長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

下町ぶらりおん

2009-05-07 06:54:31 | Weblog
これでもか、これでもか、と毎日のように蕎麦を打ち、
珈琲を焙煎し・・・の一週間が無事終わった。
そば切り包丁と、のし棒を「ごくろうさま」といいながら、
手入れする。包丁は「ホホバオイル」を塗り、のし棒は「くるみ油」
を塗る。そして自分には、ごくろうさま、と、お酒を塗る。
カウンターで、染付けの盃で「花垣」を飲んでいたら、友だちが、着物を持ってやってきた。二階にいって、襦袢と着物をあわせてみる。ちょっと「遊び人風」な感じだが、ぴったりしていて、そのまま雪駄を履いて、向島界隈にでもいきたくなる感じ。やはり日本人には、着物がよく似合う。

向島といえば、「めうがや」さんという老舗の足袋や
さんがある。先月オーダーしていた足袋のひとつが届いた。
かっぽれの時に、はいてみた。自分の足にあわせた足袋をはいた
瞬間は、学生時代に京都の三条のくつやでイタリアのくつを始めて
買ったときの感動を超えている。これを4・5回はいて、洗濯して、
その結果を伝えた後に、残りの4足の足袋がつくられる、という塩梅だ。
なんとも、このインターネット万能な時代にあって、江戸時代みたいな
ゆっくりした時間の流れが、そのはきごこちといっしょで、ここちよい。

今日は、「休み」。
法務局にいったり、日曜日の「下町ぶらりおん」(墨田ぶらり下町音楽祭)
の準備のため、これから出陣。


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