モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

緑のマフラー 日比谷「宝塚劇場(takarazuka gekijyou)」前にて

2007-04-30 07:28:30 | Weblog
このところ映画を見ていないので、日比谷に行った。
シャンテ・宝塚劇場・日生劇場など有楽町を含めると映画館が集中しているのがうれしい。

昨年は映画史上でも異変が起きたみたいで、ハリウッド型映画がヒットせず
洋画不調、邦画絶好調という逆転現象があったようだ。
たしかに、息もつかせないスリル・スピード・セックスアピールの連続で
世界を魅了してきたハリウッド映画に食傷気味になってきている。
私自身、洋画では、シャンテのような単館上映の渋い映画を好むようになってきており、ハリウッド離れを既にしていた。

17時頃にシャンテに行ったが、エリザベス女王とダイアナ妃の確執を
描いたという「Queen(クイーン)」はすでに始まっており、
他の作品は、18時以降開始なので宝塚劇場の方に向かった。



そこで、異様な光景に出会った。
おそろいの緑のマフラー。
女性だけ、上めの年代、統率が取れており自分だけサインをもらえればいいといった自己本位的な集団ではない。
10分ぐらいの観察で以上のような印象を受けた。


これが宝塚フアンなのか?
韓流スターの追っかけと同世代ではあるがはるかに
こちらの方が洗練されていそうだ。
それにしても、時間がないと出来ないことではある。
東京宝塚劇場の時間を調べたら18時終演なので、この日は、2~3時間ぐらい整然と並び待っているのであろうか?

宝塚のスターを見るよりも、そのスターのフアンの行動・心理にいたく興味がわいた。
知らないことは一杯あるんだな~
たった30分だが、そんないい経験をした一日であった。
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有楽町・長崎チャンポン専門店「桃園(touen)」(チャンポン7)

2007-04-29 21:46:15 | グルメ
有楽町交通会館といえば、パスポートの申請などで東京居住の人は必ず行くところだが、
この地下1階に長崎チャンポンの専門店「桃園(touen)」がある。
正確なことはわからないが、20~30年はたっているのではないだろうか?
東京のチャンポンの古豪と言ってもよい。


ガラス越しに調理場が見られらが、ここの店主とは、ガラス越しに長い付き合いをしている。
年相応になってはいるが、チャンポン、皿うどんなど限られたメニュー一筋に打ち込んできた姿には、感動と感謝を覚える。

とかく変化を求めるビジネスの世界に対して、
単品に近い世界で、麺・卵・ごま油などの素材にこだわり、味にこだわり、
変化させないことを追及してきた年月の長さに脅威を覚える。
飽きなかったのだろうか?
メニューを増やそうと思ったことはないのだろうか?
ここまで絞り込んでやってきた理由・信念はなんだろうか?
20~30年ガラス越しで付き合っているとこんな考えが浮かぶ。

 

今日もまた、チャンポン大盛りを頼んだ。
(この店では、これ以外食べたことがない。)
「桃園(touen)」の特色は、上あごに引っかかる感じの麺と
魚介類のうまみが出たほろ苦さがあるスープとのからみが絶品であり、
他の店では、このハーモニーを出せない。

初めての人は、麺があわないと言うことが多いが、スープにあった麺である事に気づくとハマッてしまう。
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嵐の後 

2007-04-29 08:36:43 | その他のハーブ
昨日は、午後から一転して空が曇り、雷がなり始めた。
雨に弱いゼラニュームなどを軒下に取り込んだが、
ものすごい雨が降ってきた。

2時間ぐらいで、雨は上がったが、
今度は、強い風が吹きはじめた。

嵐がおさまった後は、どうだんつつじの花が散りじりであった。
どうだんつつじの美しい輝きは、ほんの一瞬であった。
林芙美子「放浪記」では、「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき・・・」
とあるが、美しい思い出と来年への期待が残る。

 

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卯月(uzuki)の風に揺れる「どうだんつつじ(doudantutuji)」

2007-04-28 09:30:46 | その他のハーブ
「満天星」といえば、何を思い出すだろうか?

一つは、夜空の満天の星だろう。
都市部では明るすぎて星が見えなくなっているから、今の子供達には
満天という言葉すらわからなくなっているかもしれない。
高原のキャンプ地で満天の星を見て、「お空に穴が開いている!」というのも
発想としてはあながち間違ってはいない。しかし、想像力が欠如しているかもしれない。

二つ目は、麻布十番にあるレストラン満天星の、
あのオムレツライスを思い出す。
半熟のオムレツとデミグラスソース。絶妙の組み合わせで、
さほど珍しくもない日常的なオムレツライスを絶品に仕立て上げている。
日常的なことを非日常に変えるから強い印象として残る。


どうだんつつじも「満天星」という。
白い花が満天に星を散らしたように咲くことから「満天星」ともいわれる。
さらに、枝が輪状に別れ枝先に花が咲くので、この姿が「灯明台(toumyodai)」「灯台(toudai)」
に似ていることから「とうだいつつじ」と呼ばれるようになり、
変化して「どうだんつつじ」となった。

「満天星」「とうだいつつじ」「どうだんつつじ」といくつかの名前があり、実にロマンティックな花でもある。


「どうだんつつじ(doudantutuji)」
・ つつじ科
・ 落葉低木で1m。我が家では、大きな鉢に植えている。
・ 開花期は4月から5月。
・ 釣鐘のような白い小さな花がたくさん咲く。
・ もともと山地に自生しているだけあって、頑強。手入れは簡単。

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「カンパニュラ メリベール(campanula hybrid)」

2007-04-27 06:57:43 | その他のハーブ
カンパニュラは、釣鐘草とも言われているが、青紫の小さなベルのような花が
次から次へと咲く。

「カンパニュラ メリベール(campanula hybrid)」は、ハイブリッドタイプで、
これまでのカンパニュラの常識を超え春から秋まで咲き続けるのが特性らしい。
これにひかれて購入してみた。

購入して1週間後には開花し、青紫のベルタイプの小花が一斉に咲いている。
晩秋まで咲き続けるみたいなので、結構な大株になりそうだ。


カンパニュラ メリーベル(campanula hybrid)
・ キキョウ科カンパニュラ属
・ 耐寒性の多年草
・ 草丈は10~15cm
・ 開花期は4~10月
・ 雨に弱く、夏場は半日陰が良いらしい
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海外でも評価が高いバラ 「希望(KIBO)」

2007-04-26 17:56:54 | その他のハーブ
このバラは、3年ほど前に野田の清水公園にある「花ファンタジア」
で初秋頃に購入した。

そのときの印象は、花の色が、輝くばかりの赤でその花弁の裏側が淡い黄土色であり、夏と秋のハザマの夕陽に燃えるようになって存在感を示し、しかも溶け込んでいた。
四季咲きであり、手入れをきちんとしてあげれば真冬でも咲いてくれる。


このバラの木には今でもタッグが付いており、種苗登録をしているみたいで、
「希望(KIBO)」という名前だ。

京成バラ園が1986年につくった評判の良いバラみたいで、
海外では、1986年オランダ・ハーグのコンテストで金賞受賞。
1986年イタリア・モンツァでも金賞を受賞と
高い評価を得ているバラを偶然に手にいれた。


夕陽に同系色で負けずに輝くバラ「希望」。
しかも四季咲きで咲く「希望」。
こんなところがヨーロッパの人に評価されたのであろうか?
さすがに大人だね~。
人生に勇気を与えるのが「希望」であり、夕陽でも「希望」がある。
・・・・ということでしょうか?
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いわしフライと麦トロ 銀座「いしかわ五右衛門(ishikawa goemon)」

2007-04-24 17:10:37 | グルメ
この歳になると、夜は酒を飲みすぎているので、昼はヘルシーな食事を求めるようになる。
肉を避け、魚・野菜主体の食事を心がけており、おいしい・珍しいところはすぐにでも行ってみたくなる。
麦トロとメザシなどカロリーが少なく望ましい限りだが、なかなかおいしいところに出会わない。

銀座松坂屋の脇道にあるビル5階に、石川・金沢郷土料理店「いしかわ五右衛門(ishikawa goemon)」
がある。昼と夜ではメニューが大きく変わり、「いしかわ五右衛門(ishikawa goemon)」のランチメニューは、まさに麦トロといわしの天ぷらである。
  
いわしが不足している中で、一時は、このメニューが維持できないことがあったようだ。
今では、供給不安が解消したのか、大きないわしの天ぷらを1or2枚で選択できるまでに回復した。



麦トロいわしは味で食べるというよりは、胃袋で食べており、胃袋の快感が決め手となる。
ここの麦トロは、夕方には腹がすくようになっており、健康を感じさせるつくりになっている。

先日、夜の部を始めて体験した。
19時頃に行ったが、店内は既に満員状態であり、40~60歳代の男性のしかも石川県の県人会の様相があった。
郷土料理の店は、郷里を懐かしむ人たちで支えられているが、「いしかわ五右衛門(ishikawa goemon)」も
そのような人たちの集合場所になっているみたいだ。

メインディッシュは、タイシャブ(タイのしゃぶしゃぶ)であり、タイの切り身を
あっさりと湯通ししたものをモミジオロシポン酢で食した。
淡白でありながら、うまみがあり幸せの瞬間であった。

最後は、とき卵でとじたあつあつ雑炊が優しく、満足のいく3時間であった。
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ヘーゼルナッツゼラニューム

2007-04-23 14:31:06 | ペラルゴニウム&ゼラニウム
ゼラニュウムのきれいな季節になってきた。
湿気の少ない透き通った日差しの下で似合う花だが、
ヨーロッパの気候と町並みに似合い、日本の夏には似合わない。
という偏見がある。

しかし、ゼラニュウムは、渇きに強いので、水遣り不精に向いた花であり、
陽に映える真っ赤なゼラニュウムは、目に痛いぐらい鮮やかだ。
本当は、半日陰においてあげたほうが良いのだが、それでは目に入らなくなる。

昨年から、ゼラニュウムに手を出すようになり、
ニオイゼラニューム(ハーブゼラニューム、センテッドゼラニュームとも言う。)
に限定して4種ほど育てている。

冬場は、耐寒性に弱いので、屋根のあるところにおき、4月になって日当たりの良い玄関先に出してきた。

4月中旬には、ヘーゼルナッツゼラニュームがかわいい赤の小花を咲かせ始めた。





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サルビア ビナフォア レッドバイカラー

2007-04-22 15:40:31 | その他のハーブ
 

昨年園芸店で購入し、秋から初冬にかけて赤紫の花を多数咲かせた。

いわゆるチェリーセージといわれる部類に属するが、
この品種は、埼玉県の小林孝之さんが開発した品種であり、
埼玉県の農業賞を受賞している。

サルビア・グレッギーとサルビア・ミクロフィラを掛け合わせて作ったそうだ。
詳しくは、農林水産省の品種登録データベースで「ビナフォア レッドバイカラー」参照のこと。

ちょっと面白いのは、この小林さんは、大学卒業後花問屋に2年間勤め、
Uターンして農業に従事し、新種の開発・商標登録などで付加価値の高い農業を目指しているようだ。

ミクロフィラは様々な花色があるが、このビナフォア・レッドバイカラーの暗赤紫色は、ひときわ目立つ。

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気温が下がり白色が浮き上がるホットリップス

2007-04-22 14:59:22 | その他のハーブ
4月16日の週は気温が下がったため、赤一色だったホットリップスに、白が現れ本来の花の色に戻りつつある。
下の写真は、チェリーセージ。

ホットリップス4月11日撮影 ホットリップス4月21日撮影

チェリーセージ4月21日撮影

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