長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

押上が、麹町に・・

2012-01-14 08:21:45 | Weblog
そんなことはないだろうが、昨年、たまたま始めた「味噌つくりの会」
の希望者が、去年より多い。そのうち、界隈が「麹町」と呼ばれるように
なるかも?311以降、みんなの「生き方」に影響を
あたえたことは、「自分でできることは、自分でなるべくやろう」
ということだ。「食育」とか、自給率がどうだと、かしましくいわれていたけど、
そんなに危機感はなかったけど、あの日以来、みんな少し意識を変えたに違いない。
「気づく」というより、気づかされた、というのが本音ではなかろうか?
2月に「味噌教室」を5回くらいやった。そして、3月から、週休2日にして、
月曜日に「卵かけごはん」を始めた。平飼いの卵とか、野菜を調達しに、毎週
田舎へいくような生活になった。

今年は、もう少しつっこんで、「土」に触れたいと思っている。そばを
やっていると、「土を喰らう」という領域まで足をつっこまないと、なんとなく
中途半端だ。

今日から銀座の黒田さんで渡辺愛子さんが「陶展」をやる。昨日は搬入が終わった
あと、お店に遊びにこられた。彼女は、押上に住んでいるが、窯は伊賀にある。
「半農半X」という言葉があるけど、「半マチ半ムラ」みたいな、理想的な
生活をしている。重たい「土」を。両方の土地へ往復させる苦労は想像を絶する
けど、本人は「人生の楽園をふたつもつ」という気概でいたって幸せそうだ。
そんな「幸せな二足のわらじ生活」みたいなものは、これからとても大事な
キーワードになってくるのではないかしらん。
今回の個展は、「六古窯」に挑戦したらしい。古人が「土」と「炎」で築いて
きた芸術を、彼女が追体験するようなおもしろい企画である。ぜひ、縁ある人
たちは、銀座の黒田陶苑にいってみるといい。

今日は「二階で落語かい」

明日は「竹細工」

月曜日の朝は「卵かけごはん」

火曜日が「英語でそば会」

水曜日が「かっぽれ」