長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

ほおずき市

2007-07-12 07:39:57 | Weblog
昨日アップできなかった写真。
南條先生の「寒山拾得」の絵にピッタリ。
この絵は、先生の作品の中では、色が派手すぎ?
というくらい派手。
2000年にニューヨークのソーホーで個展をやった時、描いたもの。
そのころ毎年のようにニューヨークにいっていたけど、テロが翌年あってから、
一度いったきり。

寒山(中国の唐の時代の詩人)の残した詩に
「白雲幽石を抱く」というのがある。よく禅の坊さんが揮毫したりする。

白い雲が、山や森を抱いて、水墨画みたいなイメージ。
この世にあるすべてのものを、包んで、万物が一体になったような姿。
清濁併せ呑む、一物一体(万物一体)、融通無碍・・・そんな意味合い
なものかな。

少しおおげさだけど、自然の中には、そんな大きな包容力があり、その自然に
もたれかかるような境涯の中に、「茶の心」とか「禅の心」みたいなものが、
あまねく存在しているような気がする。

今日は新宿の「夏の大茶会」にいく予定で、朝早くから仕事をしている。
もうひとつの仕事(長屋茶房天真庵)は定休日。
夕方は煎茶のお稽古。お昼はヨネクラジムで、汗を流す予定。
あいかわらず、欲張りな木曜日。

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