まだ時速というか自足4kmくらいでお遍路をしているような感覚だが、
なんとか今朝は元気に蕎麦がうてたので、12時に開店できそうだ。(今日から営業)
今日は69回目の「敗戦記念日」。世の中は、また戦争に向かって進んで
いくような感じだけど、アホなリーダーたちにに洗脳されないようにしっかりと
生きていきたいと思う。
今回四国の旅で、明治時代の文人であり、気骨の反戦論者の故・「安藤正楽」に
出会った。日露戦争の英雄だった秋山好古も、戦後は愛媛の中学の校長を
やっている時、「戦争はしないほうがいい」と教えていたらしい。そして北欧みたいに
農業をもっとまじめにやっていく国にしたほうがいい、と子どもたちに諭していたという。
安藤翁は、石碑に「戦争根絶には、忠君愛国の4字を滅すべし」と刻んで、
一年間、牢獄の憂き目にあったらしい。よくよく考えることもなく、「自分のもの」
だとか「自分の国」だとか「その国の領土」とか、けつめたのちっさいことをいいあらそって
いるので、いつまでたっても争いが絶えない。
親も兄弟もお金や家や財産・・・みんな「借りもの」だ。必要な時に神様が貸してくれている、
と悟れば、なんいも不要なものはほしいなんておもわないはずだ。この星にある生きとし
生けるものもみんな仲間であり、ほんの束の間の借り物の旅人。いずれや短い一生を
終えて、「ふるさと」にかえって永眠する同志。
唱歌「ふるさと」って、そんなことを歌っている歌だと思う。
今回の旅で星野村の木工屋さんで、素敵な額を買った。
お店に飾ってある元看板犬の元気の写真をその額に入れてピアノ
の上に置いた。犬は死んでも生きている。人間も死んでも生きていく。
戦争という愚かなもので犬死だけは、願さげにしてほしいと思う。
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