長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

珈琲道場熱烈歓迎

2012-09-27 08:30:58 | Weblog
そんな文字を短冊に落書きして、お店に張っている。
なんか中国語みたい。
昨日は大型新人ふたりが参加。先輩にアドバイスをうけながら楽しそうに
焙煎をしたり、ドリッパーで珈琲を入れたりしていた。
急に暑い夏が立ち去り、肌寒いような午前中、窓を開け広げ、焙煎を
するのは、なんとも気持ちがいいものだ。新人さんは、「ほうろく」でやる、
のが我が塾のならわし。

冬になると、織田流煎茶道では「番茶手前」というのを
やる。ほうろくに煎茶を入れ、火で煎りながら、煎り番茶をつくる。茶室の中
が緑たっぷりの煎茶の香りにつつまれる。なんとも風流な手前。
京都の料理屋では、よく煎り番茶がでてくる。口の中がすっきりして、料理の
味が素直に伝わる、という理屈である。それと、煎り番茶には、血圧を下げたり、
余計な脂肪をつけさせないような効果もある。冷蔵庫なんかにしまってほったらかしにした
煎茶などがあると、フライパンにのせて煎ってみるといい。

今日も午前中が「卒啄珈琲塾」で午後が「無茶しぃの会」それが終わると、
表参道に行って、自分のお茶のお稽古。たぶん今日あたりから、「番茶手前」
が始まるかも。
自然の移り変わり、季節季節の風を感じながら、お茶を飲む。
こんな贅沢で、幸せな時間はない。日々是好日に感謝。

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