長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

ダメ中

2011-12-14 14:19:18 | Weblog
今日は休みだけど、夜は「ダメ中」がある。
すこしまとまった珈琲豆の発送などがあるので、午前中はお店で
焙煎したり、発送の準備をしたり・・・
今年は30日までの営業、しかも30日は「年越し蕎麦」の受渡しだけに
なる。年末の感じがじわじわしてきた。

昨日は「お仕覆」のお稽古。昔から花器とか茶器、とくに茶人たちが
大事にしてきたものは、古布などをつかって、「つつみこむ」という
ことが習慣化されてきた。布の選びかた、組みひも、そして結び方といい、
奥深いものがある。旅にでるときも、そうやってお気にいりの茶器をつつみ、
旅の友にした。
昨日は、久保さんの新作の「ふたつきの茶器」で、三時の茶を楽しんだ。
きっと来年そうそうには、このお茶碗を旅茶碗にするお仕覆ができると思う。
椚の丸い盆に玉露を硯水泉でていねいにいれ、ふたをして20呼吸くらい
蒸らす。その間にお干菓子を食べ、ふたをすこしずらして、そこから甘露な
玉露をすする。「すすり茶」という。二煎茶はおちゃっぱが水分を含んで
いるので、こころなしかすくなくいれる。「ゆざまし」という道具を使う。
そして、最後はふたを開け、箸で茶葉をつまんで、酢醤油につけて食べる。
残すものがない。一物一体の思想のままで、すばらしい。

夜は「英語で蕎麦会」だった。
ここでも勉強が終わったあと、おひらきの直前に「玉露」をいれた。
お茶三昧な1日だった。

16日(金)は、「天真庵の忘年会」みたいなコンサート。
ギター じんじん フルート 坂上領
19時開場 19時半開演 4,000円(蕎麦会つき)
花火大会のライブをずっとおこなってくれている「じんじん」さんが
フルートと共演。とても楽しみな、天真庵の忘年会みたいなコンサート。

18日(日)は赤松林太郎くんのクラシック寺子屋「クリスマス・ピアノ・ライブ」
3000円(軽い蕎麦会つき)
クリスマスや年末は、林太郎くんのピアノがいい。





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