昨日はお昼は小春日和で、うらぶれた十間橋通りにも、人がでた。
IT企業の社長が、熊本からくまもんのクッキーを持って遊びにきてくれた。
友の遠方より来る、というのは、またうれしからずや、だ。お店がごったがえして
いたので、ゆっくり話はできなかったけど、元気そうでよかった。昔の取引さきの
方で、若いころからよくできた青年で、その会社の人たちとは酒を飲んだり、
ボクシングの観戦にいったり、ときには参加型の接待と称して、彼らにおいしい熊本
の郷土料理なんかを作ってもらいながら、談論風発の時を過ごしたことが、昨日
のことのように懐かしい。そのうち、熊本でも「普茶の会」をやれればいいな、
と別れ際に約束。今年は「出張蕎麦の会」を縁あるところでやる予定。京都
と福岡はほぼ決まり。
今日は「論語の会」こと、順受の会の事始め。20年目になる。
20年たつと、先生もぼくら生徒も20歳年を取る。
この会の先生の先生、故・岡田武彦(九州大学教授)が、最後の講演会の後、渋谷
の居酒屋で酒を飲んでいたとき、「年をとると、酒がうまくなります」といった
ことを鮮明覚えている。先生は陽明学の世界的な大家であられた。年齢に関係なく、こころに若さを持っていたり、好奇心
がいつまでもあって会うたびに新鮮なものを感じられたり、感動があったり
する人といおうのは、そんなことを感じる人であったり、またそんな人とふれあって
飲むと、酒がますます美味い。一般的には体力がおとろえた人は、気力や好奇心や
向上心もいまひとつで、話をしていてもおもしろくない人が多い。
がんばって、前者で生きたいと思う。順受の会の後に飲む蕎麦焼酎は、ますますうまく
なってきた。
いけない、「卵かけごはん」の時間が迫る。
明日の夜から「味噌つくり教室」
水曜日、木曜日は「自分で旧正月の年越し蕎麦を打つ会」 そばもんが界隈にふえてきた。
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