長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

一斗二升五合

2010-05-19 07:22:49 | Weblog
長屋茶房天真庵のHPに「墨東奇談」というのがあり、
そこに「江戸一」のことを昔書いた。
昨日のブログにも書いたけど、書の貞本さんとは
江戸一でよく飲んだ。2月に旅立ったワカも、BCN
という会社の発祥が大塚の三業地の中だったので、よく飲んだ。

江戸一の若大将は、ぼくと同じ年だ。昔からラクビーをこよなく
愛するアスリートで、時々天真庵に、大塚から自転車にのって
颯爽とやってくるほどだ。いつか仕返し、いや恩返しに、こちらも
チャリンコで江戸一にいこうか、などとたくらんでいるのだが、
そばやの釜(湯~だけ)状態だ。

昨日の書の会には、江戸一に30年くらい週5回くらい通いつめている
熱烈ファンの方が参加された。ぜったいに何度も顔を拝見したことがある。
そこに集う文人たちの話を楽しく聞くことができた。
もうひとり、Hくんが参加した。彼は、近い将来「蕎麦屋」をやる予定で
6月から、今もっとも注目されている神田のNで、修行する。
若いけどすごくストイックな人で、ときどき天真庵にやってくる若い蕎麦打ち人や
料理人たちも、みんな多士済々で、おもしろい人たちだ。

江戸一のカウンターに座ると、「一斗二升五合」と書いた短冊が飾ってある。
貞本さんが天真庵で書いたものだ。うちの二階にも飾ってある。
一斗(五升の倍で、ご商売)二升(升がふたつで、ますます)五合(半升で、繁盛)
つまり「ご商売、ますます、繁盛」の縁起をかついだものだ。

今日は「かっぽれ」
テレビ局の人が、「かっぽれを取材したいのですが・・」と昨日の夕方に
電話があったけど、これは、絶対に非公開なので断った。

金曜日は「ねんどの会」
まいか先生が押上駅前で始めた「こねる」は、開店したばっかりだけど
いろいろな人の集う「癒し場」みたいになってきた。
そんな忙しい中で、23日にやる「墨田ぶらり下町音楽祭」の中心的な
スタッフとしても、がんばってくれている。
Spice cafeで、カレーを食べ、天真庵でほぼブラジルを飲み、
こねるにいって、心身の疲れを癒す・・・「押上のゴールデン梯子」。




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5 コメント

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Unknown (たいじ)
2010-05-19 09:48:41
「ご商売ますます繁盛」ですか。
なかなか面白い掛詞ですね。
私もどこかにその言葉を飾りたいです。
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下町隠れ家マップ (ヒガ3塾)
2010-05-19 10:48:23
★天真庵さんへ

> Spice cafeで、カレーを食べ、天真庵でほぼブラジルを飲み、こねるにいって、心身の疲れを癒す・・・「押上のゴールデン梯子」。

→ こんな「ぶらり梯子」もいいですね。

押上周辺の「白地図」を来訪者に配って、自分で見つけた「隠れ家=お気に入りの店」を書き足していくのも、ありかも知れませんね。

21~22日東京です。感謝合掌
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Unknown (天真)
2010-05-20 07:20:16
>たいじくん
人吉天真庵のオープンの時に、
プレゼントします!

>ひがさん
なるほど・・・
自分の五感をつかって、行きたい道を
歩き、土縛霊かなんかと話をしながら
散歩・・・理想の散歩です!
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関西では (たが)
2010-05-20 11:39:39
関西では「春夏冬二升五合」ですね。
字面は「一斗二升五合」のほうがいいけど、ことばとしては「春夏冬二升五合」のほうがしっくりくるような気がします。

そうそう、知り合いから教えてもらったのですが、5/21 17:00 十間橋通りに「酒庵 酔香」という日本酒バーがオープンするらしいです。
http://www.shuan-suiko.com/
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Unknown (天真)
2010-05-20 20:48:08
貴重な情報ありがとうございます。
明日、こっそりとのぞいてみます!
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