長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

生まれて初めてのバイト

2009-04-05 06:49:39 | Weblog
先週母親の七回忌を迎えたユズが天真庵デビュー。
ちゃんと「まいエプロン」をもって、颯爽と登場。
まずは得意の掃除から始める。掃除機をかけ、テーブル
をていねいにふいた。おしぼりをまき、花器をテーブルにおいたり、
地パンを並べたり、手際よくこなしていった。まかないの「ナポリタン」
を仕込み、食べようかと思ったら、時間がギリギリになって、三組のお客さん
が表に並んだので、彼女だけが二階で食べることになった。
いきなり、社会勉強になる。もたもたしていると、食べることができないのだ。

二階でグループ展をやっている、般若君も角居君も頭がスキンペッド。
坊主がふたり、二階の禅寺みたいな空間で、ときどき大きな声で笑って
いるのも気になる様子。最初は恐る恐るしていたけど、じょじょに慣れて
いった。

夕方にジャズライブをやってくれる「荒武軍団」がやってきた。
ピアノの荒武裕一朗君、ベースはガルビッシュ似の清水君、歌姫は
下関出身の国貞雅子さん。
素晴らしいライブだった。先日PAをセッティングしてくれた
じんじんさんに感謝。天真庵がまた一段昇華した感じ。
先月明治神宮で挙式した田呂丸君のジャンベも一段と磨き
がかかってきた。
今は桜が満開。それぞれの人生に「個の花」が咲くような時代。
土を耕し、新しい種をまき、水をあたえ、実りを待つ。
「平成」というのは、「平たく成る」という言霊だが、平に
なった地面に、どんな種を蒔くか?それぞれが考えて、行動
に移す、そんな時代がきたように思う。

天真庵の一周年記念に、荒武君をよんでくれたワカも、元気に
ライブを楽しんでいた。15人のお客さんの中に、3人の坊主。
なんとも慈悲深い空間にジャズの調べが心地よく流れた。
天恩感謝。


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2 コメント

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Unknown (天真)
2009-04-06 06:30:39
メールのエールありがとう!
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ユズちゃんがんばれ! (かえる)
2009-04-06 03:24:50
私もしっかり大地を踏みしめないとなあ。。
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