長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

卒啄珈琲塾のはじまり はじまり

2012-06-20 07:59:34 | Weblog
昨日は台風の影響で夕方は風雨がすごかった。
でも、文人墨客さんたちがきて、それぞれの「今」を書いていった。
貞本さんが、少し酒を飲んだ後に、「道」を書いた。力が抜けて、
独特の道ができた。こんどの「書展」にお目見えする。
文人の書、としては最高峰という誉れたかい白井晟一さんの「生」が
天真庵のピアノの横に飾ってある。白井さんの「道」もいいけど、負けない
くらい、いい。

今日は午前中が「卒啄珈琲塾」
台風一過で、蒸し暑い日の焙煎は、「夏サウナ」みたいに汗ダクになるけど、
「道」とは、雨の日も風の日も熱い夏も寒い冬にあっても、毎日やり続けるいく
ことに苦を感じないくらいの気持ちに達しないと、つかない。
道具とは、そんなものを備えている、魂が宿っているもののことをいう。
久保さんから先日、黄瀬戸の珈琲サーバーが届いた。
黄金の焼き物といわれる黄瀬戸の道具で、琥珀色の悪魔をあやつる。
こんな素敵な珈琲道を共に歩む同志がいて、幸せなことだ。


今日は墨だ!で、書の会

2012-06-19 08:59:24 | Weblog
昨日はTQ研究会。ナノの技術や、これまでの物理や科学では、計り知れない世界の
ことが、いろいろでてきそうな世の中になってきた。きっと、このTQ技術も、これから
先の世界えいるを変えていく技術だと思う。おか
げさまで、焙煎豆・ほぼブラジルが、
ものすごく売れてきた。200gに一枚、TQ処理された「元気シール」がついてくる。
毎週600gとか800gを買っていかれ、会社やお店で出す人も増え、元気シールも
その界隈の縁ある人に渡り、またわるさ(いいわるさ)をして、「元気パワー」が静かに
広がっている、そんな手ごたえがある。


昨日は農業関係のお仕事をやっておられるお歴々が
こられ、いろいろ興味深い世界の話をうかがった。「土」というのは、ほんとうにありがたいものだと
痛感する。「卵かけごはん」も、いい土があってこそできるお米や野菜。そしてその野菜をたべて育つ
平飼いの健康な鶏がうむ卵、それにかける醤油も、健康な大地で育つ大豆があってこそ。味噌もしかり。
たかが「土」、たかが「卵かけごはん」の中に、まんだらのような宇宙がある。
「健康で持続可能な世界」・・・土と交わっていると、そんな世界が見えてくる。

今日は「書の会」
文人墨客たちが、「墨だ!」とばかりに、颯爽とやってきて、自分を表現する。
先週貞本さんに井上有一の本を借りて、今読んでいる。サブタイトルが「書は一億人の芸術」
となっている。「習うな」ということだ。
昔から日本の習い事は「修・破・離」(しゅはり)という段階で説明される。
学ぶは、「まねる」からくるけど、「形だけ、まねる」で、せんずりかいてるような輩が多い。
「まねる」の自己満足から、一歩踏み込んで、学び(修)、そこそこできるようになったら、
一度そここからまた踏み込んで(破)、どこにもない自分の世界(離)に到達する。
到達点やゴールのない孤高な「道」のことを、先人たちは「修離離」といってきた。


明日水曜日・木曜日は
「卒啄珈琲塾」と「無茶しぃの会」
両方を受ける人もでてきた。午前中は珈琲の焙煎の薫りにつつまれ、午後は
煎茶の薫りを楽しむ。
掛け軸は、「金豊樹」を飾ってある。愛知の尾西の金豊舘を思い出した。久保さんの
器をたくさん使っている名店。今ごろ「あゆ」が最高に美味い!




卵かけごはん

2012-06-18 07:58:12 | Weblog
開店まであと二分・・・

先日、小さな蕎麦会を夕方やった。「夜話膳」という夜の「おまかせコースの蕎麦会」
小学校2年生のケンちゃんが、先週はじめてママと天真庵デビューして、気にいってくれ
二家族7人で、「大人の蕎麦会」を楽しんでもらった。このコースには、お酒があらかじめついて
いるけど、けんちゃんたちは、「レスカ」をビールの「つもり」で飲む。
蕎麦豆腐やそばがきなど、そばやの定番の酒肴がでると、大人以上に喜んでくれた。子供は
素直でいい。隠元さんが禅とお茶と普茶料理という精進料理を日本に紹介してくれた。
普茶料理には「もどき料理」という「つもり」の料理が工夫されていておもしろい。
やまいもとのりをつかって、「うなぎもどき」をつくったり、「かまぼこもどき」をつく
ったりする。
無茶しぃの会と、卒啄珈琲塾の塾生たちと、近い将来、「普茶もどきの蕎麦会」をやって
みたいと、その時に思った。

けんちゃんの感想がうれしかった。
「これまでいったお店の中で、ここが一番いい」とのこと。
8年の長い人生の中で・・・うれしいかぎり。

これから、卵かけごはん。
夜は「TQ研究会」  元気シールの不思議さの謎解き会。前回から近所の「気の達人」
が参加するようになりがぜんおもしろくなった。

火曜日は「書の会」
大塚・江戸一で、出会わなかったら、この会は始らなかった。

水曜日・木曜日は
「卒啄珈琲塾」と「無茶しぃの会」
両方を受ける人もでてきた。午前中は珈琲の焙煎の薫りにつつまれ、午後は
煎茶の薫りを楽しむ。
掛け軸は、「金豊樹」を飾ってある。愛知の尾西の金豊舘を思い出した。久保さんの
器をたくさん使っている名店。今ごろ「あゆ」が最高に美味い!



素朴なそばや

2012-06-17 08:25:02 | Weblog
先週、群馬の寒村の温泉宿から帰る途中、素朴な蕎麦屋で蕎麦を食べた。
栃木県の鹿沼にある。まだゴルフをやっていたころ、鹿沼にあるぼうゴルフ倶楽部
の会員だったので、よくでかけた。バブルのころ、3つの会員券を持っていて、毎月
の支払いとプレー代などゴルフにかかるお金が、毎月50万近くあった。
そんなにお金と時間費やしたのに、あまり上手になれなかった。
その鹿沼のゴルフ場は、宿泊施設もあったので、よく泊りにいった。でもその時
は、ゴルフではなく渓流釣りのために泊った。ゴルフ場はゴルフをやりにくる人
ばかりなので、施設内、とくに食堂では、変な目で見られた。
でも視点を変えると、まったく違う世界が見える。ゴルフ場はもともとは、自然豊かな
場所につくられていて、その裏側には、魚がいっぱいる渓流や、小鳥が歌う森があったり、
その土地でしかない風土料理があったりする。「ちたけそば」という栃木の蕎麦に出会った
のも、そんな変人みたいな行動をした成果物だおし、その「素朴なそばや」を見つけたのも、
そんな道程での邂逅だ。

80年になるその「素朴なそばや」(もちろん、これは匿名)は普段は日本料理を供するお店だ。
きまぐれな店主が、蕎麦を打ったときだけ、手作り手書きの看板を出す。「今日は蕎麦を打ったので、昼やってます」
というような看板がでると、前を通るお客さんが「わっ」とかいって、古色蒼然とした日本家屋の玄関を開ける。
日本間には、床の間があり、信楽のうずくまるに、矢羽すすきが上手に投げ入れられている。このたたずまいを
見るだけで、「いい」と気持ちになる。そばは地元のそば粉を二八で打ち、細切りにしたものだ。あぐらをかいて
食べてはいけない、そんな凛とした風味を感じさせる清い蕎麦である。
自分で蕎麦をやるようになってからは、よその蕎麦屋にはいかなくなった。徳に東京の蕎麦屋は
五年で、ほぼ0件。でも毎週のように田舎の方にいくと、昼は「ほぼそば」。やはり自然とともに
ある、のがいい。そんな蕎麦屋でそば前、つまり酒を飲むことをおぼえると、都会で飲む気にはなれない。
東京では、ときどき「江戸一」とか、昔からひとりで飲める店にはいくけど、新しいお店にいくことは「ほぼぜろ」だ。

明日は月曜日。月曜の朝は「卵かけごはん」
夜は「TQ研究会」  元気シールの不思議さの謎解き会。前回から近所の「気の達人」
が参加するようになりがぜんおもしろくなった。

火曜日は「書の会」
大塚・江戸一で、出会わなかったら、この会は始らなかった。

水曜日・木曜日は
「卒啄珈琲塾」と「無茶しぃの会」
両方を受ける人もでてきた。午前中は珈琲の焙煎の薫りにつつまれ、午後は
煎茶の薫りを楽しむ。
掛け軸は、「金豊樹」を飾ってある。愛知の尾西の金豊舘を思い出した。久保さんの
器をたくさん使っている名店。今ごろ「あゆ」が最高に美味い!

ソフトバンク新書 この本はいい!

2012-06-16 08:34:53 | Weblog
ソフトバンクの創業期は、「日本ソフトバンク」といっていた。
四番町時代までは、出版部といっしょのフロアーで仕事をしていた。
一年だけ在籍して、仕事をしていた時期がある。♪ああ、それも青春?
名物編集長(みんなは、酋長、と呼んでいた)がいて、編集部の一角には
畳がしかれていて、そこでよく編集会議と称して、飲んだ。酒を・・

今は昔、だが、そんな古巣のソフトバンクの新書「東京レスタウロウ 歴史を活かす建築再生」(民岡順朗著)に、
天真庵とspice cafeが紹介された。
最近、リノベーション、という言葉がはやっている。なんか、作為が見え見えでマスターベーションみたいな軽い感じがしてきらいだ。
リノベーションとレスタウロウというのは、似ているけど非なるもの。この本を読めばよくわかる。
2006年に、陶芸家の升たかさんとspice cafeにカレーを食べにいった。蔦のからまるチェペルではないけど、昭和そのまんま
のアパートを、時代の呼吸そのものを活かしてカフェをやっている姿に、不整脈がおきるくらい感動して、チキンカレーをむさぼり
喰った。帰りに、蔦はからまっていないけど、ボスの自動販売機6台にからまれた、いや、かくされた古色蒼然とした建物を発見。
池袋でITの会社と、画廊と、IT企業団体の理事長をやっている現実を忘れて、「ひとめぼれ」した。そして、縁あって、この物件を
世界的な建築家の白井さんに見せ、いろいろアドバイスをいただき、若い建築家(もう今は若くない)中西くんを中心にして、古いまま、
あまり手を加えなくて、再生した。bunkanも、同じようなコンセプトでできた。

今日のTBSの午0時から「アジアン・エース」という番組で、spice cafeが紹介される。かなり時間をかけて最近収録していた。

スカイツリーができて、あたりまえだけど、押上や界隈がいろいろな雑誌やテレビで紹介されたりする。
でも浮ついたトレンドを追っていても、右往左往するばかりだし、浮ついた時代の波に飲みこまれる。
月曜日に「NPO日本再生なんじゃら」の人たちと、スカイツリーに登り、その後、ぼくが一時間講演して、
長屋の街を案内し、spice cafeの前を通り、天真庵についた。「これが、タワーができる前からの文花的なゴールデン梯子」
だと説明したら、なんとなく納得されていたみたい。
これから、「村おこし」や「街おこし」がきっと盛んにならないと、日本は再生されないと思う。
でも、「流行りのもの」とか「リトル東京」みたいなものをつくっても、「魂」がはいっていない。その土地土地
の地縛霊たちと相談しながら、「その土地にふさわしい」「界隈性を大事にした」ものを、時間をかけてつくっていく
べきだと思う。でも「芸術」というのは、瞬間的に人と人をつなぐものなので、できたら、「芸術性」をはこの中に
いれていくと、人と人の「魂」が繋がっていくと思う。






月見て一杯!最高の酒肴かも

2012-06-15 08:43:27 | Weblog
水曜日木曜日の連休で、田舎にいってきた。
群馬県の月夜野の山間で、炭焼きじいちゃんがいる。一昨年にばあちゃんを
なくし、ひとりで炭を焼いている。今年で83歳になる。あたり前だけど、
いくたびに炭と同じように枯れてくる。いくといつものように、囲炉裏にある大きな
薬缶で煎じた「めぐすりの茶」がでてくる。なによりのご馳走だ。
「変わりないですか?」ときくと、「食欲がなくなってきた。するとそろそろ呼ばれるか?
という恐怖がでてきて、また食欲がなくなる」とのこと。自然に枯れていくように、生きていくのも、
なかなか大変なことだ。一袋30kの炭をふたつ購入。「もう力がなくなってもてなくなってしもうた」
というので、自分で運ぶ。去年からそうしている。これも自然。

夜は近くの寒村の宿屋に泊る。「温泉街」の中の一軒ではなく、山間の一軒宿。「つみくさ料理」
が最高にうまい。山菜の女王・コシアブラや桑の葉のテンプラを食べながら、地酒を飲んでいると、
知らない間に徳利が空になっていく。マタタビのテンプラでもう一合。「また旅にでれるくらい元気に
なる」という言霊。昔の旅は、命がけだったのだ。ギボウシの和え物を食べてながら、4本目を飲んで
いたら、窓から月明かりが見えた。田植えされたばかりの水田が鏡になって、その月を映している。
静寂な寒村にかえるの合唱が鳴り響く。界隈には、ほたるの里もある。先月いった長野の辰野もほたる
で有名だ。
こんな美しい自然が残っている日本の原風景みたいなところが、原発によって壊された。
その原因も追究せず、まだ続けようとしている国と民の間に、大きなへだたりがある。
何を次の世代に残していけるか、真剣に考える時だ。原発よりも、ほたるのほうがいい。

♪好きよ好きよと鳴く蝉よりも 鳴かぬほたるが身をこがす

TKGとNSP

2012-06-12 08:18:01 | Weblog
昨日は月曜日なので、TKG(卵かけごはん)。
働きにいく人にとって、月曜日の朝はエンジンがかかりにくい。
そんなエンジンをすぐに元気にするのが、朝食、日本人の朝食と
いえば、やはり卵かけごはんが一番ではなかろうか?

昨日はその後はお店は「臨時休業」にした。
NSP・・・そんなフォークグループが昔あった!
♪夕暮れどきは さみしそう とてもひとりじゃ いられなあい~

昨日はNSP(日本再生プログラム推進フォーラム)というNPO法人の
全国交流会が押上であった。スカイツリーを見学して、絵温故知新よろしく、
新しい街と古い下町を歩きながら、「今」を語りあおう、みたいなイベント。
無駄のない縁でそこの会長とは、10年以上もつきあいがあるので、特別講演を承諾して、1時間
しゃべった。その後会長や同志の人たちと質疑応答をした。もともと、自分が歩いてきた道を
振り返ることをしない正確なうえ、方向音痴と先天的な健忘症がひどく、「いつ、どこでなにをしていた」
と理路整然といえるものが、頭の中にない。

ツリーの最上階から東京の街を見た。遠くサンシャインが見えた。一番長く住み仕事をし、遊んでいた「ブクロ(池袋)」だ。
その左手に摩天楼の新宿が見える。そこから錦糸町界隈までは、ほんとうに、ビルビルビル。押上界隈を見たら、
北十間側に面した浅草通りの先に、十間橋が見えた。サカサツリーをシャッターに収めようとするカメラマン
たちが、小さく見えた。そのバインダーの先の客体の中にいる不思議を感じながら、左のほうに目をやると、
天真庵が見えた。押上小学区付近に目を移すと、「木密地帯」が見えた。防犯のためには、危険だといわれている
地域だけど、ビルビルビルの界隈よりは、人間が住むにふさわしい地域に見える。徳川家康が江戸を開いて400年に
なるけど、江戸らしい東京は、希少な聖地でもある。江戸にもどることはできないけど、日本人や芸術家や文人墨客が
一番輝いていたころに波動をあわせてみると、古いも新しいもない「ホンモノ」の真髄にふれることが多し。

講演が終わって、全国から集まった多士済々なリーダーさんたちと長屋の街を通って、天真庵まで歩いてみた。
ちょうど英語の岩本先生の長屋のところにくると、おどろいたネズミが、家の上の電線をあわてて渡って、向かいの
家へ逃げていた。「なんだかしらね~けど、おれたちの住む場所も、かしましくなりあがった」
といっているみたいだった。安心して暮らせる場所、安心して仕事ができる場所・・・そんなあたりまえの「場」
を、まじめにみんなで考える時代まで、日本人がおいこまれた。ひとりひとりの「これからの一歩」が大事。

今日は「英語で蕎麦会」
岩本先生が、ニコニコしながら英語を教えてくれる。新人も登場。
この夏に、岩本家にも新人が誕生する。
温故知新。100年くらい続く塾にしたいと思う。論語の会が17年、英語が12年
くらいになる。


新茶はいいね~ ♪夏もち~かずく 八十八夜 

2012-06-10 08:06:24 | Weblog
昨日、bunkanの夏樹くんオが、静岡の新茶をもってきてくれた。
界隈のカフェの人たちは、お茶のこころがあって、いい。
夏樹くんが企画したスタンプラリーで、彼のお店の常連さんの
みかんくんが、がんばったで賞?の賞品の「無茶しぃの会 招待券」を
ゲットしたらしく、近くお茶を習いにくる。
先週の木曜日は表参道の織田流煎茶道のお稽古で宇治の新茶を飲んだ。

今月末あたりから玉露の新茶も出番になる。星野村からも、めちゃくちゃ
美味い玉露が届く予定だ。とても楽しみ。
こんな季節にお茶がない状態を「そんな無茶な」といった。

食べ物や風物に「季語」がなくなりつつある昨今、
日本人に生まれた以上は「今年のお茶はうまいね~」なんていう余裕がほしい
ものだ。昨日は、織田流煎茶道の先輩で、ぼくよりはやく看板娘になった女性
が蕎麦を手繰りにきて、二階の煎茶道具を見ながら談論風発の時を過ごした。
ぼくのお茶会には、男性が少ないけど、美人で若い彼女がやると、きっと
草食系の男子も、あまたやってくるかも?近々企画をしてみよう。

明日の朝は「卵かけごはん」
明日は、特別講演をお願いされたので、昼間の営業はお休み。
夜は「易の勉強会」
火曜日は「英語で蕎麦会」

スカイツリーに初挑戦?

2012-06-09 08:43:08 | Weblog
あこんどの月曜日に、スカイツリーに上ることになった!
NPOの日本再生なんじゃらフォーラムとかいう人たの全国大会が
押上で行われることになり、講演の白羽の矢が飛んできたので、それを
受けたら、「どうぞ、ごいっしょにスカイツリーにのぼりましょう」
ということになった。昨日その担当の人たちが来店し、正式にそうなった。
「空から」、この街を見た後に、「この街のこれから」でも話すとしようか?
月曜日は「卵かけごはん」が終わったら、休業。夜の「易の勉強会」
はやります。

今朝はあいにくの雨模様。週末はたくさん珈琲豆の注文がくるので、蕎麦をばんばん
打って、これから、珈琲豆をせんべいやのじいちゃんよろしく、焼き続ける。
夏場は水だし珈琲用に、マタリとかマンデリンを焼く回数が増える。
うちの水だし珈琲を、バニラアイスにぶっかける阿保守(アホガード)が、今年は
かなりのペースででてきた。「くせ」になるなにかがある。マタキタクナール?
マタノミタクナール?
今朝のちゃぶ台には、島源のあじのひものが並んだ。ぼくの大好物。日本で一番うまいひもの。
隠居したら、朝からこれでいっぱい飲りたいと、いつも思っている。

若い女性をターゲットにした「スウィーツ」とかいう雑誌に、天真庵とspice cafeが
紹介された。浴衣美人がきて、先月撮影されたものだ。花のある女性のモデルがかわいらしい
浴衣姿でこられると、うらぶれたシャッター通りの十間橋通りも。「ハレの日」になる。
7月28日は、隅田川花火大会。浴衣でライブを・・・という企画も5回目になる。

♪どじょうがでてきてこんにちは・・

2012-06-08 08:10:42 | Weblog
川の中で土とたわむれながら、飄々と生きる・・・
どじょうには、そんな無為自然な神仙思想の代表みたいなイメージがある。
ぼくらの国の代表である「どじょう」には、国民からも時代を変える
多大な期待がかかっていたけど、期待はずれに終わりそうな感がつよくなった。
最近は「どじょう」改め、「そばやの釜」とかいわれているらしい。
関西では「うどんやの釜」という。「ゆー(湯)だけ」、という意味だ。

ツイッターとかfacebookの登場で、誰もが勝手気ままに発信できる世界ができて、
それはそれで、世の中を少し変えてきたけど、「ゆーだけ」の薄っぺらな人間を
増やし続けているようにも思う。陰陽ではないけど、何事にも両面があるものだ。
どじょうではなく土壌、つまり土台をしっかりつくっておかないと、いろいろな
洪水に流されそな昨今。

今日は「土をこねる日」。「こねる」という雑貨の女主人・まいかさんがやてきて、
ねんどを楽しむ会。天真庵デビューが幼稚園だったみくちゃんも小学5年生になり、
元気にこの会に参加している。ネットなどで「つながってる」という感覚は大事だけど、家族
みたいに、どななことがあっても、現実の世界で「ずっと続く」という「繋がりの強さ」のほうが、
時代的には、もっと大切ではなかろうか?この会は「家族」を感じられる会で毎月が楽しみ。
「今起きた・・・ボリボリ」とかいうつぶやきに反応する関係は、実際に風邪をひいても
お見舞いにくることもないし、「今死んだ・・・ボリボリ」になっても、「イイネ」で終わって
しまうようなもんかも?

庭に植えたみょうとなすが、元気に成長している。「土」というのは、
ほんとうに、「すごい」と思う。都会で住んでいるぼくらの足の先にも、
きっと先人から遺伝されたものが根粒として残っていて、「土」を求めて
いるはずだ。今は、そんな時代ではなかろうか、と、ふと思ったりする今日このごろ。