを一覧にしてみる。

ウリカはいま夏休み中だが、コスミックブルー、ラベンダーセージ、メドーセージ、
ロシアンセージ、ボックセージが咲いている。

ボックセージ(7月13日)
ロシアンセージ(7月9日)
メドーセージ(6月26日)
ラベンダーセージ(6月24日)
コスミックブルーセージ(6月10日)
ウリカ(5月17日)


ボックセージ                     ロシアンセージ


メドーセージ                     ラベンダーセージ


コスミックブルーセージ                ウリカ

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