長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

敗戦記念日に思う

2014-08-15 08:49:25 | Weblog

まだ時速というか自足4kmくらいでお遍路をしているような感覚だが、

なんとか今朝は元気に蕎麦がうてたので、12時に開店できそうだ。(今日から営業)

今日は69回目の「敗戦記念日」。世の中は、また戦争に向かって進んで

いくような感じだけど、アホなリーダーたちにに洗脳されないようにしっかりと

生きていきたいと思う。

今回四国の旅で、明治時代の文人であり、気骨の反戦論者の故・「安藤正楽」に

出会った。日露戦争の英雄だった秋山好古も、戦後は愛媛の中学の校長を

やっている時、「戦争はしないほうがいい」と教えていたらしい。そして北欧みたいに

農業をもっとまじめにやっていく国にしたほうがいい、と子どもたちに諭していたという。

安藤翁は、石碑に「戦争根絶には、忠君愛国の4字を滅すべし」と刻んで、

一年間、牢獄の憂き目にあったらしい。よくよく考えることもなく、「自分のもの」

だとか「自分の国」だとか「その国の領土」とか、けつめたのちっさいことをいいあらそって

いるので、いつまでたっても争いが絶えない。

親も兄弟もお金や家や財産・・・みんな「借りもの」だ。必要な時に神様が貸してくれている、

と悟れば、なんいも不要なものはほしいなんておもわないはずだ。この星にある生きとし

生けるものもみんな仲間であり、ほんの束の間の借り物の旅人。いずれや短い一生を

終えて、「ふるさと」にかえって永眠する同志。

唱歌「ふるさと」って、そんなことを歌っている歌だと思う。

今回の旅で星野村の木工屋さんで、素敵な額を買った。

お店に飾ってある元看板犬の元気の写真をその額に入れてピアノ

の上に置いた。犬は死んでも生きている。人間も死んでも生きていく。

戦争という愚かなもので犬死だけは、願さげにしてほしいと思う。

 

 

 


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