長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

酒々井の蕎麦屋

2008-01-04 14:51:35 | Weblog
今日は天気がいいので蕎麦粉の調達を兼ねて、酒々井の蕎麦屋にいく。
大晦日は300人分以上の蕎麦を打ったという店主が、元気そうに
笑顔で迎えてくれた。
酒々井とは、その字があらわすように、お酒の伝説があるところ。
養老の滝みたいな話が昔から伝わっている地。

ここの蕎麦屋は、印旛沼の蕎麦を、石臼でその日の分だけを挽いて、供してくれる。なかなか慈しみ深い土の香りがする蕎麦粉で、天真庵もお店ができる前から、
使っている。

まず、そばがきとビールを注文する。ここのそばがきは「昔風?」で、
かいたそばがきを、そばつゆに浮かべてでてくる。それを「かえし」とわさびで食べる。このいっぴんで、ビールなら一本。お酒なら2合はいける。
続いててんぷらをつまみにして、お酒を飲んでいると、もうのどが「グビグビ」
と鳴ってくる。
しめは、10割のせいろそば。蕎麦湯もやさしく体に染みていく。
主人と蕎麦談義をしながら、盃を重ねていると、やさしい時間が、ゆるりと
過ぎていく。

明日からまた仕事だけど、休みの日の「昼そば」は至福の極地だと、つくづく思う。

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