長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

青一髪

2012-03-23 08:15:49 | Weblog
「せいいっぱつ」と読む。長崎にそんな麦焼酎がある。
頼山陽の詩から命名されたらしい。海の青と空の青が混然一体に
なり、髪の毛一本でつながっている、みたいな超然とした詩。
白秋の

白鳥は悲しからずや海の青 空の青にも染まずただよう
を思い出した。

頼山陽は引っ越しが好きだったらしく、京都で何度も引っ越しをした。
最後に住んでいたところが、ぼくの通った立命館の近くにあった。
「山紫水明処」という。頼山陽と田能村竹田が交わした書簡の内容が
煎茶の世界を、そのまま伝えている。「一楽帳」。
そして、山紫水明処が、煎茶をやるのにふさわしい空間、だといわれて
いる。清貧に生きた文人たちが、まず自分が楽しみ、気のおけない仲間
たちと、お茶やお酒や食事を楽しんだ。
「無茶しぃの会」も、京都で無茶をした文人たちにあやかりたい、なんて
思う。
 
今日は「TQの研究会・元気の約束手形の謎解き会」
bunkanの若者たちがやってくる。彼らも二周年を迎え、
記念の「スタンプラリー」をやることになった。(今日から)
天真庵やspicecafeも、ラリーの対象店だ。
プレミアム賞品は、「ノックの帽子屋のフルオーダ券」(一名)
がんばったで賞に、うちの「無茶しぃの会一回無料体験券」も含まれている。

ノックの帽子屋といえば、明日の「ズームイン サタデー」の
朝7時くらいから、紹介されることになった。
昨日「無茶しぃの会」の準備をしていたら、関係者が立ち寄り、
そんな話をしていた。
楽しみだ。日本一センスのいい帽子屋。

♪京都三条糸屋の娘 姉は十六 妹は十四 諸国諸大名は弓矢で殺す 糸屋の娘は目で殺す
(頼山陽)

明日は「花のお稽古」
原田先生が31日に福岡の星野村のお茶会で花を生ける。4m近い
櫻を生けるらしい。この会にでるために、春休みをとります。

月曜日は「順受の会」
17年も続いている「論語の会」
歳をかさねるたびに、この会で勉強したことが、一段とおもしろくなる。
煎茶やお花にも生きる。そしてなによりも、酒がうまくなってくる。

30日はトリフォニーホールで「赤松林太郎のピアノ」がある。
チケットをまだ買っていない人は、急いで彼の「ブログ」から
購入すべし。

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