日本酒の世界でもそんな冠をつけたものがあるけど、どれも
それを狙っているようで、にたりよったりのものが多い。
どの世界も「おすみつき」というのが、大事らしい。自分の五感を研ぎ澄まして
自分の座標軸の中で、「ものの価値」を評価できるようにしたいものだとつくづく思う。
水木二日間は、「卒啄珈琲塾」&「無茶しぃの会」だった。
もうすぐモカが入りにくくなりそうなので、その時のことを考えて、いりいろ新しい豆を試してみた。
昨日は「金賞受賞」みたいなことをラベルに印刷していたキリマンを焼いてもらった。
あまり期待していなかったけど、「これまでのキリマンは、さげまん?」というくらい、香りもコク
も、舌に残る丸い後味もいい塩梅で、梅雨のジメジメした空気を一掃するような味だった。
これなら「金賞」も値千金やと思う。
無茶しぃの会も、星野村の煎茶を楽しんだ。夏は井上春峰さんの京焼きの茶器が涼感を誘う。
軸も良寛。もとい、今は白隠の一行ものをかけている。横の掛け花に、桔梗の花を投げ入れてみた。
お茶受けは、島根の「栗たぬき」。山陰はとてもお茶が盛んなところ。いいお茶人がいる街には、いい
お菓子がある。旅をする自分のものさし。
今日は「ダメ中」。さきほど先生から中国語でメールがきた。チンプンカンプンだけど、
「おはようさん。今日は7時から天真庵で中国語の勉強会です。よろちく、シェーシェ」
みたいなことだ。
気はこころ、英語や中国語も、気はこころ。やさしさを広げていける人が活躍する時代。
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