長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

押上ブラ

2012-01-13 08:13:26 | Weblog
なんか、女性の矯正ブラを想像させる。
昨日は休みだったけど、銀座をブラブラした。つまり銀ブラ。
でも、本来の銀ブラは、「銀座でブラジルを飲む」のが、由来らしい。
そのうち、押上でほぼブラジルを飲むのを、「押上ブラ」といわれるように
なればいいな。

銀座では「上田宗箇」の「武将茶人の世界展」をやっている。
織部焼の古田織部も武将だったし、ぼくがやっている織田流煎茶道の祖の
織田有楽も武将であり茶人だった。
これから、いや今まさに戦国時代みたいな混沌とする乱世の中で、
「生きている」のか「生かされている」のか、死を境にする悲喜こものごも
の刹那の中にあるやすらぎ、みたいなものを、発見できたら幸せだと思う。
上野焼の名品や芦屋釜の名品が、キラリと光っていた。
ウエノヤキではない。福岡のアガノヤキ。芦屋も神戸ではない、福岡の遠賀川の下流の芦屋。


明日からは同じく銀座の黒田陶苑で渡辺愛子さんの「陶展」がある。
このふたつを梯子すると、日本の文化の流れがよくわかるに違いない。

銀座にいく前に、ギャラリーアビアントによった。
ぼくのHPのリンクの中にもある。今「墨だ!」みたいな書の
展覧会をやっている。文人たちの書が、ギャラリーいっぱいにかけられて
いる。書を見る、というよりも、時代を生きた文人たちに、生きざまを
みられている、というくらい、生きた書が飾ってある。
ぜひご覧いただきたいものだ。

今日は「ねんど」の会。うちの会の最年少のみくちゃんがくる。
彼女は「お年玉」から、ねんどの会の会費を払っている。
自腹を切る、身銭を切る・・・・一番大事なことや。

明日は「二階で落語かい」
千里家万馬くんが、笑わせてくれる日。笑いも大事やね。

明後日は「竹細工」
大分から、毎回竹名人がやってきて、いろいろ教えてくれはる。感謝。