モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

天然の黒メダカを追加

2009-05-31 18:02:56 | メダカ・昆虫
(写真)大小入り混じり仲良くなったメダカたち


瓶の中はメダカの小さな宇宙となっているが、同族化するので今年の新しいメダカを20匹追加した。

いつもだと5月の連休頃にしなければならない作業だが、1ヶ月ほど遅れてしまった。

追加した黒メダカは、天然の黒メダカと書かれていたので川などで生息していたメダカからふやしたのだろう。
三つの瓶に等分に分配しこの冬を生き残ったメダカたちと一緒にした。

既に、子供が生まれているようであり、1㎜程度の子供メダカも親たちに食べられないように逃げ回っていた。

これで、蚊が繁殖することも無くなり安心して庭仕事が出来る。

(写真)新しく追加した黒メダカ
        

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今年も生き残った『黒めだか』

2009-04-19 12:12:28 | メダカ・昆虫
水草で一杯になった瓶を掃除し、越冬したメダカを確認した。

水草を半分刈り取り、冬の間中替えなかった水を替え

広いスペースが出来たので、しばらくするとメダカさんがお出ましになった。

最初は恐る恐る顔をだしていたが、慣れるに従い一族で集まり始めた。

その数6匹が生存していてまずは安心した。

(写真)水草を半分刈り取った水瓶

(写真)越冬したメダカの隊列


昨年生まれたであろう小さめのメダカがいないこともあり、今年も新しく黒メダカを追加してあげる必要がありそうだ。

絶滅危機にあるメダカだが、庭先の水瓶でしかも水道の水で十分に生存している。
水瓶の中だけは、擬似自然環境を作り、土と水草で水質の浄化とメダカの隠れ場所を作っているだけで、氷が張っても生き残る力を持っている。

この水がめは、野良犬の水のみ場ともなっていてメダカも驚いただろうが、
ボウフラを退治してくれるので水溜りには欠かせない存在だ。
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キアゲハチョウ と セリ科のハーブ

2008-08-07 07:53:44 | メダカ・昆虫

(写真)ユリにしがみつくチョウ


羽が真新しいチョウがユリの茎にしがみついていた。

羽化したばかりなのだろうか ?
或いは、豪雨で羽が濡れ乾かしているのだろうか ?

逃げることもなく、
(我が家では、クマンバチも花柄を取っている脇で蜜を堂々と吸っている。)
或いは逃げることが出来ない状態かもわからないが
ユリにしがみついている。

チョウの羽越しに陽の光を見ると、赤・ブルー・ブルーブラック・クリームなどの光が
ステンドグラスを通したようでもあり造形の美しさ、優れものに感心する。

こんなに派手であると、宿敵の鳥に目立つのではないかと心配するが
そんなことを気にすることなく
美を放棄しないアゲハチョウ科は素晴らしいと思ったりする。

(写真2)チョウの特色探し








図鑑で調べると、アゲハチョウ科であることは間違いなさそうだが、
『キアゲハ』 『アゲハ』のどちらかでありあまりにも似ているので識別が難しい。
チェックポイントをたどって絞込みをしていくと・・・・『キアゲハ』にたどり着く。

その識別推理の過程だが
1.好きな植物
『アゲハ』はミカン科の植物を、 『キアゲハ』はセリ科の植物をエサとし卵を産み付ける。
ミカン科の植物はわが庭にはない。

2.幼虫の特色
『アゲハ』は、丸々とした黄緑或いは淡い緑の一色だが、『キアゲハ』は、緑と黒の縞模様でありはっきりとちがう。

この『キアゲハ』の幼虫は見たぞ。
大きさは4~5cmで丸々とし、確か、フェンネルにしがみついていたなぁ~。

おっとセリ科だよフェンネルは!
そういえば、ユリにしがみついてはいたが、その横にはセリ科のチャービルを育てていた大鉢がある。

ここで幼虫時代を過ごし、羽化したばかりなのかもわからない。

3.羽の付け根の色がちがう
羽の付け根上部の色が、『アゲハ』では黒『キアゲハ』は白っぽい
このチョウの色は白っぽいので『キアゲハ』に該当する。

以上の3点から推測すると、 『キアゲハ』のようだ。

セリ科の野菜としては、人参、三つ葉、パセリ、セリ、セロリなどがあり、
セリ科のハーブには、
アニス、キャラウエイ、コリアンダー、スープセロリ、チャービル、ディル、フェンネル、パセリなど結構ある。

このセリ科の野菜・ハーブを栽培すると『キアゲハ』に会える
ということがわかった。

蛇足だが、『キアゲハ』の幼虫は、緑と黒の縞模様にオレンジ色の班があるので、相当の“悪”に見える。
そこで、我慢をし
虫かごに取り、セリ科の野菜くずをあげると庭の野菜も守られて良さそうだ。
殺してはダメだよ!!

キアゲハ(黄揚羽)
・アゲハチョウ科のチョウで、ユーラシア大陸と北米大陸に広く分布。
・学名は、Papilio machaon
・セリ科の植物に幼虫を生み、羽化する。

(参考)キアゲハの幼虫(出典:昆虫エクスプローラ)


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絶滅から脱出した我が家の“めだか”

2008-08-04 08:43:26 | メダカ・昆虫

(写真)今年生まれた子供のメダカも仲良く泳いでいる


やれやれ~~
今年生まれたメダカも親に食べられずに成長しているようで、
3世代のメダカがそろった。

第一世代は、庭で越冬したメダカ(2~3歳のメダカ)
第二世代は、今年5月に購入した新しいメダカ(1歳)
第三世代は、彼らから生まれた子供(0歳)

この黒メダカの瓶は順調にメダカが増えているので安心したが
緋メダカの瓶は、水草などを整理したりしたがまだ見ることが出来ないのでダメそうだ。

(写真)メダカの瓶二つ


この6~7年庭でメダカを飼っているが、振り返ってみると

冬は氷が張り、夏は沸騰するほど水温が高くなるなどの悪環境だが、
月に一度ぐらい水を替える大掃除をする程度で生存しており
掃除の後は、気持ちよく泳いでいるメダカを見ているとあまりののどかさにうっとりしてしまう。

どうも生存のコツは、
年一回5月頃に新しいメダカを買ってきて、越冬した先輩達と一緒にしてきたことだと思う。
メダカの生存年数は3年程度といわれているが、もう少し長生きしているようだ。
だが、新しい仲間を投入し、世代交代を進めないと冬を乗り越えられそうもない。

我が家のメダカも絶滅の危機にあった。
3瓶あるが、春先には黒メダカと緋メダカの瓶に少数のメダカしか生存していなかった。
そこで、5月の頭に、黒メダカ、緋メダカ10匹づつを購入し追加投入した。

だが、緋メダカはどうも難しい。
黒メダカを3瓶に再配置してみよう。



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梅雨の中休み とんぼとチョウ

2008-06-29 09:12:31 | メダカ・昆虫
今日はG1最終の宝塚記念。午後から浅草で祝勝会??

土砂降りなので、大外から何が飛び込んでくるのでしょうか?
てなことを考えていると頭が回転して止まらなくなるので、

昨日の梅雨の中休みでの花と昆虫でリラックスを・・・・


(写真)ブラジリアンセージととんぼ




ブラジリアンセージ(サルビア・ガラニチカ)に今年初のとんぼが羽を休めていた。
最初は、ズームでとっていたが、接写を試みても逃げない。

久しぶりに昆虫図鑑を引っ張り出し、調べてみた。

「ノシメトンボ」のようだ。

羽の先にこげ茶色があるのが特徴で、このとんぼにもある。
本州の池、沼、田んぼで生息し、羽化後は林などで過ごすという。

シオカラトンボとともにポピュラーなとんぼだ。


(写真)ユリの葉にとまるチョウ


このチョウははじめて見るチョウだ。

昨年は、沖縄・奄美のチョウ(ツマグロヒョウモン)が多数見るようになり、
都市部の温暖化による生態系の変化を実感した。

さて、このチョウはなんだろう??

近いのは
「シジミチョウ科のキマダラルリツバメ」のようだが特徴が似ていない。

(参考サイト)Web 日本産蝶類図鑑
http://webzukan.hp.infoseek.co.jp/index.shtml

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厳しい生存率だった“めだか”

2008-03-16 08:09:30 | メダカ・昆虫

寒暖を繰り返している間に、
庭で飼っているめだかが動き始めた。

(写真)


冬の間は、エサをあげないし、瓶の水を取り替えるなど一切していない。
大分、水も濁ってきており、冬眠から覚めたら掃除をしようと思っていたが、

いいお天気に誘われ、メダカが動き始めた。

3つの瓶の水を何度も取替え、枯れた水草なども整理し、
生き残ったメダカを確認したが、
一つの瓶は、全滅。
この瓶には、イモリがすんでいたので食べられた可能性があるが・・・
(今年メダカで使用するかイモリの子供のチェックが必要)

二つ目の瓶は、ヒメダカ(緋メダカ)専用だが、10匹中で生き残ったのが1匹。
今年で3年目を迎えるのではないだろうか。

三つ目の瓶は、黒メダカ専用の瓶で、昨年の子供を含めて15匹は越冬したが、
生き残ったのは6匹。
このうちの3匹を緋メダカの瓶に入れてあげ、仲間をつくってやった。

それにしても、イモリが新規参入するなど異例なことはあったが、
厳しい結果でした。
特に緋メダカは。

氷が張ったり、真夏にはお湯になったり、野良犬が水を飲んでいたり
こんな庭の瓶でも、生き残る黒メダカは強い。
メダカの寿命1~2年というが、もっと長いような感じがする。

(写真)掃除したメダカの瓶

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熱帯に分布するチョウが北上中!② ツマグロヒョウモンのオス発見

2007-10-02 10:30:10 | メダカ・昆虫
清水公園のハーブ園で、本来なら沖縄・奄美大島が生息地であるチョウを見た。

このときは、
“ツマグロヒョウモン”のメスと“メスグロヒョウモン”のオスが
ツガイのように花の蜜を食べていた。

“ツマグロヒョウモン”が亜熱帯・草原生息型であるのに対し、
“メスグロヒョウモン”は、温帯・森林生息型で
それぞれが、北上と南下で競っているようだ。

都市化・温暖化の進展が、“ツマグロヒョウモン”に加担し
生息テリトリーを急速に拡大している。

2~3年前までは、静岡で“ツマグロヒョウモン”を見たとかが
話題になっていた。
今年の暑い夏がさらに北上を進めたようだ。

清水公園では、“ツマグロヒョウモン”のオスを見なかったので、
疑問に思っていたが、
なんと、
自宅のラベンダーセージの花に“ツマグロヒョウモン”のオスがいた。

ツマグロヒョウモンのオス

ラベンダーセージで休むツマグロヒョウモンのオス


今朝も、ラベンダーセージで羽を休めており、
気に入ってもらったようだ。

ただし、気になるのは、
冬場は、幼虫のままで、スミレ・パンジー・ビオラを食い尽くすそうだから
要注意である。
年4回の繁殖も気になる。

ツマグロヒョウモンのオス         ツマグロヒョウモンのメス


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熱帯に分布するチョウが北上中! =チョウの生存戦略は?=

2007-09-25 07:01:42 | メダカ・昆虫
清水公園のハーブ園では、秋の花に毒々しいほどの色鮮やかで不思議な蝶が舞っていた。
沖縄の蝶がきていると教えられ、先日の台風に乗って飛来したのかと思ったが
写真を撮り調べてみたら、意外なことがわかった。

ツマグロヒョウモンのメス                    メスグロヒョウモンのオス


これらの蝶は、赤褐色の地に黒紋があり、
これが豹に似た文様なので、“〇〇ヒョウモン(〇〇豹紋)”という種であることがわかった。
結構多くの種があり、特色をつき合わせていくと

写真左は、“ツマグロヒョウモンのメス”。
写真右は、“メスグロヒョウモンのオス”と思われる。

動物・蝶の世界でも、色鮮やかな衣装をまとうのはオスで、
メスは目立たない・働き者というのが多いそうです。
この2種は例外のようで、オスとメスは別種のように大きく異なり
メスの方がはでに化粧をしている。
人間社会にちかくて大変結構だと思うが・・・・
意外に厳しい現実もわかってしまった。

最初は、
この2匹は、“ツマグロヒョウモン”のツガイが、台風の風に乗り、
沖縄からやってきたかとロマンチックにとらえたが、
そうでもなさそうだ。
一見してわかるのは、羽が破れていずきれいであり、
沖縄から台風の風に乗りやってくれば、羽は、ボロボロになっているはずだ。
近場で生まれた可能性が大であり、生態系が大きく変化しているようだ。

これを調べてみると、こんなことがわかってきた。
“ツマグロヒョウモン”蝶は、
着物のすその両端を褄(つま)というが、ここが黒いから褄黒(つまぐろ)といい、
熱帯から温帯に生息し、日本では、沖縄・南西諸島・九州などに分布する。
全体的に毒々しいほどの色鮮やかで、警戒色を発信している。
毒をもっているかと思ったらそうでもなく、
“擬態(ぎたい)”であることがわかった。

誰に似せているかといえば、“カバマダラ”蝶であり、
体内に毒をもっているので、天敵の鳥などに食べられない。
奄美・沖縄などで生息し、
この“カバマダラ”そっくりなのが“ツマグロヒョウモンのメス”だ。

   ツマグロヒョウモンのメス


“ツマグロヒョウモン”のオスは、メスとはまったく異なり、擬態となっていない。
メスを生存させるために、
鳥などの天敵に食べられても致し方ない使い捨ての存在なのかもわからない。
しかしながら、守るのは子孫であると思う。
“ツマグロヒョウモン”のオスは、写真右の“メスグロヒョウモン”のオスと似ている。褄が黒いのが“ツマグロヒョウモン”のオスであり、
写真の蝶は、褄が黒くないので、残念ながら“メスグロヒョウモン”のオスとなる。

この二匹の関係はどんな関係なのだろうかと想像したが読めなかった。
まさか~ いやいやまさか?

“ツマグロヒョウモン”の生息地は、
かつては“カバマダラ”と同じであったが、1980年代あたりから北上を開始し、
2006年には、北関東でも観察されているようだ。

寒いところへの北上はどんな動機なのだろうか?
考えられる要因は、
1.寒くなくなってきた。(温暖化)
2.寒さに耐えられるようになってきた。
3.北上しても食料が豊富。
などが考えられる。

最大のポイントは、天敵に食べられない“カバマダラ”のテリトリーがいいか、
このテリトリーを離れ、危険だが子孫を増殖できる食料豊富なところが良いかの
生存戦略で、後者が勝っているということかもわからない。

“ツマグロヒョウモン”の好物は、スミレ・パンジー・ビオラであり、
スミレ科の花は、冬場の園芸に欠かせない。
雪も降らなくなり、好物があることが北上化を促進し、
天敵に狙われるよりも、個体の生存ではなく子孫の増殖に適しているという
適者生存のルールが働いている感がある。

“メスグロヒョウモン”についても軽く触れておくと、
生息地は、森林などの木立があるところであり、
都市化とともに減少している地盤で生活し、かつ、年1回しか世代交代しない。

一方の、“ツマグロヒョウモン”は、
スミレ系の植物がある庭でも生息でき、年4回も世代交代(子供)するので、
この蝶の適応能力は潜在的に高い。

環境の変化により、潜在的な適応能力が引き出されて、
“メスグロヒョウモン”のテリトリーを侵食しているのが“ツマグロヒョウモン”のようだ。

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メダカのこども誕生

2007-09-23 09:09:41 | メダカ・昆虫
                        3~4年目のメダカ


水草が水槽一杯に広がって水面を覆い
水温の上昇を防いでいたが、
水槽の中に、秋空を入れる空間を作るために
半分ほど刈り取り、泳ぎの空間を作ってあげた。

水も半分ほど取り替えたが、
しばらくすると、警戒しながらも水草の陰からメダカが顔を出し始めた。

      メダカのこども(写真中央)


メダカの子供が誕生していた。
親に食べられないで生き残っていたのは一匹だけ。
真ん中にかすかに写っている。
残酷だが、メダカの世界は人間以上に弱肉強食だ。

3~4年目のメダカも登場し、
夏を乗り切った元気な姿を、写真に撮ることが出来た。

3瓶あるので、1時間ほどかかるが
このメダカの水槽を掃除し、眺めているのが趣味の一つだ。

        水槽の中の秋の空
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レースラベンダー と 「とんぼ(Dragonfly)」

2007-06-23 12:11:14 | メダカ・昆虫
昨日の雨が上がり、真夏のような日差しがさしてきた。

メダカの住処が水草で一杯になっていたので、
刈り込みを行い日差しが入るようにしていたら

“とんぼ”が飛んできて
レースラベンダーの花穂にまとわりつき、羽を休めている。

近くまで寄っても逃げようとしないので、接写をした。





アップで見るとさすがに、Dragon fly というだけの迫力がある。

遠くから見ると、愛嬌があり、子供達に人気がある昆虫でもあり、
夏休みの宿題の格好のテーマだ。
ただ残念なのは、家の身近なところで観察することが難しくなり、
このために出かけなければならなくなったことだ。

自然観察は、不自然な準備と出費が必要なエンターテイメントと同様になってしまった。

“とんぼ”は、“めだか”と並び、絶滅種の代表でもある。
都市化に伴い、都会の自然が後退し、
コンクリートで固められたあぜ道・用水路・河川。
そこに流れ込む家庭用水・事業所用水の汚染がもたらした結果だ。

わずかなスペースでも緑を育て、めだかを飼いましょう。
不快害虫も育ちますが、とんぼやチョウチョが羽を休めにやってきます。


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