長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

今日で「味噌作り」も千秋楽

2016-03-03 08:54:34 | Weblog

味噌作りの最後の日。

毎日のようにこなしてやっと今年も千秋楽。

味噌は作った日がわかるように、めいめいが仕込んだ器を、その日の新聞紙

で包むようにしている。今日は3月3日。今年の暮れか来年にあける時に、タイムカプセル

のように懐かしくなるしかけでもある。今日の一面はアメリカ大統領の予備選のことが報じられている。

今日は5人なので、とっている朝刊では足らないので、近くの新聞配達店にいって、もらってきた。

そこの主人もうちの常連さんなので「おつかれさんでした」と反対にねぎらわれた。

昔は地方から東京にでてきて、新聞をくばりながら学校にいく、というのが「生き方モデル」の典型で、

ヨネクラボクシングジムのボクサーたちも、新聞配達をすると、入学、いや入ジム金が免除されたりしたけど、

今は昔。最近は外国からの留学生が大半を占めるのが現実らしい。「土台をつくる場所」みたいなものが、

どんどん消えていくんだなあ。

昨日は六本木にいってきた。昔庭のようにしていた芋洗い坂を降りたあたりにある。

よくいったスウィート・ベイジルというライブハウスも取り壊され、その後ろの墓場が丸見えで

時代の変遷を垣間見るような気がした。その近くの

hiromiyoshii ropponngiにて、白井晟一さんの展覧会をやっている。

日本を代表する建築家で、書は「文人の書」としては最高峰にある。

天真庵の二階のバンダチの上に「生」という白井さんの書が飾ってある。

「顧之書展」〜3月5日 (土)。13時〜19時。ぜひいってもらいたい。

「観音」という掛け軸に久しぶりにあった。天真庵の池袋に2年くらい飾ってあった書で

つい「おひさしぶり」と声をあけてしまった。

今日の夜は「おとこかっぽれ」

 


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